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いざ、王都へ行かん2

主人公なのに出番が少ないのにはこんな理由があるからです

ではお楽しみください

リリア)は、彼等と交渉しようと外にでて言った

「私たちは、チーム【ツキアケ】です。(チームカードを掲げながら)盗賊ではありません。オーガだのデーモンだの言っている方々が盗賊です。それから、今は、交渉役一人以外こちらにこないでください。来た場合、要人に施している治癒魔法が暴発する可能性があります。あなた方の賢明な判断に期待し、私はここで待ちます」

そう言って仁王立ちで待った




同じ頃、砦内の地下牢では、ぐるぐる巻きにされた盗賊達が放っておかれていた

響くような靴音が彼らに聞こえてきた

たまらず彼らは叫ぶ、ありったけの罵声をだが靴音の主は、まるで気にもとめず

「君たち少しやかましいよ。《その身から音は生まれず》…静かになった。じゃね」

その魔法により、彼らは黙った

何事か叫んでも聞こえることはなく、しかし、短絡的な生き方しかできなかった者達には、この利点を生かすことはできなかった




私は、機械の基盤を描くように精密な魔法陣を構築していた

「えと、リップル何なの?この精密機械の設計図みたいな魔法陣は、私が知る魔法陣はもっと簡略化された物だったと思うのだけれど」

『そう、歴史の中で効果より発動速度が優先された魔法陣がいくつかあるの。これもそのうちの一つ、ダメージの交換を目的とした魔法陣-それの原型…って言っても今でも使われてるから、喪失魔法では無いんだけど、今使うならこちらしかないの』

この魔法が原型で使われるのは、死刑囚の処刑法の一つである

主な使われ方からして、性犯罪者へのいましめに使われるのだから

ガンツさんに教えてもらった

部屋の床一面に魔法陣を書き終え、じっくりと魔力をこめる

何らかの不備があれば、リバウンドがけが人にいってしまう

それを避けるために励起状態にしておく…うん何ら不備はないいける

『合図は?』

「まだ無い。準備の方は終わったの?」

ニーナの問いにうなづく

後は合図を待つだけだ




リリアは、この時点では焦っていなかった

ただし、苛立ってはいた

この時点で彼女は騎士団の団長から、勝負を挑まれていた

男と勘違いをされて

あえて説明するのなら、団長が前時代的でリーダーは男で確定だ。などという固定観念にとらわれ、誰一人否定しなかった為(こんな石頭でも団長を名乗る実力はあるのだ)

男がそんな女々しい格好をするなだの、何だの言われ

気がつけば一対一の戦闘になっていた

「だ・か・ら私は女で、錬金術師だってな・ん・ど・も言ってるんです!聞こえてますか!」

「男なら騎士をやれ!騎士を!錬金術師なんぞ、花がないではないか!」

あぁもう!全然話が通じない

なんとか薬品や爆弾をばらまきながら、何とか話をしようとしているのだが、さっぱり聞かない

仕方ない。決行してもらおう。私でも、あれはヤバいって言うのが判る時間が無いのだ

だから、頭上にただの閃光薬をブン投げた

まではいい

なのにあのじいさん

なにを思ったのか、飛び上がって閃光薬を掴もうとしているのだ

仕方なく爆薬をぶつけ、彼を吹き飛ばし、何とか合図を上げることはできた

ただ、後どうしようかな~とは悩んでいる

のびている。勘違い騎士団長を見ながら、私はため息をついた

RYUさん

楽しんでますさん

ご感想ありがとうございます

ちょくちょく感想で、物語が修正されるのでどうぞふるってご感想を送ってください

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