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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
Second Season
97/131

〜11話€新入隊員の介入~

ステラがアイシャを倒した頃

ヨシタカは1人で2人のブロンナイツを相手にしていた


ズカ「こいつ、俺らを倒す気ねぇな…」


サカヤ「せやなぁ…ちっとも攻撃してこん割にワイらの攻撃はしっかり無効化して溜め込んでるときた…1番攻めにくい相手やなぁ」


ヨシタカ「そんなこと言って、あなた達も本気じゃないでしょ?まるで殺意を感じない」


ズカ「全てお見通しってわけか…」


サカヤ「・・・ズカはん、あっちの勝負は終わったみたいやで?」


ステラとアイシャがいた場所で大量のバラが空に舞っているのが見えた


ズカ「ようやくか」


サカヤ「ワイらが時間稼ぎした甲斐があったっちゅうことやな!」


ヨシタカ「・・・じゃあ確認しに行ってみましょうか?」


ズカ「お前自分の味方が殺られてるのをよく見に行く気になれるな」


サカヤ「アイシャはんも相当な手練な上に、そちらは気具とか言うまだ慣れてない物で戦ってはるんでしょ?」


ヨシタカ(こいつら…気具のことをなぜ…)


ズカ「さぁて、どれどれ」


サカヤ「なっあそこ!まだ星読みがおるやないか!」


ズカ「・・・アイシャはどこだ!!」


ヨシタカ「安心しな、死んではいないから」


ズカ「は?」


ヨシタカ「ほら、あそこ」


ヨシタカが指を指した方向を見ると、バラの花びらに囲まれて横たわっているアイシャがいた


ズカ「貴様ら…タダじゃおかねぇぞ!!」


ズカはヨシタカの方を向き直して、殺意を見せたが

すでにヨシタカはステラに駆け寄っており、そこにはいなかった


ヨシタカ「さすがだね、ステラ姉ちゃん」


ステラ「当たり前でしょ!よっしーも1対2で良く耐えたわね」


ヨシタカ「まぁあの人達本気じゃなかったみたいだしね、それに…味方が倒されて黙ってるほど臆病な連中でもないらしい…」


ズカ「アイシャがまだ生きてるなら、とっととこの2人殺して手当してやらなきゃだな」


サカヤ「せやなぁ、このままほっといたら死んでまうかもしらんし」


ズカ「なら、本気で行くしかないな…」


ズカはヨシタカとの戦いでは使わなかった刀を鞘から抜いた


ズカ「行くぞ塵月(じんげつ)


サカヤ「おぉ怖い怖い、ワイは遠くから高みの見物させてもらいますわ…」


ヨシタカ「ステラ姉ちゃん、来るよ!」


ズカ「煙塵竜巻斬り!!」


ヨシタカ「チャージバリア!展開!」


ズカ「これを防ぐか!ならまずはその厄介なバリアを破壊する!塵化斬撃!!」


ステラ「させない!水瓶座をデビリッション!」


サカヤ「封力…」


ステラ「え!?水瓶座が出ない!?」


サカヤ「アイシャはんを倒したっちゅうことはさぞかし強いんやろうから、あんさんの能力は封じさせてもらうわ!」


ステラ「まずい!!」


ズカの能力によってヨシタカのバリアは破壊されてしまった


ヨシタカ「面倒くさい能力だな…」


サカヤ「おおきに!」


ヨシタカ(くそ…この2人かなり手強い…)


ダイラ「うわぁー!!」


遠くからダイラが飛ばされて来た

それを追うようにガンガレンとキョウマも移動して来た


ガンガレン「お!2人とも久しぶりだな!コイツら中々の手練で腕が鳴るよなぁ!ガッハッハッ」


キョウマ「あの戦闘を楽しむなんてあなたぐらいしか出来ないですよ…」


シュウ「ふぅ…この程度ではさすがに致命傷は負わせられないか…」


アイ「それでもこちらが優勢だ」


ブロンナイツの残りの2人が集結し、ガンガレン、ダイラ、キョウマとホンゴウ隊も合流したが流れは完全に向こうにあった


シュウ「まずはアイシャを安全なところに」


ズカ「その後はどうする?星読みの相手はアイシャがするって決まりだったが…」


シュウ「星読みはサカヤが封じる、反射使いはズカ、俺とアイは引き続きあの3人を相手する、そろそろ本気で行くぞ」


サカヤ「了解や」


ズカ「今度こそ塵にしてやる」


アイ「とっとと終わらせるぞ」


再び荒廃したデノール国家の大地での戦いは激化を辿っていくばかり

そんな中、ホンゴウ隊の新人隊員達が動き出す


コウキ「へぇ~戦場ってこんな感じなんだね」


イオリ「ずっと覚悟はしてたけど、そうでもないね」


ユキ「え?2人とも何言ってるの?」


コウキ「とりあえず、あの能力を封じてくる敵が厄介そうだね」


イオリ「俺もそう思う」


ユキ「え!2人とも戦闘に参加する気!?」


コウキ「ユキさん、ステラ隊長に言われたこと忘れちゃったんですか?」


それはデノール国家に向かう途中のことだった


コウキ『え、じゃあ僕らは到着しても戦闘には参加しちゃいけないんですか?』


ステラ『あなた達は確かに訓練して体力的にも、能力的にもだいぶ強くなったわ』


コウキ『じゃあ!』


ステラ『だけど1番戦場において必要なことが欠けてるの』


イオリ『経験ですか』


ステラ『そう、今回の戦闘は少なくても私もよっしーもいる状況で戦場に向かうわけだから』


ヨシタカ『まずは俺らの戦いを見ながら、戦場の空気、自分ならどうするか、これを感じて欲しいね』


コウキ『・・・』


ステラ『ただし、もし戦場で自分が動くべきだと思ったその時は自由に動いてくれて構わないわ』


コウキ『え!本当ですか!!』


ステラ『でも無茶だけはしないで!!私達の助けられる範囲で必ず動くこと!!これだけは絶対に守ってね!!』


コウキ(ど、どうしたんだステラ隊長…急にそんなに声を荒らげて…)


