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私の玉の輿計画!  作者: 菊花
閑話
78/101

アイスクリームと私

「貴方は知っているかしら? 夏の、レストア城の中の暑さが、実は他の建物に比べて地獄のように厳しいのだということを」


それはとある昼下がり。

陛下が現在休憩中だということを聞きつけて執務室にお邪魔した私は、ソファで優雅に湯気の立つお茶を飲んでいる陛下の前に立ち、そんな彼へと熱弁をふるっていた。

室内には、むっとした暑さが立ち込めていて、私はその熱気に全身から汗が噴き出すのを感じる。

それなのに陛下は熱いお茶……。

こんなに暑いのに熱いお茶……。

私がやって来たことに気が付いたらしい侍女が、気を遣ったのか私にもそのお茶を入れてくれたけれど、私はお礼だけ言って、それは傍のテーブルの上に置いてもらった。申し訳ないけれど、今はとても飲む気がしない。優雅さはなくて、はしたないとは思うけれど私は今、冷めたお茶を一気飲みしたい気分なのだ。

……まあ、それはいい。今の私にとってそれはさして力説する程の事ではない。

一礼して出ていく侍女を見送って、私は気を取り直し、もう一度陛下へと向き直る。


「この国の冬がね、とても寒いことは重々承知よ。私もこのお城に来るまではその寒さのせいで辛い想いをしたわ。寒さに備えたくなる気持ちもわかる。けれどね、いくら寒さが厳しいからって、その対策ばかりに力を注いで、夏の暑さを逃がす方法を全く考えずにお城を建てるだなんてあまりにも短絡思考だと思うの。なんでもバランスが大事なのよ? 窓を開けていても、風が吹かなければ少しの涼も楽しめない造りと、なに、この見事なまでの気密性。部屋の中にこもった熱が、まるで逃げ場もなくお城の中で渦を巻いているようで、息苦しいったらないわ。暑さによる酸欠でくらくらと眩暈を感じるほどよ。貴方は平気そうだけどね、私はきっと、もうすぐ倒れてしまうわ。そんな私をかわいそうだとは思わない?」

「……で?」


長々と一人で捲し立てた私へ、だからどうしろと言うんだ、とばかりに眉を顰め、冷たい視線を向けてくる陛下に、私はここぞとばかりに更に強く訴える。




「だからね、今こそ私は“アイスクリーム”というものを食べる時だと思うの!」




と。



“アイスクリーム”

それはレストアの宮廷料理の一つだという食べ物。

陛下によると、冷たく甘い食べ物で、氷に似ているけれど柔らかいものらしい。けれど、その食べ物を作るにはこの国の北の方にあるスルレフ山の山頂から採取した巨大な氷が必要で、それを用意するのに莫大なお金がかかるのだという。そんな理由から、2年前の夏、私は陛下によって食事のメニューに入れないと告げられてしまっていた。

でも食べてみたい。一度でいいからどんなものか食べてみたい。

初めてランベールからその話を聞いた時からずっとずっと想い続けてきた食べ物なのだ。

諦めたくなんかない。

今年こそ、私はそれを食べてみたい!

だから、私はこうして直談判に来ているのだ。


「アイスクリーム、か」


私を見上げながらそう呟いた陛下に、私は大きく頷いた。


「ええ。ねえ、ほら。レストアに帰って来てから数か月。私、毎日毎日、今度の結婚式の準備と、アルフレッド様の厳しい王妃教育にも耐えて頑張っているでしょ? 偉いでしょ? だからご褒美。ね?」


いいでしょう? と私は身を乗り出して陛下に頼み込む。

大げさなんかではなく、本当に毎日とても忙しくて、へとへとになってしまうくらい私だって頑張っているのだから。


「その割には今暇そうだな」

「それはっ、忙しい合間を縫って来たの! こうでもしなきゃ、最近貴方に会えないじゃない」


私だけではなく、それどころか陛下は私以上に忙しいらしく夜、部屋にやって来るのは随分と遅い。出来ればそんな陛下を起きて待っていられれば良いのだけど、私も疲れ果てていてつい眠ってしまい、このところはあまりまともに顔を合わせることが出来ていないのだ。


「で、アイスクリームを食べたいがためにこうしてわざわざやって来た、と」

「そうじゃないけどっ……」


いや、そうかな?

