これまでの登場人物 1
第一話 「フリーターで、傭兵です 1」~
第三十話 「王都へ 12」
までで出会った人物評、ラスター目線です。
マチルダ(第一話)
言わずとしれたもう一人のお袋さん。
優しくて面倒見が良い。サバサバして男勝りな所ばかり目に付くけど、凄く母性を感じる。
一人にしてしまって申し訳ない。
必ずでかいお土産持って帰ります。
アンナ(第二話)
俺がターゼントで出会った数少ない、最初から親切で対等に接してくれた人。
一般傭兵と聞いて態度を変えなかった人。
ターミルから戻った俺が自分を取り戻せたのはマチルダさんとアンナさんのおかげだと思ってる。
それもあって俺の美人ランクベストスリーにランクイン。人妻と知るまでは密かに好きだったのは内緒。
フォズ・セロン(第二話)
まー自分の父親を褒めたくないけどさ。
客観的に見て超絶エリートだったんだなって、社会の波に揉まれた身としては思わざるを得ない。
俺に対してはごく普通の父親で、優しかった。
ていうか多分溺愛してた。
どう考えても父親には甘やかされてたわ、俺。
傭兵としての評価は難しい。
子供の頃は稽古つけてくれたけど、俺がでかくなってからはどっか飛び回ってたから。
リリア・セロン(第二話)
一般的な母親像を思い浮かべてみて欲しい。
それが俺の母親だ。
朝家族を送り出して家事に勤しむ。
買い物に行って食事の用意をする。
小言もよく言うね。
十五で飛び出して来たけど実はそこまで心配してない。ブライトンに友達沢山居たから。
まあ会うのはちょっと気が重かったりする。
レイモンド・セロン(第三話)
寡黙で厳格で会話は少なかったけど、ブライトン傭兵団の皆の反応を見てれば分かった。
俺の爺さんは尊敬できる人なんだって。
会った回数は物凄く少ないんだけどね。
あの年齢の傭兵としては物凄く頑健な肉体だったんだって今でこそ思う。
エルヴィエル(第三話)
今でも友達、だと思う。
十歳で出会ってから十五歳まで、何回くらいかな。会いに行ったけど、会う度大歓迎してくれた。
俺の人生はこいつと出会ってなかったら……うん? うーん。
待てよ、エリートやってた可能性もあるな。
まあそこに未練はもう無いけどさ。
聞きたい事は山程あったけどいつもズレた返事ではぐらかされてたような気もする。
俺に沢山の物をくれた。
比喩でもあり、言葉通りでもある。
魔族どうこうって部分は、友人としてペラペラ喋る訳にはいかないので黙っておく。
どうせまた会う、絶対。
あ、ナイフ使ってます、ありがとね。
ドレン(第十三話)
まさに親分肌という感じ。他人に厳しいけれど責任感が強すぎるんだと思う。
それが証拠にしょっちゅう誰かに呼ばれてる所を見る。俺達日雇いには当たりが優しかったからそう思うのかも。
ゼン(第十三話)
もう少し自信を持ってもいいと常々思う。番小屋の責任者なんだからさ。でも頑張り屋。
要領さえもっと良ければな、と思いはするけどね。
ダクレー(第十三話)
気の良いおっちゃん。典型的な、朗らかな大人の男性。要するに常識的な考えを持ってるって事。
かなりの酒好き。
コモーノ・イスカ(第十三話)
最初の出会いからまさかここまで俺の人生に絡んでくるなんて思いもしなかったけど。
今では俺はこの人に全幅の信頼を寄せてる。
心が綺麗なのだ、あんな仕事してるのに。
コモーノさんの半分は優しさで出来ている。
後、話してて思うのは物凄く頭良いんだろうなって、めちゃくちゃ伝わってくる。
フルネームはこんなんです。
呼ぶと嫌な顔するから言わない。
ネイハム・バランダル(第十九話)
第二の父親。と勝手に思い込んでる人。
打ち首にはしないでね。
大貴族でありながらフランクな親父、最初はそう思ってたけど段々尊敬度合いが深まった。
おそれながら俺が評価するとすれば、
「完璧超人」。これしかない。
能力、人間性、実績、エトセトラエトセトラ。
未だにこのお方を超える人間に出会った事がない。
ザイアン&シュネオ(第二十三話)
最初会った時、こいつらを苦手って思う人は多い。
けどある程度一緒に過ごして嫌いって言う奴は少ない。そんなコンビ。根は良い奴ら。
ちょっとお調子者な所がトラブルを招いたりする。
友達っちゃあ友達……かな。
パトロ(第二十四話)
見るからに仕事ができるエリート商人の見本みたいな人。書面捌きでこの人の右に出る人間はいないんじゃないかってくらい、机の上でクルッと回してピタッと止める技を持ってる。
レイラ(第三十話)
ちょっとコメントし辛いです。