表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/44

閑話究極生物妹

ぶっちゃけ手抜きました

目を開く、そこは私が眠る前に見た景色と変わらないような気がした。でも、なんとなくわかった。ここに私がいた痕跡が、もう残っていないことが


この部屋は、もう何年も使われていない

私の記憶の中にあったのは誰かしら私が、寂しがらないように居てくれた。そんな優しい記憶だった

カプセルの中にいた私の視界には、もう誰もいないだだっ広い伽藍堂の部屋だった

いつの間にかカプセルのガラスに寄りかかっていた私は、立ち上がり天井にタッチしてカプセルのガラス壁を解除してもう一度部屋を見回した。

私の記憶にないものがあった

姿見である

私は近づいて自分の姿を見た

腰まで届く銀髪これはいい、最後に見た自分の姿だ

問題は着ている服と髪の毛以外だ。

服はローブの下はつま先から指先まで覆う黒いタイツだし

身長も155位まで伸びているし体つきも出ている所は出ていてひっこむ所はひっこんでいた

顔なんかに至っては右赤目の左蒼目でめちゃくちゃ美人顔です

いったん自分の姿を見るのを止めてデスクの上にあった本を読む

書いてあったのは兄の日記だった

日記の中身は私に関してだった



私が、何故こうなったのかが書かれていた

結論から言えば私は究極生物なるものになったらしい

私ニーナ・エンデルクを素体をして竜、魔族、神族を融合させたらしい

竜鱗だけ再現できなかったらしく、代わりに作られたのがこの真っ黒なマントとタイツもどきの竜衣だ

因みにこの状態がデフォルトで私のイメージによって変化するようになっている

確認済みだ

また神族の白い翼と魔族の黒い翼も出せた

あと魔法も使える、しかも竜衣で調整もできる

竜衣様々である

ただし今は私が知っている時代から千年も経っていた

つまり私を知る人は誰一人いないのだ

私は泣いた



泣きやんだ私は、外に行くことにした

それが兄の望みだからだ

私自身外にでるのはこれが初めてだったりする

ワクワクしながら外に出た




わかったことはひとつ

ここ、どこ?


拝啓兄様早くも私はメゲそうです


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