9.仲間心配
「兄貴、心配したんですからちゃんと終わったら帰って来て欲しいです」
「……私も心配しましたよ」
自分の部屋へと辿り着いてやって来たのは、ネフィーとイスカさんの2人。ネフィーは頬を膨らませて怒りを存分に表現していて、イスカさんはジト目で思い切り僕を睨み付けている。
「兄貴。弟分にちゃんと説明するのは必要です! ですから、私にちゃんと説明を要求するです!」
「あぁ、分かった。悪かった。僕が悪かったよ」
「そうデスね。弟分とは言っても、肝心な時に居なければただの自己主張の激しい人物でしかないデスからね」
「ムキ―! ミスロスさん、それは言わないで欲しいです!」
ネフィーはミスロスの挑発に乗って、そのまま引き付けてくれた。
「……ジー」
とは言っても、僕はこのイスカさんを説得しなくてはならないんだけれども。と言うか、視線がつらいです……。
その後、僕はイスカさんを30分ほど説得して、ネフィーを1時間ほど説得していたのだった。……はぁー、大変だった。
「ダークブルー・レーベンさん。準備はよろしいんですか?」
「ドクモ・デルに頼まれた毒発生準備はワによって、もう完了しました。毒を入れれば毒を放出する事が出来ますよ」
「よろしい。では、私も始めますか。
”テスカロテ大陸のヒュペリヒト毒汚染化計画”を」
ダークブルー・レーベンとドクモ・デルはヒュペリヒト近くの雪山にてそう言っていて、ドクモ・デルはダークブルー・レーベンの用意した毒発生装置に手を差し込む。
「――――――毒注入」
そして、ドクモ・デルは毒を流し込んで、大量の毒の煙を発生させていた。
この物語はここで打ち切りとさせていただきます。
理由は2つあります。1つは単純なネタ不足です。これ以上、どう物語を進行させれば良いか考えてはいたんですが、どうも自分の実力だと難しいようなのでこれにて終幕とさせていただきまうs。
2つ目は根本的な間違いです。実は『エンチャッター』は間違いで、正しくは『エンチャンター』が正しい表記だそうです。これ以上、自分の間違いを続けるわけには参りません。
読んでいただけた方は誠にすいません。この度はこのような形で打ち切りにさせていただきます事、心からお詫び申し上げます。




