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未来を閉じた日記帳
ページの隅に 震える文字で
描いた夢は まだ幼くて
あなたの声を 信じていたの
明日もきっと 続くと思った
季節がそっと 色を変えるように
私の世界も 形を変えた
あなたの消えた 空白の日に
言葉も涙も 行き場をなくす
未来を閉じた 日記帳には
続きのない 約束の影
触れたら崩れそうな記憶
抱きしめたまま 動けないまま
"また明日"を 信じてた…あの日
鉛筆でなぞる 曖昧な日付
滲んだ跡は 心の傷と
あなたのくれた 優しささえも
今では痛みへと 変わっていくの
誰にも見せず しまい込んだ
言えない言葉 増えてくたび
過去と未来の 境界線が
にじんで消えて 見えなくなるの
未来を閉じた 日記帳には
書き込めない 孤独の理由
手のひらからこぼれた涙
拾えないまま 夜を数えてる
"また会える"を 信じた…あの日
あの時もっと 伝えられたなら
今とは違う 私がいたかな
それでもページ 重ねられない
進む勇気が 見つからなくて
未来を閉じた 日記帳には
今もあなたが 生きているから
無理に忘れようとしないで
心の奥で 灯していたいの
"さよなら"より 大切な…想い
閉じたままの 日記帳に
そっと触れて また明日を探す




