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Wolgade Fradm Online 〜バイトすらできなくなったので、ゲーム始めました〜  作者: 神楽天翔
一章 PvP大会までの不思議な攻略
18/31

1ー12話 初イベントはPvP大会

 今更ですがWolgade Fradm は英単語なんかではありません。英単語の文字りです。

 なんの文字りか感想に載せてみてください。3つの英単語を組み合わせています。解答者全員に答えを返信します。

「え?今日何曜日だっけ?」

「火曜日だよ禍月君」


 んじゃあ後最低3日はある訳だ。


「それでPvP大会はどんな概要になっているんだ?」

「まずA〜Hのブロックに別れるよ。で、そのブロックでまず、予選バトルロワイヤルが残り16名になるまで行われるよ。

 それで各ブロック16名でトーナメント戦をして勝者1名が決勝トーナメントに出れるよ。もちろん試合中のアイテムの使用は禁止だよ。

 で、ブロックトーナメントと決勝トーナメントの間の15分で、決勝トーナメントに進出した8名で誰が優勝するかの賭けに参加できるよ。

 大会に参加するだけで賞金10k P、ブロックトーナメントに進出すれば賞金500k P、8強なら賞金1M P、4強なら賞金5M P、準優勝なら10M P、優勝なら賞金50M Pが貰えるよ。

 しかも優勝者と賭けの勝者には来週末に行われるアップデートで導入されるモノの一部を先行して体感できるらしいよ」


 なるほど。だいたい理解した。まぁ攻略組とかは当然のように参加するだろうな。となると、


「スキルLvが少し不安だな」

「私もだよ」

「私はもう調整するだけだけど、2人共結局参加するの?」

「あぁ、対人型MoBのための経験になるだろうし」

「得るものが多いだろうしね」


 経験になるだろうから出ようと思う。出るからにはもちろん優勝を狙いたい。そのためには最低でも太刀と体術をそれぞれLv.50までは上げておきたい。


「じゃあ、フルール」

「何?」

「明日の夜から大会まで、ボス巡りしてスキルLv上げしないか?」

「そうだね。わかった。私も中級戦闘スキルあと1つ2つ欲しいし」

「なら私も協力するよ。普段野良だし。中級職まであと少しだろうし」


 PvP大会までの行動がまとまったところで、対人戦で有効なスキルを洗い出し、戦闘スタイルと相性がいいものを選ぶ。そしてまたギルドに行き、スクロールを買う。今日3回目だよ、もう。二度手間、三度手間だよ本当。

 俺が追加したのは[隠密]と[投擲]と[付与魔法]。フルールは[高速詠唱]と[障壁魔法]、天兎は[高速詠唱]と[跳躍]を追加した。


 習得した後、時間が時間なので明日夜8時に串焼肉の露店に集合にしてログアウトした。


 本当に今日はいろいろあったな。3年振りに目が覚めて、俊介、仄香、朱里、恭哉、葵、結華とたくさん話して、結華と一緒にゲームをプレイして。

 働けなくなったが、これからの日々が楽しみになってきたな。

 そんなことを考えて俺は微睡に落ちていった。

 やっと1日目終わりましたね。さすがにこれ以上1日にこんな話数使わない(と思います)。

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