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兎にも角にも王都!7

一応パソコンからの初投稿です。

日が昇り始めた頃その場所についた。

森のはずれにある、五十年以上昔からあったかのように、古びた木製の家だった

みんなからの情報で既にそれ以外がハズレであることは分かっていたが、それにしては音がない。森が近くにあることを含めても、だ。

さらに探ると、いるはずの住人の気配もなかった。

覚悟を決め、扉に手をかける。

ドアノブを回し、扉を開く。

よく使われているはずのドアは、若干重かった。

力を込めて押す、何かが引きずられる音がした。

足元にぬるりとした感触があった見ると赤黒い、覚悟を持って扉の向こう側を覗き込んだ。

見るんじゃなかったという思いと同時に急がないとまずいという考えが浮かんだ。

見たものは翁と呼ばれていたであろう人物の遺体。

扉に顔が張り付いているように見えるところを見ると、逃げ出そうとしたところに一太刀入れられたのだろう。

それが致命傷のようだった。

外を見て、例の盗聴を再開する。

笑い声が聞こえる。どうやらその献上品が彼の手に渡ってしまったようだ。

もう一刻の猶予もない、急いでなだらかな広い平地まで来ると、杖を地面に突き刺し弓と槍を構える。

槍は全長90センチくらいで矢の代わりにするには、長いかとも思ったがこれくらいじゃないと強度が足りないだろうと思い直し、弓槍に魔法をかける。

弓にかける魔法は、強化と限界突破どちらもMAXだ。

槍にかけるのは、強化、探知、突撃、貫通、射程強化、持続時間強化、対象破壊こちらもMAXだ。

弓矢のように構え、魔法を起動する。槍を放つと同時に弓は粉々に砕け散った。

槍はたやすく音速を突破して自ら作った雲の壁を突破して、遠くの城へと向け飛翔する。

向かうは玉座、当てるは魔笛ハーメルン。




sidechangeto???

それが私の目の前に献上されてきたとき、私は心の中小躍りしていた。

十年前手にすることができなかったそれが目の前にあるのだから、だがそんなことは塵一つも見せず、

「大儀であった。」

そう言って、その献上品を手に取る。

そしておもむろに吹こうとした時だった。

聞こえてきたのはガラスの割れる音、弾かれたかのように動く私の右腕、そして割れたガラスとは反対の壁に何かが刺さる音と同時にそこで何かが砕ける音。

左を向けば、天井に近い位置にある窓ガラスが割られていた。

自分の右手には何も持っていなかった。

右腕ははじかれたように動いたときに痛めたようだ。

右を見れば床から数センチほど上の壁に何かが刺さったような跡とその床のあたりに散らばった細かな銀色に輝く破片。

全てを理解したとき、その時点で私は王という絶対の立場から引き摺り下ろされていた。




sidechangetoセイント

それは光の差さないどこか、そのどこかでセイントは従者より渡された手紙を開く。

『セイントへ

報告書にはなるがあたしとあんたの仲だ、砕けた口調になるのは許しておくれ。

まず、王とその取り巻きの貴族は揃いも揃ってお縄についた。

光呪が解かれるのは時間の問題だね。

新しい王には息子がついた。補佐は姫さんと信頼できる奴らで固めてある。

女王は、一応行方不明ということにさせてもらうよ。

あの子達は朝早くに自由交易都市へ向かっていたよ。

ギルドの方には伝えておいた。貴族どもには伝えてない、これは新王の好意だ。

あの子たちは今の貴族たちを嫌うだろうからね。

あとあの子達は、Sランクに臨時認定されたよ。

昨日のうちに受け取ってくれた。

あんたに感謝だけ伝えといてとのことだ。

あんたを縛る鎖はなくなったんだ、もう少し自由に生きてみたらどうだい?

お節介焼きな妖精より』

クスリと笑うと、セイントはその紙を風の魔法で粉々にしていく。

紙吹雪のようになった時点でその魔法を止めた。

粉々になった手紙はどこからともなく吹いた風に乗ってセイントの元から消えた。

「自由交易都市に風は吹く…か」

虚空から電話を取り出してどこかにかける。

その相手はセイントしか知らない。




sidechangetoリップル

あたしは、遥か遠くに見える王都を眺めていた。

運良く捕まえることのできた馬車に乗って自由交易都市のほうへと向かっているのだ。

これは新王からのお願いだった。

これからこの国は若干荒れることになうだろう。この苦境に前王の恐ろしい計画を止めてくれた君たちを巻き込むことはできない。

しばらく自由交易都市に身を潜めていてくれ。

とゆうようなことがありまして、その自由交易都市に向かっているのです。

走らなくて済む分かなり楽です。がたがた揺れるのは、馬車ゆえと云う事にしておきましょう。




影の中にしばらくこもっていた黄狼がなにか咥えて影の中から出てきた。

咥えていたのは、弓と本だった。

自由交易都市に着くまでの暇つぶしにと、持ってきてくれたのかもしれない。

弓に関してはわからないけど。

では本を読んで暇つぶしです。

ということで王都編終了です。

かなり駆け足だったために、感想がもっと詳しくの嵐だったわけですがこの経験を活かし、次回からもっとわかりやすくかけるよう頑張ってきたいと思います。

この次は魔法や硬貨などの設定資料を出させていただきます。

自由交易都市に風は吹くは、再来週あたりに投稿したいかと思います。

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