第61話 かわらのこいし~破壊のメイド天使、爆誕!!
目にしていただきありがとうございます。
幽鬼の如きオーラを背後から漂わせ、リナは手にした木刀を振り上げる。視線は僕に固定したまま動かない。結果、自然と目と目が合う格好となった。相変わらず笑っているけど、そうではない視線。全身に鳥肌が立ち、耐えられず僕は目を逸らしてしまう。そのことが、更なるお怒りを買ったらしく背から発せられる物騒な気配が尚、強まった。
「ひ、ひぃぇっ……って、あれ?」
僕がその変化に気付いたのはその時だった。
「な、なんか……、また光ってないか?」
震える指先をなんとか伸ばす。指し示す方向はリナの身に付けているメイド服。どう見ても先程と同様に淡い光を放っている。リナの注意を惹くべく僕は声を絞り出すが、取り付く島もない。『誤魔化そうとしても無駄』、僕に向ける視線が何よりも、そう物語っていた。
「いや、本当なんだ。見てみろって……」
「そうやってまた、誤魔化す……。え、ちょっ、ちょっと!?」
全身くまなく広がる粒子の輝き。流石のリナも僕の言葉に嘘偽りがないことを悟る。驚きと不安の色を帯びた瞳で自身を見回した後、救いを求めるかのように上目遣いで僕を見つめている。そんな彼女の視線に一度だけ頷き返して僕は、そっと手を伸ばす。
「待ってろ、僕が今……くっ!?」
華奢なリナの肩の上に、僕の指先が触れる。するとまるで、僕がそうするのを待っていたかのように光は激しく明滅し、リナの全身を柔らかく包み込んでいった。
「一体、何が起こるっていうんだ!?」
目を開けていることが出来ず瞼を閉じ、リナに触れる手とは反対の腕で視界を覆う。その時間は僅か数秒にも満たない程度だった。すぐに腕の隙間に差し込む光の加減から辺りを迸る閃光が収束したことを知る。僕は目元を塞ぐ腕を払い、静かに瞼を開き始める。周辺に輝きの残滓が漂っているが、目を開けていられない程ではない。少しずつ広がる視界の中、最も大切な人の姿を探し求めていく。さらりと流れる長い黒髪が映った。視点を僅かばかりずらし、その全てを瞳に映し出す。そこに飛び込んで来たのは……。
「巫女さんが……いる!」
「ふへっ?」
重々しく開く僕の口調とは対照的に素っ頓狂な声を上げるリナ。自らに起きた変化に現実感が抱けず瞳はどこか虚ろだ。
それも仕方ないかもしれない。リナの身に付けている服装がいつものメイド服とは全く異なるものになっていたからだ。お約束の緋色の袴、白雪のように清楚な小袖が風に揺れていた。よく見ると所々に切れ込みが入っていて、チラホラと肌が露出している。控えめに開かれた胸元と微かに除く脇の下が、ちょっとエロい。ガン見したのは男の 性だ。許して欲しい。
「だが……、一つ解せない」
オロオロと取り乱しているリナを尻目に、僕は唇の下に指をあて思考の海へと身を投じる。つい先ほどリナは“サポートメイド”から“竜魂天使”に昇格した。そう、“昇格”だ。それはつまり、“巫女”が“メイド”より上位、と謳っているようでもある。
「バカな!? “巫女”も“メイド”も甲乙つけがたい。どちらかが上だなんて……」
——ありえない!
と、一つの結論に到達する。ならば、この事象はなんだ?
