モンスター図鑑Ⅵ
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モンスターNo.40【ダイナソー・マーダー】
鱗型魔物。
ヴィシュヴェテル・アシュタンダが作ろうとした魔物。恐竜の獰猛性と破壊衝動、ソナーの正確性、殺人鬼の殺戮衝動の3つを合わせて作ろうとした魔物。
けれども、そもそもヴィシュヴェテル・アシュタンダに恐竜に関する知識が無かったため、企画倒れしてしまい、結局作る事を諦めた。
モンスターNo.41【マクディン・L・ユタ】
ユタ帝国国王にして、魔女帝国の協力者。
金色の流れるような短髪、冷ややかなキリッとした青い瞳と凛とした顔立ちの長身男性。顔の右半分には『K』と、青い刺青で書かれている。緑色のローブを思わせる高貴な長袖の服、そして胸元には狼のような紋様が描かれた紋章が付いてある。頭には小さな金色の王冠を載せている。左の腰には鞘に灼熱の炎が描かれた長剣、右の腰には鞘に極寒の氷が描かれた長剣を指している。
チルドレード・グランドと何かの目的を持ってやろうとしているのだけれども、その目的が何なのかは不明である。
モンスターNo.42【チルドレード・グランド】
魔女帝国の中心人物にして、魔女帝国の創設者の魔女。
しなやかな光沢を放つエメラルドのような髪を肩まで伸ばしている。瞳はルビーのように赤くきらめき、ゆったりとした大人びたお姉さんのような妖艶なる顔立ち。そしてその瞳の周りを回るように黒い歯車のような刺青が施されている。触ると折れてしまいそうなほど薄い腰つき、それと反比例するかが如く大きく盛り上がった胸部。そんな同性をも引き付けるような魅力的な身体を白いワンピースで包んだ女性。
白魔女学校の中でもとりわけ優秀な卒業生の魔女。特に金属を錬成する錬金術の魔法にたけているらしい。また魔法に関係ないのだが、狙撃技術が特に優れている。
否定的な文章を言った後、肯定的な文章を言ったりと、特徴的な会話をする。また、かなりドライな性格の女性。何かの目的があって、魔女帝国を作ったらしいがどう言う目的なのかは今の所は不明である。
モンスターNo.43【ミスロス】
人型魔物。
本名は、ミワ・ミスロス。宝剣ミスロスに宿った剣の精霊。
雪以上に白い白銀のボリューム感たっぷりの髪をツインテールの要領でくくってあり、着ているのも同じくらい白い、このテスカロテ大陸には向かないような薄着。体格は小柄にして、細身。しかし、腕や足はまるで鋭い刀のように筋が通っており、その身体には埃一つ草一つさえ付いていない。少しふっくらとした顔には紫色の瞳が付いており、その瞳はジト目でこちらをジッと見つめている。そして、耳の上には刀のような鋭い刃物のような耳が、兎の耳のようにピンと立っていた。
攻撃方法は、空手のような打撃攻撃。ただし、剣の精霊なために攻撃するごとに剣の切れ味が攻撃として付加されている。
口癖は、「デス」であり、持ち主であるアイクールの事を『マスター』と呼んではいるが、扱いはかなり雑で毒舌である。ちなみにかなりの料理スキルの持ち主。
モンスターNo.44【ジェントルウサギ】
無機物型魔物。
大きさは6mと高いが、その分細身なためにそんなに硬くは無い。
身体全体が細長い針金のような身体に兎の顔を付けた魔物。雪山に住んでおり、出来る限り食料が少なくなるように身体全体を細長い姿に変えたとされたとするが、どうしてこんな姿になったのかは今でも不明である。
捕った獲物を巣に持ち帰り、その持ち帰った獲物をフォークとナイフの2つで獲物を食べると言う特徴からジェントルの名前が付けられたとされている。
モンスターNo.45【フライデー・アンコウ】
無機物型魔物。
大きさは1mほどと、意外と小さめ。個体差によって大きさや強さに違いがあるとされており、最大だと5mもあるとされている。
刃先からチョウチンアンコウのように光る球を付けた、宙に浮かぶ目の付いた刀の魔物。元々冒険者の武器だった刀が、長年極寒の寒さとそこで死んでいった冒険者の魂が刀に集まる事によって生まれた魔物。
ちなみに夜中では、付けられた光る球がいつも以上に光り輝くとされる。ちなみにこの光る球は、体内の特殊エネルギーで光り輝いているのだと言う。
モンスターNo.46【マッチビートル】
昆虫型魔物。
大きさは2mほどであり、硬さもそれなりに硬い。
人間大の炎を纏ったカブトムシのような魔物。羽の上には白い蝋燭が付けられていて、角はマッチ棒のように先が丸まっている。
身体中に炎を纏っているため、自らの身体を焼いているのと同じなので、種族的に見て命は短いとされている。
モンスターNo.47【ヒエビエマッド】
不定形型魔物。
大きさは50cmほどだけれども、
氷のように硬い水色のスライムの魔物。雪山の洞窟に多く住むとされている。一説には雪山の洞窟から現れるのは、洞窟の中の氷柱が魔力を帯びて魔物になるとされている。
モンスターNo.48【ナマハゲ】
幽霊型魔物。
大きさは2mほどの人間型の魔物。
赤い面を付けた頭に笠を載せた魔物。武器として錫杖のような杖や、日本刀を武器として使う。寒さに耐えるために北方の人間が魔力を手に入れて、この姿になったとされている。また完全な戦闘狂と言う訳でも無く、中には話の通じる者も居て集団となって暮らしているのだと言う。
モンスターNo.49【ファイトミミック】
無機物型魔物。
大きさは元が宝箱だったため、宝箱程度の大きさの幽霊の魔物。
ダンジョンの奥で冒険者達に忘れ去られたミミックが、その恨みを胸に刻むために自らを氷漬けにしたのだと言う。そのファイトミミックの中に入った物は普通以上に良い物が入ったとされている。名前が『ファイト』なために、かなり攻撃的な性格である。
モンスターNo.50【ヤハリ・サソリ・デ・ナイト】
鱗型魔物。ヴィシュヴェテル・アシュタンダの作成した魔物。
大きさは約2m程度。
身体つきは筋肉質でそれなりに高い、蠍の騎士。腕や足が赤い鱗で覆われているのを見て、こいつはリザードマンの一種。そして右腕には蠍のようなはさみになっており、左手にはボウガンを手にしている。黒光りする蠍を思わせる甲冑と兜で身を包んでおり、その槍のように尖った尻尾には紫色の毒が塗られている。
蠍の硬さと強さ、騎士の忠義性と剣の技術性、そしてリザードマンの獰猛なる戦闘性を合わせて作られた魔物。けれども、異常なまでに寒さに弱く、寒いと冬眠してしまう性質を持ってしまった。




