依頼をこなしましょう1
今日誕生日なんで
突貫工事で仕上げました
なんで久しぶりの千文字クオリティです
これは、リリアさんが新リーダーになってからの話です
私達は彼らの顛末を聞かされたのが約一週間前
この事件の全てをガンツさんたちがあばいた事にしてもらいました
で、私達は金貨三枚をもらい
一人、一枚持っていることにしました
まぁ、装備をと言うより武器を買い揃えたり、薬草なんかを買ったりで大銀貨一枚まで減らしたのだが
「あれから一週間がたち、ゴタゴタも落ち着いてきたのでそろそろ依頼をこなしてもいいかと思います」
『でも、ガンツさん達がいないよ。大丈夫?』
「大丈夫です。F1の依頼は、殆どが街中でやれる依頼ですから」
『ならいい』
「では、私は錬金術の依頼をこなします。あなた達は、力仕事系の雑務を受けてください」
「なんで?私はともかく、リップルはそんなに力無いわよ」
ニーナが反論する
「私も使っている、簡単な魔法を教えます。力をあげる魔法です。この魔法はコストパフォーマンスは良いのですが、それ以外の魔法が使えなくなる欠点を持ちます。現に一千年前の勇者は、魔王との戦いでこれのみを使い勝っています」
「そう、わかったわ…貴方の方を手伝わなくていいの?」
「私にくれたプレゼントを作れるあなた達に任せられるような依頼はないです。それにこれは、私のプライドの問題です」
ちなみにリーダー就任祝いにガンツさん達からもらった材料と私の頭の中のイメージを形にしたものに、ニーナが刻印をつけたこの世でたった一つのリリアさんだけのお守りだ
受けとった後、少し涙ぐんでた
「他に質問はありませんか?…ないのなら依頼を受けましょう」
ともあれ、リリアと別れ手続きをして、依頼を始める
かっぷくのいいおばさんに依頼書を渡す
「あんた達だけかい?」
「はい、何か問題がありますか?」
「いいや、仕事ができるならいいさ」
「では、依頼内容を確認させていただきます。家の敷地の草むしりただし攻性魔法の使用は禁止…一つ、お聞きしてもよろしいでしょうか」
「初心者だからさね。家には小さい子もいる、下手に使われて大惨事になったら私としても、困る。ま、あんた達ならできるかも知れないけどね」
「『?』」
「あら、聞いてなかったの?では、改めて、私はギルドマスターの元チームメンバーで今は妻をしているリスタナよ」
「そ、そうだったんですか。すいません」
「いいのよ。皆、そんなこと気にしないから。さあ、始めなさいな。時間かかるでしょうから」
初めてから気づいた
この草、魔法耐性がある
むしった葉に魔法で火をつけようとしたら、はじいたのだ
どうりで、魔法で葉を見たら
全く見えなかったのだ
しかも、体力も使う
結局終わったのは半分くらいだった
街の中の雑務を受けて生活費を稼いでいた方のでている話
竜殺しの過ごす日々
異世界で生活することになりました