目覚めの先
脱字!誤字!その他もろもろ、ミスがあると思いますが、読んでいただければ幸いです
「うっ、イッテー」
と痛がる頭を押さえながら、痛い部分を高速でさすりながら、頭を上げる、目の前に入ってきたのは、大柄な男だかうつ伏せになりながら寝ている様子であった、おいおいこんなところでいきなり何寝てんだこいつはと思いながら周りを見てみる、すると見たことのない光景が広がっていた、周りは見渡すばかり森、森、森そう木、草、なんかわけのわからん植物がちらほら生えているのだ、さっきまで自分のいた場所を思い返してみる、さらにこんなところあったけ?と考えてみる、けれどどう考えても結論は一つ
「こんな場所知らん」
当たり前の答えだった、それもそのはず生まれてこのかたこんな場所行ったこともなかったからだ
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「おはよう、って誰もいないか」
朝起きておはようと言い、もしかしたら返事返ってくるかなぁと思った矢先現実を突きつけられた瞬間でもあった、
「ふぅ、出かける支度するか」
こんな、どこにでもいる専門学生は少し寂しげにつぶやきながら出かける支度をするのであった
決して彼の親はいないわけではない、ただ、仕事が忙しので家に帰っていないだけである
「あーあ、かわいー妹や姉が欲しいぜ」
と無理な願いを言葉にしながら、着替えをしている、彼の名は十七夜 勇馬24歳、ガチオタ、彼女いない歴史=年齢、髪の毛は黒で頭の側面右側は途中刈り上げられて襟足のところまでバリカンが入っているツーブロック、ではなく片側ワンブロックという髪型をしていたのだ、顔立ちは普通よりちょい上くらい、自分がもっとイケメンとか金持ちだったりしたらなぁとまあ当然のごとくそんなこと思っている毎日ではあるが、そんなことをいちいち気にしていたらキリがないのでこの辺にしておく寝起きのボサボサ頭を軽く掻きながら軽く身支度を終えでかけようとする、当然のごとく朝食と言うものを食べず出かける、なぜなら面倒くさいからだしかも朝だからといって、言うほど腹が減っているわけでもない故に朝食を食べないのだ
「じゃあ、いってくるか」
と誰もいない玄関先にいい、独り言のようにぼそりといって家を出たはずだ
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とまぁ、一応、朝の記憶を辿ってみたがここまでしか思い浮かばないとなると考えられることは一つ、そう彼の頭の中では一つの答えが導き出されていた
「異世界やなこれ」
どういった経緯で召喚または転移したかはわからない
「つーか、召喚もしくは転移したのに、えっ何このいきなりの放置プレイ、俺を召喚した子いないんだけど、こういうのは誰かしらいるんじゃないの?特に可愛い女の子とか、ヒロイン的な子いないのぉーーーーーのぉーーのぉー」
とやまびこのごとく森の中に木霊した、決してこの男が自分を召喚もしくは転生した可能性もあるかもしれない可能性を全力で否定したかったなぜなら、男の服装は腰を紐で結ぶ短パンに上は肌がみえ上にジャケットのようなものをきていてさらには左肩のところには、わけのわからん入れ墨が入っていて腰にナイフのようなものと小さい巾着袋がぶら下がっていたからだ、誰が悲しくてこんなあからさまな、盗賊みたいなのに、召喚されなきゃならんのだ
「とりあえず、こいつはないな通りがかりのところにちょうどぶつかっただけだそうに違いない」
こうでも言っておかないと、いきなり何も知らずにこんな知らぬ土地、場所に来てさらには隣で盗賊みたいな人がうつ伏せになっている非現実な光景を受け入れ難かったからだ
「まあ、自分の初期装備でも確認するか」
まず、足にはスニーカー走っても大丈夫なそんなやつだ、次に下半身、ベージュのチノパンだそして上半身、白いVネックのTシャツだそれを羽織るようにねずみ色のパーカーを着ていた、首にわ十字架のネックレスがぶら下がっており、左指には、I、II、III、IV…と12まで書かれている指輪がはまっていた、完全に遊びに行くアレだ、持ち物はというと、腰にポーチなのをつけているので中身を確認すると、飴が袋ごと空いてない状態とミントのガムが一箱、ポケットにはスマホ、軽く小銭が少しと英世さんが二人
「あれ、初期装備まずくね、普通何かしら能力が目覚めて俺tueeeeeeとかなんか伝説の剣とか鎧とか装備しないの?」
とまぁラノベの主人公的な装備はなかったのである