このまま夏のうちに交渉できないと困るという焦りがあったのは否定できない。

でも、


「えっと……、貴方の顔を見たくなって会いに来たのよ?」


本当だから苦しくなんかないはずだ。陛下が疑わしげに私を見ているけれど。


「本当よ」


ただ、私にはよほどの用がない限り執務室に来るべきではないという父上の教えが今も生きていて、今日はその大義名分にアイスクリームを持ってきただけだわ。だから、微笑みながら「信じて?」と首を小さく傾げるけれど、陛下が呆れたように溜息を吐きだした。

あれ? 全然信じてもらえてないような気がする。本当に本当なのに。うん。


「……まあいい。それで、アイスクリームのことなんだが」

「用意してくれるの!?」


陛下の言葉に反射的に飛びついた私に、陛下は「やっぱりか」と胡乱気な視線を向けてきて、私は「違うわ」と慌てて弁明する。

けれど、陛下はそんな表情のまま一つため息を吐き、「アイスクリームは、」と再び口を開いて、私はその表情に、交渉不成立の暗雲を感じた。

でも大丈夫だ。これは計算済み。

2年前も渋られたのだ。今回も、元からそう簡単に頷いてもらえるなんて思っていない。だから、ちゃんとこっちもそれなりの手立ては用意してきている。もう二度と同じ轍を踏まないように。

だから、私は陛下を言葉に被せて言った。


「大丈夫よ」


私はにっこりと陛下へと笑いかけて、胸を張る。


「お金がかかるならそれは私が出すから、この国の財政になんて迷惑はかけないわ」

「……は?」


どういう意味だ、と私を見る陛下に、私は持参してきた袋の中から金貨を数枚取り出して「ふふふ」と陛下に見せつけた。

2年前の私と今の私では違うのだ。


「兄上がね、困ったことや欲しいものがあったときは遠慮なくこれを使いなさいって私にくださったの。“ティアに辛い想いなどさせたくないから”って。だからね、今回はこれを氷の準備代に当てて欲しいの」


例え、たかが食べ物一つのためだとは言え、兄上は“ティアが食べたいならいいよ”と言ってくれるはずだ。実際、好きに使っていいとおっしゃっていたし。だから大丈夫。


「昔からね、兄上はとってもお優しくって、いつだってこんなふうに先回りして私に気を配ってくださるのよ。流石、兄上よね。もう大好き!」


私がこの地で決して不自由することのないようにと、兄上は個人財産を私に分けてくださった。

やっぱり持つべきものは優しい兄上ね。

そう思いながら、私はまだまだあるのよ、と袋の中を陛下に見せてあげる。しかもこれだけではない。私は部屋の金庫にこれと同じ袋を他にも隠し持っていたりする。

現在の私はこれでも大金持ちなのだ。

アイスクリームにどれほどお金がかかろうともこれで大丈夫。と得意げになって私は交渉の最終段階に入る。


「だからね、」


早速スルレフ山から氷を調達するよう手配しましょう?

そう言おうとした。


けれど、


「却下だ」


バッサリと何やら不機嫌さが増したような陛下に言われたのはそんな言葉。


「……え?」


私は予想外の言葉に驚き、一瞬固まって、そして困惑の叫び声をあげた。


「なんで!??」


でも、返ってきたのは素っ気ない一言で。


「なんででも」

「えーーーー!???」


お金はちゃんとあるのに。陛下は、ちょっと料理長にアイスクリームを作るように命じてくれるだけでいいはずなのに何故!? まさか断られるなんて! どんな問題があるって言うの?


「もしかして、今年の冬はスルレフ山に氷がちゃんとできなかったりしたの?」

「今年は大陸中、寒さが厳しかったから例年より大量に出来たんじゃないか?」


確かに、あの温暖なアブレンにも雪が降ったほどだったのだ。アブレンより北方に位置するこの国の山に氷が出来ていないはずがない。


「っじゃあ!」


何も問題なんかないはずじゃない!

けれど、さらに言い募ろうとする私に、陛下はつんと顔を背けた。いつの間にか陛下が完全にヘソを曲げているのがその表情から分かる。

でも、何故!? それに、ヘソを曲げていいのは陛下じゃなくて私の方だと思うわ。

だって、楽しみにしてたのに。アイスクリームだけが、このお城の暑さを乗り切るための唯一の楽しみだと思っていたのに。

と、そこまで考えて私は、ふととあることを思い出した。

そうだ!

もう一つ、アイスクリームを食べる方法があったじゃないか!

お金があるからもう大丈夫だと安心しきっていて、もう一つの可能性をうっかり忘れてしまっていた。

でも陛下がダメなら仕方がないわね。作戦変更だ。

私はニヤリと一人ほくそ笑む。そして、


「……それならいいわ。私、知っているのよ。この季節、ランベール様がね……」


そう告げようとしたとき、


「僕が、なにかな?」


「ランベール様!?」


何というタイミングで!

