1ー19話 現れた助っ人の実力
スローライフ系か追放系のどちらかを書こうと思っているのですが、どちらがいいと思いますか?
読みたいと思った人は読みたいと思ったら方を感想で2020年12月16日までに伝えていただけたら嬉しいです。
多かった方を年明けから連載したいと思っています。
[グリムリーパー]のジーク隊と言われていた12人の内、騎士のようなプレイヤーが前に出て来て、
「我が名はクラン[グリムリーパー]のジーク隊隊長のジークフリートだ。貴様ら[ファヴニル]が悪質な行為を繰り返していると通報があったため、制裁を下しに来た!」
と堂々口上を述べた。
「何!ジークフリートだと!」「[グリムリーパー]の3番手じゃねぇか!」「だ、だが、こちらの方が人数は多いぞ!」「で、でもよ“邪狩”だけでなく“剣雄”と“虹の魔女”までいるぞ!」「勝ち目あんのかよ」
[ファヴニル]のメンバーが荒れている。そんな騒ぐくらいなら撤退すればいいのに。
「お前ら騒ぐんじゃねえ!たかが14人増えたところでこっちは4倍は残ってんだ。負ける訳ねぇだろ!」
「そ、そうだな!」「ここでヤツらを倒せば[蒼穹]や[撃滅]への牽制にも………」「や、やったるぞ!」「課金装備の実力見せてやる」
チッ、立て直しやがった。まぁその間に俺らも補給できたからよかったけど。
「ほう、俺達と戦うと言うことでいいんだなグレイラル」
「テメェから潰してやるよヴェイル‼︎」
2人はそう交わすとお互いの剣で打ち合う。それと同時に[ファヴニル]のプレイヤー達が襲いかかって来る。
こっちには6人来たが、[太刀]の《霧払》で一度に攻撃して、リディアのエッジブレスを喰らわせ、《礫時雨》で止めを刺す。他の人は、と
“虹の魔女”と言われていた女性は合成魔法?らしきものを使って16人同時に倒していた。
フルール達は3人で範囲攻撃を同時に放って8人倒していた。
ジーク隊の人達は、それぞれで圧倒しており、計34人倒していた。
ヴェイルと呼ばれていた男性の方にも7人行っていたが、グレイラルを相手取った上で瞬殺していた。
「クソがぁぁ、ヴェイルゥゥゥゥゥゥゥゥウ‼︎」
「そろそろ決着を着けてやる。覚悟しろグレイラル!《レイジブラスト》ォォォオ!」
ヴェイルさんがグレイラルの大剣を打ち上げてできた隙に大技と思われるアーツを叩き込んだ。さすがのグレイラルも為す術なく喰らい、吹き飛ばされ、倒れた。
まさか1対1で、武器のリーチ的、体格的不利があったのに圧倒して勝つなんて、凄い。
一緒に来ていた“虹の魔女”さんも16人同時に一撃で倒していた。フルール達で8人だったのに。
これがトップクラン[爽風旅団]を率いる2トップの実力か。
2人がこっちに向かって来る。
「いやぁ、天兎、少し遅れたわ」
「まさかグレイラルが出張って来るなんて予想だにしてなかったしね」
「本当に遅いよ恭兄、葵姉。そういやなんでジーク隊引っ張って来たの?」
え?恭兄、葵姉?
「あぁ、[ファヴニル]と一戦交えるってことだったから、伝説通りにしてやろうとな」
「要するにネタね」
「そ、そんなことで……。助かったからいいけど」
ちょっと待った!
「え、ちょっと、2人って恭哉と葵なのか?」
「「そうだぜ(よ)」」
「「え〜〜〜⁉︎」」
俺だけでなく、フルールも驚愕していた。まさかトップクランの2トップが2人だったなんて………
[爽風旅団]の2トップは恭哉君と葵ちゃんでした。
ちなみにジークフリートさんは次の話の後、出番は3章入るまでありません。