浮かぶ疑問に対し、すぐさま閃きを覚える。漫画やアニメで表現するなら、今の僕の頭上には電球が浮かんでいることだろう。
「“衣装変化”か!?」
確か説明文には【主の望む姿に思いのまま変えられる~】、との記述があった。これで納得、リナは“主の望む姿”とやらに姿を変えたのだろう。
「だが、まてよ。 “主”、って何だ? 確かリナの今の立場、って……」
ここで、僕の脳裏に新たな疑問符が浮かぶ。リナは“サポートメイド”として転生した。その役割は、僕の支えとなっている。加えて述べるとリナは僕の“だいじなもの”としてリストアップもされている。
(うん? 何か引っかかるな……)
喉につかえる魚の骨のように何か気にかかる。
(えっと……、“衣装変化”は主の望む姿に変えられる、っと……)
一つ一つ情報を落ち着いて整理していく。途端に頭の中がクリアになって、僕は少しずつ解へと近づいていく。
(リナは僕の“だいじなもの”になっていて、“サポートメイド”として僕に仕える立場にある……)
——つまり……。
(“主”は“僕”……)
冷たい汗が一滴、背筋を流れる。
(そういえば、リナの服が明確に変わったのは……)
——僕がリナの肩に触れた時……。
(と、いうことはリナの 巫女服は僕の望み?)
全身から血の気が引いていく。今の僕の表情は、さぞ青ざめていることだろう。
恐る恐る顔を上げ、正面へと目を向ける。
目の前には小首を傾げ、ニッコリと笑みを浮かべる美少女メイド改め、美少女巫女さんが立っていた。その右手に、しっかりと木刀を握りしめて、だ。
「答えはでたのカナ? 名探偵サン♪」
「は……い、……ごめんなさい!」
「だ~め、ゆるしません♪」
「ひぃっ!」
深々と平謝りする僕に慈悲など微塵もなかった。眉間めがけて振り下ろされる木刀の一振り。素早く横にステップし、難なく回避成功。渾身の一太刀を躱された悔しさからかリナは僕を、キッと睨みつける。
「大人しく斬られなさい!!」
「断固拒否する! 僕はまだ死にたくない!!」
切り上げ、袈裟切り、横薙ぎ……と次々に繰り出されるリナの剣を全て回避。悪いが剣の腕なら僕の方が数段上。あたることなど決してない。今にしてわかる。いつも僕の頭を叩くあのハリセン。女神特製ということからも尋常ならざる命中率補正があるに違いないのだろう。が、今リナの手に握られている木刀は種も仕掛けもないありふれた一品。例え千回、攻撃されたところで命中することはありえない。
「待ちなさーーーいっ! 変態、痴漢、エロ魔神!! いい加減、観念しなさい!!!」
「どさくさに紛れて変な呼び方するな!!」
頬を真っ赤に膨らませたリナを背にして逃走する僕。レベルが僕を上回っていようがスピードは僕の方が上、追いつけるわけがない。
ちなみに今の二人のステータスはというと……。
先ほど、リナに見せてもらったステータス画面を記憶の中から呼び起こす。スキルに関しては特にレベルの上昇はなかったので、割愛しておく。リナはここ数日、自分では戦闘をほとんどこなしていないため、当然のこと。僕の場合はどうも、ただ戦闘するだけでは、これ以上スキルレベルの上昇は見込めないようだ。
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キョウマ・アキヅキ
種族 転生人
職業 竜魂剣士
LV 41
HP 1229
MP 524
STR 622
VIT 554
AGI 624
DEX 557
INT 181
MND 244
LUC 305
スキルポイント残 604
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リナ・アキヅキ
種族 転生人
職業 竜魂天使
LV 50
HP 905
MP 1133
STR 261
VIT 263
AGI 393
DEX 393
INT 983
MND 864
LUC 270
スキルポイント残 693
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と、まあこんな具合。
魔法戦闘特化のリナが木刀を振り回したところで、物理戦闘特化の僕に通じるわけがない。火を見るよりも明らかなのだが、どうも自らの手で一発、僕に報いなければリナの気は収まらない様子。背中に突き刺さる殺気が本当に怖い。
「もうっ! ホントに怒ったんだから!!」
剣では敵わない。悟ったリナは木刀を手放し、いつもの“てっぽう”に持ち替える。すると、再び衣服が輝き始め瞬く間にメイド服へと姿を戻す。
「嘘!?」
「ん? どうやら武器によって衣服が変わる仕様、と見た。まてよ、ということは……」
僕の脳裏に再び閃きが走る。
「ステッキとか持ったら魔法少女にも、なったりして……」
静かに目を閉じ何度も僕は頷く。
(さっきの巫女服から察するに、フリフリのフリルのついたエッチぃ服に違いない。肌の露出も結構あって……うん、そうだ、スカートは間違いなく凄く短いハズだ!!)