改めて確認する自分の装備なんて哀れなんだ、と渋々思いながら、周りをもう一度見渡してみる、目を閉じて開いてなんとか夢であって欲しいと願ったりもした、けれどそんなこと思ったのは少しだけだ、実際元いた世界にあまり未練はない、あるとするならばアニメ、漫画、ゲームまだまだ見たい物ややりたいゲームこれから発売するものとかができないのが、唯一の未練だった
「とりあえず、このでかいの(盗賊らしき奴)は放っておいて、どっかいって、情報を集めないとな」
と思いながら、少し急ぎめて足を進めたここがもし異世界と仮定すれば、間違いなくモンスターやさっきみたいな盗賊、ゴロツキがいるかもしれない、今自分に出来ることは、この場を離れて、人のいるところに行って安全を確保することだ、未だ自分の出来ることは、元いた世界のことしかできない、多少体力、力には自信あったからちょっとやそっとじゃ、倒れないと思っているけれど、この世界ではどんなことがあるかわからないなのでとりあえず移動することにした、周りは森だがしっかりと人が通れるには大きすぎる道幅があり、馬車くらいならすれ違いで通れるほど道はしっかりとしていたその道はずーっと、どこに続いているかわからないくらい伸びていた、はぁとため息が出るほどだが、こんなに大きな道である以上誰かしら通るかもしれない、その人に道を聞くなりすればいいだろと思いつつ今いたその場を後にした。
「ふぅ、なかなか歩いたぞこの野郎、こんなに歩いてまだ森の中とかまさか抜け出せない森なのか、そうしたら詰んだわコレ(笑)」
はあはあと若干息を切らしながら近くにある木に近づき腰を降ろした、流石に体力には少し自信があるけれど息が切れるほど歩けば疲れるものもある、精神的な疲れも座った時に、襲ってきた何も知らないまま、異世界らしき場所に一人で召喚され不安で仕方なかったのだ、ひとときの安らぎ、急に目蓋が重くなり、とても日差しが心地よい風も優しく頬を撫で湿度も高くなくカラッとしていて涼しい天気だ、寝てはいけないとわかっていても、今日はお天気だから寝ないと損だぜと言わんばかりに天気がよく、まだ日差しもあるし少しだけならなと目を閉じ意識を手放すのであった…
「うん…」
ふと体のあちこちに違和感があるのにうすらうすら、眠い目蓋を開けてみると伸ばしていた足には犬が足を枕代わりに寝ていて逆の足の方には猫がねていて肩には鳥がおそらく二匹羽休めしていた、
「おいおい、俺はペットショップでもなく枕でもねえよ」
と思いつつ、足にいた正確には太ももにぐたーっといかにも気持ちよさそうに寝ている犬と猫を優しく頭を起きないように撫でていた、一人きりだった自分にはとても嬉しかった、もともと動物は好きで。懐かれやすい体質みたいだったから、そのせいかな?と考えるけれどもここの動物はこんなに人に懐くのかと疑問も持つのであった、まあ深く考えなくていいかな、とりあえず一人だったところに動物だけれどもいるということはなぜか、一人でいる不安を消してくれた、動物たちを見て空を見上げた、まだ陽は真上だおそらくお昼過ぎくらいかなとか思いつつ、いろいろこれから起こりうることを出来るだけ考えてみるのだった…
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祭壇の上に巫女が、祭壇の下には、その儀式を見守るように、高位の人達が数人いた
「日、出は我が国に光をもたらし安寧の地と安らぎをもたらしこの国に平和を、来たれ異界の来訪者よ」
一人の巫女の掛け声とともに、巫女の周りを囲むように12人の白い装束をまとった女性がいた、そして眩い光とともにあたり一面に、光が満ちた目を開けることが困難な、まばゆい光が周りを覆った。
[[おお!!]]
と、その人達は驚きの声を上げた。
光が収まりながら、その光の中から人影が6人現れた、完全に辺りが見えるようになっていくと男が3人女が3人は陣の中で横になっていた。
祭壇にいた、巫女が駆け足でその人たちに駆け寄っていく。
「よかったぁ、早くこの方たちを部屋へ」
と巫女の人が言うと、周りにいた12人の女性たちが駆け寄り魔法を使って担架にのせその場から運び出した。
「姫様やりましたな、お告げの通り六人の勇者がやってきましたな」
一人の白い甲冑を着た騎士が巫女に駆け寄ってくる
「はい、六人ですか・・・」
「なにか気がかかることでも?」
「いえ特には、思ったよりも魔力をかなり消耗したと思いまして。」
はあ、はあ、と息継ぎをしている巫女に水に入った瓶を渡した
「あ、ありがとうございます」
「なにか召喚に対して不具合があったのですか?」
「いえ召喚自体は」
不慣れな召喚魔法を使ったために、いつもより疲れが出たのかなと思いながらも、召喚できた喜びを胸の内で歓喜していた。




