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1人では戦えない僕と、仲間達  作者: アッキ@瓶の蓋。
第四部 戦火

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モンスター図鑑Ⅷ

モンスターNo.56【ダークブルー・レーベン】

 合成魔物(キメラ)。通称、『藍鴉』。

 『青鴉』、ブルー・クロウがやられた事により『鴉』の称号を得た女性。合成魔物の中でも、最低最悪の趣味を持つと言う事でブルー・クロウよりも『鴉』らしいとヴィシュヴェテル・アシェンダに言わせるほどあくどい趣味を持つ。

  海のような濃い青色の髪をショートカットで切っていて、薄い紫色の瞳の上に同じような色の眼鏡をかけた、どこか病弱そうなイメージが感じられる女性。身体全体が細く、華奢で、今にも折れて、死にそうなくらい病弱なイメージが感じられる。猫耳のような可愛らしい耳の付いたフード付きの黒いパジャマを着た女性。そしてその腰には髑髏のようなアクセサリーと、骨で出来た、と言うよりも骨を加工して作っただろう長刀を反対の腰に指している。

 一人称は『ワ』で、とにかく割り切った考えや区別した考えを好む。また、そう言った事が出来る者には好感を持ち、そう言った事が出来ない者には悪寒を覚えるらしい。

 自身は自ら攻撃するよりも裏で動いたほうがよっぽど良いと認めており、事実裏方に回って魔女帝国に良い成果をあげている。



モンスターNo.57【バブルドラゴンニュート】

 鱗型魔物。

 小さな身体とそれには似合わない無駄に大きい翼が特徴の魔物。小さな青い水の球を出すけれども、かなり弱い低級の魔物であり、成長するとバブルドラゴンと言う強い魔物になる。

 魔物使いが『後に強くなる魔物』としてこの魔物を選ぶ魔物使いが多々おり、一時期は野生のバブルドラゴンニュートがほとんど居なくなるという大事件にも発展した。



モンスターNo.58【ジューリ】

 人型魔物。

 蝙蝠を祖先に持っているため、一族全員が背中に蝙蝠の翼に似た物を生やしており、『吸血鬼族』と呼ばれる事もある一族の子供。

 金の甲冑を着た、背中に蝙蝠のような羽を生やした8歳くらいの男性。頭には兜ではなく、メガホンがくっ付けている。

 メガホンを使って超音波を増幅させて魔物を操る能力を持つ。ただし、本人に戦闘能力は限りなくない。妹であるエミリーの病気を治すためにヒストロリアのバグメタルを大量に取っていた。



モンスターNo.59【マッシュソチョウ】

 鳥型魔物。

 ヒストロリアに生息する、まったく進化しなかったモンスターの1体。

 頭にキノコを生やした鳥型の古代種のモンスター。古代種であるためか空を飛ぶ事は出来ない。キノコとは共存関係にあり、キノコを採られると死んでしまう。

 マッシュソチョウを研究している者達からは、これは鳥型モンスターの祖先であると言う学者と共存系のモンスターの祖先であると言う2つの声に分かれている。



モンスターNo.60【ゴキブリット】

 昆虫型魔物。

 ヒストロリアに生息する、まったく進化しなかったモンスターの1体。

 黒光りする気持ちが悪い昆虫型の古代種のモンスター。背中の羽を激しく揺らして飛んだり、壁や人に張り付いたりする。

 その気持ちが悪い外見から、古代種のモンスターなのにも関わらず、絶滅希望種と称されて幾たびかの殲滅指令を受けている。ゾンビ以上のタフさを持ち、あらゆる魔法に耐性があるが、凍らせる事で倒す事が出来る。



モンスターNo.61【コケオドシ】

 植物型魔物。

 ヒストロリアに生息する、まったく進化しなかったモンスターの1体。

 緑色の(こけ)に覆われた植物型の古代種のモンスター。巨大な球体の身体からはぬめっとした緑色の蛸のような触手が出て来てそれで獲物を捕食する。

 あまりにも大きいため、多少の重さならば眠りを覚ます事はないほど鈍感だが、ひとたび起きると周りにいる獲物の養分を全て取ろうとする獰猛な一面を持つ。



モンスターNo.62【ドクモ・デル】

 人型魔物。

 ヴィシュヴェテル・アシェンダの合成魔物のうちの1体で、『毒』、『蜘蛛』、『モデル』の3つの素材で作られている。

 さらさらの銀色の髪を腰まで伸ばして、琥珀色の瞳は鮮やかで綺麗だ。スレンダーと称される身体つきも、彼女の幻想的な美しさを高めている。そんな彼女の着ている服はただのストライプのシャツに白衣を羽織っただけの物だが、彼女の美しさの前ではそれも高い評価を得るための部品に過ぎないほど美しい女性。

 吸血鬼族の事が吐き気を及ぼすくらい嫌いであり、憎んでいる。しかし任務とあれば『Dr.ドクモ』としてごく自然に付き合えるほど割り切った考え方が出来る。それゆえ、ダークブルー・レーベンは彼女のことを『良い女』だと思っている。

 毒を操る能力を持ち、空気感染、接触感染、水質感染などお手の物。毒の抗体を自らの体内で作り出すことが出き、ターゲットの身内を毒で弱らせた後に医者として接近するのが彼女の手口である。

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