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これまでの登場人物 2


第三十一話 「王都へ 13」~

第五十九話 「土産 3」


までで出会った人物評、ラスター目線です。


ダズモンド・ハーベイ(第三十二話)

 兄貴と呼ばせて下さい。そんな感じ。俺が一般傭兵としてやっていく元気をくれた人。

 今三十一歳、短く刈ったくすんだ金髪がトゲトゲしている。その性格は快活そのもの。


 ニカッと笑う顔は人懐っこさを感じさせて、傭兵特有の荒い言葉使いを上手く中和している。

 かなりのマッチョだけど動きは機敏。

 相当な実力者。

 いつか手合わせしてみたいね。

 

 


ジェフリー・ドゥカ(第三十二話)

 爽やかイケメン。長い金髪は赤味がかってほとんど赤毛に見えるが、光の無い所ではギリギリ金髪に見えなくも無い。

 二十七歳、長身でさぞやモテると思いきや女性に構っている暇は無いとの事。


 ほんとかよ。

 普段の落ち着いた態度や口調からは想像できない程、戦闘時は獰猛な顔つきしてた。

 実はイケイケなのかもね。

 ジェフとも手合わせしてみたい。




シーティア・セルフォ(第三十三話)

 女神の巫女。もう十五歳になったのかな。

 サラサラ銀髪のロングヘアーに透き通るような白い肌の美少女。体つきは華奢という言葉をそのまま体現している。


 パッチリお目目は澄んでいて、罪人なんかは話させたら一発で懺悔しそうだ。

 ただ、中身は思ってたよりずっと普通だった。

 そう思うのは不届きかもしれないけど。

 幸せになって欲しい。




オーレ・ロザリエ(第三十三話)

 巫女の騎士。確か今十九歳? で合ってるはず。

 こちらもサラサラの金髪だがシーティアに負けず劣らずのロングヘアー。

 洗髪薬何使ってるんだろ。


 女性平均身長より高め。

 だけどこっちも華奢。シーティア程ではないけど。

 物凄く気の強い女性と思っていたけど、俺の記憶には泣いてるあの姿が焼きついてる。


 口だけで引き受けた騎士の事が少し引っ掛かってたりする。オーレはあれからどうなったのだろう。

 造形だけで言ったら俺が見てきた中では一番の美形だと思う。

 



アナスタシア・バランダル(第四十話)

 ネイハム様の奥さん。ルンカト公爵夫人であり、リーゼンバッハ侯爵家の息女。

 そりゃーもう高貴な血筋の貴族婦人の見本。


 全ての所作が優雅で気品に満ち溢れている。

 なのに気さくで朗らか。

 完璧超人の完璧な妻。

 俺はこの方の前では小さくなるしかない。




エミー(第四十四話)

 ノーラントを出てから初めて再開した地元の友人であり幼馴染み。

 俺が気兼ねせず話せる数少ない友人だけど、もしかしたらまだ怒ってたりするのかな。


 女傭兵。あんまり仕事にストレスは無いみたい。

 絶対そんなタイプだとは思わなかったけどなぁ。

 正直今でもエミーが普段どういう風に傭兵稼業やってるのかは想像つかない。


 ウェーブの掛かった肩までの茶髪。

 小さな体にダイナマイトなパーツ構成。

 



バッツォ(第四十六話)

 俺が「格好良い傭兵認定」した人。

 静かに自分を殺す姿ってのはなかなか心に突き刺さるものがあった。

 もう一度一緒に仕事したいと思ってたりする。


 奥さんが優しげな美人の勝ち組。

 細身で顔も全体的に薄い顔立ち。

 



ソカム(第五十二話)

 傭兵団長があなたですか? という疑問しか無かったんだけどね。実は今は結構見方が変わってる。むしろ分かってないのは俺でした、ごめんなさい。アルトックの傭兵達が認めてた理由、今なら分かります。




ティム(第五十七話)

 今でもたまに思い出す。

 可愛い可愛い弟のような存在。

 多分あの無邪気さに癒されてたんだと思う。


 大金を稼いだ時、実はいつも真っ先にティムに何か買ってあげたいと考える。カールさんとマイカさんに聞かずに勝手な事できないと思って自重してるけど。


 十歳の誕生日おめでとう。

 贈り物はできなかったけど、また会ったら、な。




マイカ(第五十七話)

 ティムの母親。猟師の妻らしく逞しさを感じさせる母親のパワーみたいなものを感じた。

 料理上手でティムを大切に育ててる事が家の中の端々から伝わる。


 親の愛情ってのが何か少し教えてくれた人。

 村の人たち皆が、かも。




カール(第五十七話)

 ティムの父親。漁師には似つかわしくない優男。だけどやっぱり漁師っぽい酒好き。

 ダズとそんなに歳は違わないはずだけど、親になるっていうのは人を成長させるのかもしれない。


 大人な雰囲気が凄くする。

 ティムの進路はどうなったのかな。



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