永遠のともだち
仲の良かった友達
毎日のように遊んでいた
君はいまどこで何をしているの
あの日遊んだ公園
長い長い滑り台はきみと一緒なら短く感じたよ
君はいまどこで遊んでいるの
ある日弁当箱をひらくと米粒ひとつ
顔を見せあって笑ったね
君はいまなにを食べているの
いつもの通り君のいえに遊びにいった
笑って出迎えてくれる君はもう
君はいま笑っているの?
あの日々君と過ごしたときはいつまでも
色あせることなく残っているよ
君が永遠に幸せでいますように
お読みいただきありがとうございました。
この話は作者の実話となっております。
別れを言う前にどこかへと消えてしまった友達です。
幼いころの話なので、今となっては大人の事情があったのだろうと思われます。
いつがその人との最後の時になるかは誰にもわかりません。
読者の皆様にはどうかいつも後悔しないような別れ方をしてほしいです。
それでは、またいつか機会があることを願ってここで締めとさせていただきます。