魔法少女姿のリナが目に浮かぶ。一人、妄想にふけっていると殺気混じりの声が背後から伝わってくる。
「なに、エッチなこと、考えているのカナ? オ・ニ・イ・サ・マ♪」
「バカな!? 声には出していないはず!」
「あ~っ!! やっぱり、そうなんだ!!!」
「しまった、こんな単純な手に引っかかるとは!?」
「兄さんの考えている事なんてお見通しです!!」
幾つもの弾丸が背後から襲い掛かる。時には頬を掠め伝う赤い血の感触。遠慮なんてものはない。炎に氷、複数の魔力弾を遠慮なしに僕めがけて撃ち込んでくる。間違いない、本気で僕を行動不能に追い込むつもりだ。
「くっ! ハクーーーーッ!!」
巻き添えを食らわすわけにはいかない。この状況下でも寝息を立てている相棒子竜をスライディングで回収し抱きかかえることに成功。勢いのまま起き上がり、地を強く蹴る。
「あれ?」
異変はすぐに訪れた。
(リナの攻撃が止んだ?)
弾切れ、ということはないはずだ。警戒を維持しつつ振り返ると“てっぽう”を下げるリナが映った。僕の視線に気づくと、瞳を揺らして睨み返してくる。
「卑怯!!」
「えっ?」
「ハクちゃんを盾にするなんて、卑怯!!」
ハクを抱いたまま立ち尽くす僕にリナの非難を込めた視線が突き刺さる。そんなつもりではないはずが、どうもリナには僕がハクを人質にしているように映ったらしい。ちょっと失礼だ。
「盾になんかしないって! けど、ハクが目を覚まして今のリナを見たら間違いなく怖がると思う。だから、そろそろ機嫌を直してくれないか?」
これは賭けだ。が、悪くはないはず。大事な相棒を利用していることに少々、胸がチクリと痛む。僕は罪悪感を表情に出すことなくリナを見つめる。ひと時の逡巡を経てリナは重い口を開いた。
「ねえ、兄さん? 今すぐ、ハクちゃんを収納空間に逃がしてくれる?」
「それって、つまり……」
許すつもりはない、ということだ。僕の魂に退避した場合、感じた恐怖の一端をハクも共有することになる。リナはそれを危惧したのだろう。収納空間に逃がすよう伝えてきたのはそのためだ。そこなら僕の体験を共有することはないからだ。
「うぐっ……断る、と言ったら?」
リナは目を細めて柔らかな笑みを浮かべる。飛び出す言葉は流石の僕も耳を疑う内容だった。
「……し」
「えっと……、リナ?」
「河原の小石……、今晩から兄さんのご飯は全て“河原の小石”にします♪」
「えっ、ええっ!?」
リナの言葉をすぐに理解することは出来なかった。楽し気な口調と反する言葉の内容はあまりにも差があったせいか余計、意味を解するのに時間をかけることとなった。
(今、“かわらのこいし”、って言ったよな?)
