表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
瀬戸陽子シリーズ  作者: 瀬戸 陽子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/17

#08:夜更かしのメンテナンス

瀬戸陽子の、静かな日常に少しだけ外の動きが触れる頃の話です。

大きな出来事はありませんが、生活の中に小さな変化の気配があります。


1/1 25:15


いつも通りマイクをミュートにしたまま、キーボードを叩く。

『お疲れ』


すかさずヘッドホンに届く仲間達の声。

「おつー」

「サンキュー、またね」

「今日も助かったよ、ありがと」


その一言が、タイピングの手を一瞬止めた。

こんなふうに言われることは、あまりない。


私はいつも皆の後ろで応援して、

邪魔にならないようにアクションしているだけだ。

褒められるようなことなんて、何もしていない。


「……まぁいいか」


部屋の空気は、昼間よりも静かだった。

外の気配はほとんど届かない。


冷たい水でコップを流し、手が勝手に動くまま伏せた。

いつも通りの寝る前のルーティン。


窓の外の燈が、いつもよりも少ないように見えた。


ベッドに入り、深く息を吐く。

スマホの画面を見る。

通知は来ていない。

それでも、画面を裏返しに置いた。


心地よい疲れが眠気を誘う。

なんて変哲もない、ただの1日だった。

読んでくださってありがとうございます。

陽子の世界はまだ静かなままですが、外との接点がゆっくりと生活に滲み始めています。

その微細な揺れを、これからも淡く追っていけたらと思います。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