ヨシタカ『リアルな戦場を見て3人がどうゆう動きをするか、俺は楽しみだけどね』


ステラ『必ずあなた達は私が守るわ』


ユキ「・・・ってステラさんは言ってくれてたけど!!」


コウキ「ならユキさんはそこにいてください、僕とイオリくんで何とかします」


ユキ「ちょっと2人ともー!!・・・行っちゃたし…どうしよう!!」


ステラ「牡羊座をデビリッション!!」


サカヤ「うわぁ、対象がこんなにおるんはわいの能力の出番ちゃうなぁ~頼んます!皆さん!」


隊員「よぉし!俺らの能力をブロンナイツが求めてるぞ!いけー!!」


サカヤと各国の隊員が協力してステラの能力を完全に封じ込めていた


ステラ(これじゃ他の戦いに加勢できない…よっしーのバリアを簡単に破壊したあのズカって敵が気になる…)


ズカ「塵化斬撃!!」


ヨシタカ「チャージバリア!!」


ズカ「ふっ…いつまで持ちこたえられるかな?」


ヨシタカ(なんなんだコイツ…能力はおそらく対象を塵にするってとこだろうけど、それならこっちの能力の影響も受けるはず…仕掛けがあるとすれば・・・)


ズカ「やっぱりお前は最高だよ塵月!!」


ヨシタカ「なっ能力ではなく斬りかかってきた!?」


カキーーン!!


ヨシタカは慌てて気具である反刀で防御しようとしたが、軽々とズカに折られてしまった


ヨシタカ「しまった!!」


ズカ「はっはっはっ!お前らは気具ってのが無いと能力を発揮できないらしいな!?」


ヨシタカは少しずつ後ずさりするが、ズカもゆっくりとヨシタカに迫ってくる


ステラ「よっしー!?」


サカヤ「おっと、あっちには行かせられんなぁ…封場!」


ヨシタカを助けに行こうとするステラだったが、サカヤの能力で足が地面から離れなくなってしまった


ステラ「くそっ!!」


コウキ「動くべきなのは今しか無いですよね!?ジャミングウィップ!ステラ隊長!これを掴んで!!」


ステラ「コウキくん!・・・掴んだわ!」


コウキは気具である鞭をステラの方に伸ばし、それをステラが掴む


コウキ「デュアルエクスチェンジ!!」


コウキが能力を使い終わるとステラとコウキの位置が入れ替わり、ステラが受けていた能力はコウキが受けていた


ステラ「コウキくん!!」


コウキ「行ってください!!」


サカヤ「そないなことしても、もう1回能力を使えば!」


イオリ「そうはさせない、キープガン!俺の気を溜め込め!」


サカヤ「何やお前は!!いや、まずは星読みや!能力解除!もう1回!封…」


イオリ「スピードショット!!」


高速な弾丸がイオリの気具の銃から放たれ、サカヤの前に出していた手に直撃した


サカヤ「いっっっでー!!!!!!」


ステラ「2人とも!ありがと!!」


シュウ「行かせません、ヘッドウィンド!」


キョウマ達と戦っていたはずのシュウがヨシタカの方に向かうステラの前に現れ、強烈な向かい風を発生させ、進行を妨げてきた


ステラ「これじゃよっしーの所に行けない…よっしー!!!」


ズカ「向こうが騒がしいな…殺れる時に敵の戦力は減らしとかないとな!」


ズカはヨシタカに斬りかかるが、ヨシタカは何とかその剣筋を交わす

それでも少しずつ切り傷がヨシタカの体中に付き始めていた


ユキ「もうどうなっても知りません!マジックステッキ!ハーフアビリティ!」


ステラ「ユキちゃん!くっ…」


ユキの能力によって向かい風の威力が半分になり、少しずつステラは歩みを進めていった

だがそれでも足取りは重かった


シュウ「惜しい能力だな、半分にする相手が俺じゃなければ強かったかもな?ズカ!良い加減終わらせろ!」


ステラ「これじゃあ間に合わない!よっしー!ダメー!!!!」


ズカ「分かってる!これで終わりにしてやる!煙塵竜巻斬り!!」


ヨシタカ「くそぉ!!」


キーーーーン!!!!!!!


何かが目の前で起きたことが分かり、ヨシタカは覚悟を決めて瞑っていた目を恐る恐る開けるとそこには・・・


ユウ「刀が騒いでると思ったら…まさかこんな所で再会することになるとはな…ズカ!」


ズカ「なっ!?」


ズカは慌ててその場から距離を取る


ユウの口ぶりから知り合いと思われるこの2人・・・

いったい過去に何があって、2人は違う道を歩むことになったのか・・・

そして、それぞれの思いを乗せた刀と刀が今交わる・・・


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