かわらのこいし
カワラノコイシ
KAWARANOKOISHI
……
…………
………………
「って、いやいやいやいやいや、それはいくら何でもあんまりだろ!!」
逃げることも忘れて僕は、唾を吐きながら思わず叫ぶ。不満を込めた僕の視線にリナは小首を傾げ、ただ笑みを浮かべる。
「安心して♪」
「……」
「火は、ちゃんと通すから♪」
「……『火は』って、そういう問題じゃないだろ!!!」
「大丈夫!! 小石がちょっと溶けるくらい、アツアツにするね♪」
と、リナはこれでもかという程の満面の笑みを浮かべる。
(『大丈夫』、じゃねぇぇぇえええええええええええっ!!!)
駄目だ。これはもう本当に無理だ。交渉しようなどと考えるのは愚かな行為だ。リナの要求に屈した僕は言われるがままハクを収納空間に逃がし、アクセル・ウイングを展開して全力で逃走。もう逃げる以外の手段は残されていなかった。
実を言うと、本当は僕にもまだ切り札があった。そのとっておきの手札の名は“風呂”。そう、拠点の入浴権のことだ。各施設の稼働に関する権限は全て僕にある。僕が少しの命令を飛ばすだけでリナから入浴権を奪うことができる。が、その手は余りにも愚策、そのようなことをしてしまえば、本格的なケンカに発展し泥沼化してしまう。
今僕にできる最善の結末は、このまましばらく逃げ続け適度にリナのストレスを発散。最後は僕が折れる展開が理想的。ある程度、リナが疲れてくれれば最後に僕が受けるダメージも多少は緩和できる、という打算もあるけど……。
「ここまで来れば少しは時間が稼げるだろう……」
時間にして数分。随分と遠くまで来たはずが、どうにも落ち着かない。僕の本能が警戒を解くな、と警鐘を鳴らしている。
「クスクスクス、兄さん、み~つけた♪」
「なっ!?」
突如、頭上から響く声。見上げた先には予想通りリナの姿が映った。満面に浮かぶ笑みがかえって不気味に思えてならない。もっとも、今注意すべきは、そこではない。想定外のところにある。
「リナの背に翼……だと?」
天使の翼を背に宿したリナ。空を飛んで僕に追いついたことは明白。純白の羽根が一つ僕の前へと舞い降りる。幻想的な光景にも関わらず僕には何だか、最後通告のように思えた。
「“竜魂天使”は伊達じゃない、ってか?」
天使を思わせるリナの新たな力。純白の翼はどうやら、僕のアクセル・ウイングよりスピードは若干劣るものの飛行能力は大きく上回っているようだ。
「観念してね♪」
リナの手にした“てっぽう”の銃口が僕を捉える。漂う魔力から冷気と炎、相反する属性の魔力弾を続けざまに撃つつもりのようだ。僕という獲物を前にしてリナは双眸を、ゆっくりと細めている。どうやらリナは気付いていないようだ。一つ重大な過ちを犯していることに!
「リナ、一つだけ言わせてくれ!」
「な~に? 言い残すことが決まったの?」
「……ああ」
重々しく頷く僕にリナは笑みを浮かべる。その余裕がいつまで持つのか。僕の口端が僅かに吊り上がる。
「その位置だとスカートの中が……丸見えだ!!」
「なっ、なななななななななっ!?」
そう丸見えなのだ。すらりと伸びる健康的な太もも、そして更にその先。太陽を背にしているため、逆光が幾分邪魔している点を差し引いても瞼に焼き付けるには十分過ぎる程だ。
(ふっ、今日は“白”か……、どうやら例の“黒”ではないらしい)
咄嗟に手を当て隠すが既に遅し。僕の脳内フォルダでは厳重に 保存された後だ。こうなってくると、顔を真っ赤にして俯き、肩を震わす仕草もなんだかとても可愛らしい。
(まてよ、これってもしかして地雷か!?)
——ジャキッ!
耳に馴染んだ“てっぽう”を構える金属音。かつてないほど強大な魔力を感じる。僕の視線の先には唇を引き結び涙目で睨み返すメイド天使がいる。リナは本気だ。本気で僕を撃つつもりだ。
「クスクスクス、ち~っとも、反省していないんだね、兄さんは?」
「あっ、いや、それはその……ごめんなさい!!」
「ふふ、クスクスクス。わたしね、竜魂天使に感謝していることがあるの」
「へ、へぇー……。そっ、それは?」
「知りたい?」
生唾をゴクリと飲み込み、僕は一つ頷く。その反応を待ってましたと言わんばかりにリナの口元が緩む。
「エッチで変態でダメダメな兄さんを、思いっきりコテンパンにしてあげることができるの♪」
笑みを合図にリナのかざした“てっぽう”がみるみる巨大に……というより変形していく。一回り、二回りなんてものには収まらない。リナの身長よりもずっと大きい程。
「なっ何なんだ! そのメガでバズーカな殺戮兵器は!?」
確かそんな武器が出てくるアニメを幼い頃に見たことある気がする……というのは正直今どうでもいい。重量感たっぷりの砲身を軽々と引っ提げリナは不敵な笑みを僕に向ける。“てっぽう”の巨大化に反比例して縮まるリナの衣服の表面積、かなり凄いことになっているも拝む余裕は正直に言って今の僕には無い。
(死ぬ、って! そんなの撃たれたら冗談じゃ済まないって!!)
両手を前に振る僕にリナはクスリと微笑み引き金に指をかける。
「オ・ニ・イ・サ・マ?」
「は……い……」
「てんちゅう♪」
——ちゅどーーーーーーーんっ!!!!
その日、ギャグ漫画さながらの爆撃音が辺りを震わせた、という……。
【リナは固有魔法、“究極破壊砲”を習得しました】
勘弁してほしい……。
.
◆
翌日
孤独の回廊から比較的、近くにある集落は喧騒で包まれていた。いつもは周辺の魔物の討伐に勤しむ冒険者達もこの日は外出を控え、情報交換に明け暮れる。昨日、前触れもなく起きた爆発音。大きく抉られた山肌の一部からは奥の景色が覗かれる程。新たな魔物の襲撃か、それとも神か悪魔が放った人類抹殺の狼煙なのか、狙われたのは誰だ、と多種多様な憶測が飛び交った。
口ひげを生やした強面のとある冒険者が言う。
「お前、聞いたか? 昨日、山の一部が消えたってよ!?」
武骨な鎧を着こんだ別の冒険者が兜を脱ぎ捨て言葉を返す。
「聞いた、っていうより見たな、俺は。山の斜面が、バックリとくり抜かれてるみたいに穴が開いててよ! あれは、どうみても自然災害じゃねぇ。明らかにとてつもなく大きな魔法……、誰かの仕業に違いねぇ」
痩せた中年の男が手にしたグラスを置いて語りかける。
「『誰か』って、誰だよ? あんなこと出来る奴なんてそういないだろ? となると……」
「「「噂の魔王、って奴か!?」」」
最後は三人揃って声を震わせる。と、側を早歩きですり抜けていく二人組がすれ違いざまに呟く。
「すみません」 「ごめんなさい」
「「「ん?」」」
訝し気な視線で二人組を追うが姿はそこに既になかった。「まあ、いいか」と誰かが口にし再び話に花を咲かせる。
「ふう~」
逃げるように立ち去った二人組の一人が溜息をつく。正体は当然、キョウマとリナ。
「何だか大変なことになったな」
「う~っ、だって兄さんが……」
口を尖らせたリナの上目遣いに、やれやれとキョウマは苦笑する。
「まあ、何にしても……」
「うん、そうだね」
二人は顔を見合わせて頷き合う。
「リナが」 「兄さんが」
「「悪い!!」」
指を指し合う二人に、事情を知らない子竜は「キュイッ?」と可愛らしく小首を傾げるのであった。
お読みいただきありがとうございます。
おバカな回となりましたが作者的には重要な回のつもりです。オマケ扱いにしなかったのもそのためです。
次回もお読みいただければ幸いです。




