表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

こんなメロスは嫌だ

メロスは安堵した。かの邪智暴虐の王が死んだからである。セリヌンティウスを救うために走っていたメロスだったが山賊たちから王の死の知らせを聞いたため走るのをやめた。暴君ディオニスは老衰で死んだらしい。メロスはそのまま妹のいる村まで帰った。

一方その頃セリヌンティウスは、牢屋にいた。王が死んだ混乱によりセリヌンティウスの対処がわからなかった兵士たちはとりあえず彼を牢屋に入れたのだ。

「今日で3日目、本来なら私はあと数時間の命だったが暴君が死んだ今私はどうなるであろうか」セリヌンティウスはとても不安だった。最初はメロスを信じていたセリヌンティウスだったがもう信じていない。幼い頃から忘れっぽいメロスのことだからもはや約束を忘れていると思ったからだ。実際、今まで約束しても1回も守られたことがなかったのだ。私はそれでも毎回毎回メロスを信じているというのに。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