表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
瀬戸陽子シリーズ  作者: 瀬戸 陽子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/17

#10:午後のオートセーブ

瀬戸陽子の、静かな日常に少しだけ現実の重みが触れる頃の話です。

大きな出来事はありませんが、生活の中にわずかな厚みが積もっています。


1/2 15:54


昼食をとったのが何時だったか、陽子はもう覚えていない。


コタツの端には、食べ終えたハム&チーズの容器が転がっている。

空腹は満たせたのに、どこか物足りない。


喉が少し乾いている気がして、陽子はゆっくり背伸びをした。


壁に届く光は、いつのまにかオレンジ色に濃くなっていた。

コタツの中だけが熱く、出ている肩は少し冷たい。


画面に目を戻すと、真希のアイコンが緑になっていた。


陽子は特に反応せず、開いたままのウィンドウにカーソルを戻した。

進行中のクエストは、午後のまどろみに溶けていく。


コタツの熱で少し眠気を感じながら、

陽子は鈍い頭のまま、また指を動かし始めた。


読んでくださってありがとうございます。

陽子の世界はまだ静かなままですが、外との接点がゆっくりと形を持ちはじめています。

その小さな揺れを、これからも淡く追っていけたらと思います。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