表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕は馬鹿 続き

作者: ぬ~

『僕は馬鹿』の続きにあたるので、まずはそちらを閲覧の後にお読みください。

どうも。

月一で絡まれる、どうも僕です。

最近では、自転車で走行中、を自転車に乗った明らかに年下の男に歩道を自転車で遮られました。

腹が立ちましたが、何とか自転車を持ち上げて抜け、去り際に男の自転車の後輪を蹴ってきました。

後ろから聞こえた「えぇ〜・・・」という声は忘れられません。


え〜、というわけで、前回お話した“僕は馬鹿”の話の続きを書く予定だったのですが、

はっきり言ってそんなに笑えるお話でもないので、簡単に説明して、今回は又別にお話をしたいと思います。


と、言うわけで、続きを簡単に。


あれから一年。

僕は再び親戚の家に。あれからチョコチョコ親戚の家には行ってたのですが、あれ以来散歩はしていませんでした。

そんなある日、ふと思い立ち、その日も散歩をしようと思ったのです。去年の出来事もほぼ記憶からなくなっていました。

去年と同じ経路を歩きつつ、

ふと、

目の前にある人影が見えました。

二つの人影です。

僕は目が悪いので、目を細めました。目を細めると人相が悪くなるらしいのですが、気にしません。

ジー、と見ていると、少しずつ見えてきました。

どうやら男性と、女性のようです。カップルでしょうか。

近づいていくにつれて、その二人の顔がどんどん鮮明になっていきます。

そして一定の距離に近づいたとき、


「あ」


と思わず声が漏れました。

距離にして10m程でしょうか。はっきりと、向こうの顔が見えたのです。

その顔は、

あの男性でした。

そしてその隣には、あの彼女。若干髪が短くなっていましたが、間違いありません。

しかし次の瞬間、向こうも僕に気付いたのでしょう。


突如Uターン。


そして、


ダッシュ!


男性が彼女の手を引いて、僕に背を向けて走り出したのです。

が、

この時の僕も、やはり馬鹿でした。


何かですね・・・、

一年経って尚、付き合っている(仮定)あの二人を見たらうれしくってねぇ・・・。


追いかけました。


全力ダッシュで。


振り返る男性。

驚きの形相。

半泣き(仮定)の彼女。


追う僕。


まさしく悪者と恋人達の構図です。

何なら、変態から逃げる恋人達です。

完璧、方向性を見失っています。

寧ろ自分を見失っています。


追いかける。追いかける。

逃げる男性。が、彼女を連れたままで僕(変態)から逃げられず、


つかまりました(捕まえました)。



それからの事は覚えてません。脳が消去しました。

覚えているのは、男性の引きつった顔と、


号泣していた彼女さんの顔だけです。


何だカンダを語り合った(確か一方的に僕が話しをしていただけ)後、僕達は別れました。

あれ以来、彼等とは会っていません。多分引越しはしてないと思います。


あの後親戚の家に戻る途中、ハトの糞が頬に当たったのは、多分罰です。間違いありません。



さて、ああ、短く話すつもりが、何か中途ハンパに長くなってしまった。

面白い話は又後日。

次の機会でお話させていただくことにいたします。

前回の続きです。中途半端ですが、これで『僕は馬鹿』に関しては終了です。

また別のお話は、またの機会にしたいと思います。

楽しんで頂ければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] おもしろいねぇ・・・・・・ 無意味に悪役になってるところがいいなぁ こういう、おバカだけど真剣な作品、スキです
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