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補足図鑑 1

本文中や後書きで書ききれていない世界観の補完です。

・商売に携わる者達


一般的な商人

 食料品・衣料品・日用品など、冒険時代から仕入れと販売が細分化され、以前程単純な構図では無くなっている。税の徴収の仕方も変化している。


 その基本は安く良い商品を仕入れ無駄なく販売する事に変わりは無いが、平和になった世界で「流通」が大きく加速した為、従来のような地産地消のやり方では生き残れない。


 地元の小さな店を経営する商人も仕入れ競争に参加せざるを得なくなっている。

 経済の変化は生活レベルの向上と共に、商売の競争という概念も変化させた。


 今や遠くの地域の特産品も当たり前に手に入れられるようになっている。






市場や物流

 それまでは市場といえば商店の集まりや、広いスペースに商人が集まって物を販売するだけの場所でしか無かったが、ターゼント市場のような常設的な専門施設も増えた。


 一般客以外を相手に商人専用の「卸売り」を行うターゼント市場は中でも特殊で、こうした試みは流石にまだほとんど例を見ないが。


 レプゼント王国南部の経済を変えるべく、南部領主が行った革新的な試みの一つ。

 商人達も仕入れを一つの場所で一括で行える為、今では重宝している。


 物流の流れも、僻地からも物を集めるこのやり方で、特定地域のみが滞るという事無く円滑な南部経済の流れを生み出している。それに伴い輸送業も進歩した。






貨幣の種類と鋳造

 レプゼント王国の貨幣は「金貨・銀貨・銅貨」で構成されており、他国との違いは無い。

 かつての冒険時代、一丸となった人類の間で大陸の貨幣は統一されており、大陸中で通用する。


 その鋳造と刻印技術は秘中の秘であり、偽造はほとんど不可能に近い。

 流通している貨幣の新たな鋳造は各国では不可能であり、独自の貨幣はそれぞれ自国内で通用する一種類のみが認められている。

 レプゼント王国では「五十ジェル貨」がこれに相当する。


 消耗・遺失した貨幣を補填する為の新たな鋳造は大陸北部のとある地で行われているが、その生産量は技術的な問題からごく少量。それがそのままその地の収入ともなっている。




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