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  作者: BUJIN
3/4

美登里と私…

…しかし、美登里の男ぐせの悪さは、私も困っていた。

私も昔に【彼氏】と呼べる人が居た。最近に別れたけど……。

元々は美登里の紹介だった。

二十歳の身長の高めの人だった。

某有名大学に通っているらしくよく勉強を教えてもらった。

そのお陰か二年後半のわたしの成績はクラスで五番には必ず入っていた。すごく優しい人だった。

しかし、それ以上のことはしなかったし、私も好き以上のことはなくて、自惚れとか、独占的なことはなくて、たまに遊びにいく…お兄さんみたいなイメージでしかなくて…名前の終りにさんを着けていたことを、今でもよく覚えている。

しかし、この話には落ちがあって…美登里の男ぐせの悪さな訳だが…今彼は美登里の浮気相手になっている。

更に三人でよく遊びにいくようになっていた。

私はもちろん向こうだってかなり迷惑している訳である。

別れた人とどうしようが私は勝手だと思うけど…ただそれにわざわざ私を巻き込む必要性はない気がした。古傷をほじくり反さないで欲しい。と、それだけ思っていた。美登里は、そんなことはさらさら気にして無いらしく。

…ただ楽しんでいるだけと言う感じだった。そんな美登里に私は、困っていた。

…ただ私は美登里のことが羨ましかった。

ただ、私は美登里みたいにはなれないんだろうなって感じている。

…だってきっと私は一人の人を独占しすぎてしまうから…。

あの時は美登里が間にいたからだけど…今度はきっと、違う。

そんな風に思う。

何人恋してもきっと昔の人を、思い出してしまう。

比べてきっと相手のことを傷付けてしまう。

そんなことを思うと、自然に溜め息が出てくる。

考えても仕方ないから…私は布団に潜りこんだ。忘れるために眠るために潜りこんだ。

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