後ろを振り返れば、部屋の扉を開けてランベールが入ってくるところで。


「ジェルベ。これ、返しておくよ」とランベールが差し出した書類の束を受け取りながら、陛下が、何やらふとおかしなことにでも気が付いたように怪訝そうに顔を歪めて、ランベールと私を見た。


「なあ、エリカ」

「何?」

「そういえば、お前は、何故“アイスクリーム”のことを知っていたんだ? 一応あれはこの城の食べ物だろ。誰がお前に教えた?」

「え? 誰って、」


それは……。

その私たちのやり取りだけで、話の内容を察したのか、ランベールがにこりと笑って私の言葉の続きを引き取る。


「アイスクリームのことなら僕が話して聞かせたんだよ。昔に、ね」

「あら。……よく覚えていたわね」

「僕は女性とした会話ならどんなものであれ、一言一句忘れたりしないよ」

「……」


ランベールが覚えていたのは驚きだったけれど、さすがにそれはまた何とも胡散臭い。と言うか無理だと思う。私がそれを思いっきり表情に出してランベールを見ると、彼はクスクスとおかしそうに笑った。


「まあ冗談だけれど、でもあの時のことは覚えているよ。姫が珍しく僕の話に食いついてきたからね。普段は話よりもすぐにどうやってその場を立ち去って距離をとろうかばかり考えているようだったけれど、あの時はよほどアイスクリームに興味を引かれたのか根掘り葉掘り話を聞こうとするんだ」

「分かっていたならちゃんと教えてくれたらよかったのに。よくも適当に誤魔化してくれたわよね」

「必死に聞き出そうとしている君が面白くてつい、ね」


ついじゃない! あんな思わせぶりな言い方をしておいて。


「おかげで私はあれからずっと貴方の言っていた“暑い時に食べると絶品な食べ物”が気になって仕方がないのよ」


そう、責めるように言うとランベールは「すまなかった。でも、あの時も言ったけれど、君にこの国へ訪ねて来てほしかったんだよ」と苦笑しながら弁明する。

そうだ。この男は私がこの国に来たら“アイスクリーム”を食べさせてくれると言った。

だから、


「許してあげるわ。だからね、貴方にお願いがあるんだけど」

「何かな?」


首を傾げるランベールに、私は挑戦的に微笑む。


「オレリアから聞いたの。貴方が毎年、アイスクリームパーティーをしているって。今年もするなら私も是非誘ってほしいの。陛下が、食べさせてくれないから。お金はちゃんと出すって言ったのに」

「お金……?」

「ええ。アイスクリームを作るにはスルレフ山からとれる巨大な氷が必要なんでしょう? そう言って陛下が断るから用意したの」

「これは……アブレンの金貨だね」

「そう。兄上からいただいたお金よ。アブレンのものでも金貨は金貨でしょ? 足りないはずはないと思うのだけど」

「……ふーん」

「でも、それでも陛下はダメだっていうから、貴方が責任とって、私に“アイスクリーム”を提供してくれるかしら?」


軽く小首をかしげてニコリと笑んで、私はランベールへと協力を依頼する。ここでランベールが頷けば、どう転がるにしろ私の勝利だ。

そして、さすがランベールだ。私の意図に気が付いたらしく、彼は楽しげにニヤリと笑って、芝居がかった仕草で私の手をとった。


「勿論、仰せのままに。姫」


そして、私たちはクスクスと笑いあう。

さて。あとは陛下がどう出るかだけど。


「お前たちは……、バカを言うな! 今、エリカを城の外に出すとなったらどれだけの警備が必要になると思ってるんだ」


陛下が苛立たしげにそう反論する。

まあ、確かにそうだろう。あの、他国の脅威として存在するアブレン王である兄上の養女となり、この国の王妃になることが決まっている私を狙ってくる命知らずはそうそういないとは思うけれど、それでも私を目障りに思う人間は数多くいる。万が一は絶対に避けなければならない。私が外に出るとなったら厳重な警備が必要になるだろう。

でも、


「だって、陛下が意地悪言うから」

「そうだよ。意地悪はよくないな。ジェルベ」


私の言葉にランベールも同意した。

私たちだって、私がランベールのアイスクリームパーティーに行けないと、分かっていないわけないじゃない。ただ、わざと煽っただけだもの。

まあ、私としては本当にアイスクリームパーティーに行ってもよかったのだけれど。それでも、

苦々しげに歪められた陛下の顔に、私は完全勝利を確信したのだった。





「わあ~! これが、あの夢にまで見た“アイスクリーム”なのね!!」

「……そんなに嬉しいものなのか?」


その日の夜。

今夜は久しぶりに早く部屋にやって来た陛下が、ランベールと私に見事嵌められたことをよほど悔しくおもっているのか、ぶすりとしながらそう尋ねてきた。


「当然でしょ!」


ずっとずっと思い続けてきた食べ物が、今目の前に差し出されたのだ。嬉しくないはずがない。

器の中にちょこんと盛られた柔らかな黄色が黄金に輝いて見えるほど。

私はそれに早速スプーンを差し込み、掬い上げながら表情を改め、テーブルを挟んで正面に座る陛下を上目で睨み付けた。


「私ね、怒っているんだからね! まさかスルレフ山の巨大氷の話が全部デタラメだったなんて。貯蔵庫に保管されてる少量の氷で充分作れるものだったなんて!」

「気づくだろ。普通」

「気づくわけないじゃない! 何にも知らなかったんだから」


作り方も、お城の特別な貯蔵庫に冬の間に作られた氷が保管してあったことも。

そして、元から今夜、こうしてお茶菓子代わりに出してもらえることになっていたことも。

けれど、私の恨みの視線を受けながらも、陛下は面倒臭そうにテーブルに頬杖をついていて、全く真剣に受け取ってくれる様子はない。


「……いいから、早く食べないと溶けるぞ」


それどころか促されて、手元に視線を戻す。確かに掬ったアイスクリームの周りがとろりとしてきている。

私は慌てて気を取り直し、いよいよスプーンを口に入れた。


その瞬間、口の中に広がる冷たく濃厚な甘さ。


これは!


「美味しい!」


なにこれ!? こんな食べ物初めて食べた! 本当に昔、ランベールが言っていたとおり絶品だ。


「~~っ! 生きててよかった! 生まれ変わってよかったぁ」


幸せを噛み締めながら私が言うと、陛下は「それは良かったな」と思いっきり関心なさげに言う。

なんだろう。この温度差は。

でも、喜びとか幸せはついつい誰かと共有したくなるものだ。だから、


「ねえ、陛下は食べないの?」


こんなに美味しいのに。と尋ねてみたけれど、陛下は素っ気なく「いらない」と返してくる。

……つまらない。

だから、今までそういえば知らなかったことを尋ねてみることにした。


「そういえば、陛下甘いもの嫌いだものね。何がそんなに嫌なの?」

「……昔、体を毒に慣らすために使われたり……色々と菓子にいい思い出がないんだ」

「ふーん……?」


そうなのか。


「兄上もお菓子を使って身体を毒に慣らされていたけれど、甘いものはお好きだったのよ。よく一緒に色んなお菓子を食べたのに。そういうのって、人それぞれなのね」


いい思い出がないと言うほどだから何か酷い目にも遭っているのかもしれない。私のように。


「でも、私から言わせてもらうと陛下は確実に人生損してると思うわ。ちょっともったいないんじゃないかしら」


この幸せを感じられないなんて。


あ。


「そうだ! ねえ、一口食べてみる? 食べてみると案外おいしく感じるかも」

「……」

「まあ、無理強いはしないけど。私の分が減るしね」


うん。そうだ。押し付けるのは良くないし、念願のアイスクリームなのだ。たっぷり味わって堪能したい。

陛下から視線を外し、もう一匙アイスクリームを掬い取って口に入れると冷たくて、ああ、やっぱりとっても幸せだ。


なのに。


そのとき陛下に「エリカ」と声をかけられ顔を上げると、同時に私の上に影がかかった。


伸ばされた陛下の手が私の後頭部に添えられる。

そして私はそのまま強く陛下の方へと引き寄せられて、深く口づけられて。


――へ?



「……甘い」



たっぷりと味わい尽くして唇を放した陛下が、顔を顰めながら手の甲で口元を拭う。


甘いって。甘いって……。


「――っ、なんてことするのよ!?」


呆然とした意識を取り戻し、暴れ狂う鼓動を抑えてそう抗議したけれど、陛下は「お前が勧めたんだろ」としれっと返してきて。


勧めたって、当然こんな意味じゃなかったのに。


落ち着かない心に、念願のアイスクリームは、そのあと味がさっぱり分からなくなってしまった。

折角のアイスクリームが!!

なんてこと!!


「もう二度と勧めたりしないし、また明日アイスクリームを出してくれないと、私、許さないんだからね」


食べ物の恨みは恐ろしいのだ。アイスクリームは私が長年思い募らせていたものだから余計に。

食べ終わり立ち上がった私は、あっという間に閉じ込められた陛下の腕の中でもう一度口づけを受けながら、だから絶対に、絶対に許さないと、流されてしまいそうになる自分にそう言い聞かせて、今夜は必死の抵抗を行うことにしたのだった。

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