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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
Second Season
92/131

〜6話€新たな戦いの予兆~

ミネト達探索隊は防衛隊が新入隊員達とのトレーニングを行っている間、気具に慣れるための基礎トレーニングと新しい能力を手に入れるための擬似戦闘トレーニングを繰り返し行っていた

そしてついに探索隊6人が出国する日が来た


ゼット「ではシンジ隊長、探索隊の指揮をお願いしますね」


シンジ「任せてください!じゃあ…行ってきます!」


アルト「なぁミネト?俺らはどこにあるかも分からない、どんなものかも分からないゲートってのを探しに行くんだよな?」


ミネト「そうだけど?」


アルト「いくら謎の敵がいるかもしれないって言ってもこんな6人で固まって行動する必要はないんじゃねぇか?みんなで手分けした方が断然良いだろ?」


マモル「確かに…アルトにしてはまともな意見ですね」


アルト「マモルてめぇこの野郎!」


ミネト「それはダメだ!」


アルトとマモルのじゃれ合いを遮るようにミネトは強く言い放った


ミズナ「ミネト…?」


カイ「やっぱりデノールの時に言ってた3人組が気になるのか?」


ミネト「そうですね…あの3人が宇宙人と呼ばれる者なのかは分かりません。何が目的であの時敵を殺したのかも分かりません。ただ、最後に俺に向かって言ってきたんです。『ゲートに会いに来い』と」


カイ「それをあの時みんなの前で言わなかったのは、やっぱり灰色の気ってのが関係しているのか?」


ミネト「はい、あの3人からも灰色の気を感じました」


カイ「なるほどなぁ。それでそいつらが来た時に対処するため、防衛隊も探索隊も複数人で行動するようになったわけか」


ミネト「そうゆうことです。ゼット総司令には元々伝えていたので」


シンジ「灰色の気のこともゲートを探していればこの先何か分かっていくのかもしれないな…」


ミネト「だからカイさんとミズナとマモルには…」


カイ「そう言うことなら俺らも強力するしかないよな!」


マモル「僕達探索隊ですし!」


ミズナ「ミネトが1人で背負うことじゃないんだからね!」


アルト「俺の灰色の気も気具を使うようになってから安定しない…この先もアカネを守るため、お前らと戦い続けるためには真実を知らなきゃならねぇ」


シンジ「おぉ!良いこと言うなぁアルト隊員!!・・・あれ??」


マモル「まーたアルトが青臭いこと言ってますよ」


ミズナ「頼り甲斐があるんだか無いんだか…」


カイ「俺は暑い男は嫌いじゃないぞ!」


ミネト「アルトらしいな」


アルト「もう何で毎回こうゆう展開になっちまうんだよ!!」


シンジ「お、見えて来たぞ!最初の目的地だ!スメラギ隊が向かったプラット国家とスプーン国家の間にある巨大遺跡!その名もローラン遺跡だ!」


アルト「何か探索って感じがしてきたぜ!」


カイ「おぉ、何か俺もテンション上がってきたぞ!!」


ミネト「父さんが旅をしてた時はこの遺跡にも入ったの?」


シンジ「あぁ!中はとても入り組んだ構造になっていてな?迷路みたいでどこを通ったか分からなくなってしまってな!だからここが旅で唯一探索し切ってない場所なんだ!」


ミネト「だからマゲナより先にここに来たんだね」


シンジ「そうゆうことだ!ここを探索し終わったら西に進み、マゲナに向かう予定だ!」


ミズナ「迷路…」


ミネト「どうしたミズナ?」


ミズナ「出られなくなったりは…しないよね?」


シンジ「大丈夫だ!迷ったら上に大きな穴を開ければ地上に出られる!」


ミネト「あーそれであそこに穴が空いてるんだね」


シンジ「おっと気づかれていたか…」


ミズナ「しっかり迷ってるじゃないですかー!!」


アルト「ミズナは怖がりだなぁ?能力だってあるしみんなで入れば怖くないだろ?」


ミズナ「そうだけどぉ」


マモル「なら、こうしましょう!2人組を3つ作って連絡を取りつつ、危険な道を避けて、なおかつ帰る道を確保しながら進めば安全に探索出来るんじゃないですか?」


カイ「おぉ!さすがマモル!良い案だ!!」


シンジ「じゃあ2人組を作るぞ!みんなクジを引いてくれ!!」



<クジの結果>


シンジ-ミズナ


アルト-マモル


ミネト-カイ



シンジ「よし!じゃあみんな進んでいくぞ!!」


こうして3組は迷路を進みながら遺跡の探索を始めた


ミネト「こうやって落ち着いて話すのは久しぶりですね」


カイ「なんだよ急に…ミネトの方から声掛けてくるなんて珍しいじゃねぇか」


ミネト「いや…まぁ…そうですね…」


カイ「俺の気のことを気にしてくれてんだろ?」


ミネト「はい…」


カイ「ステラさんにはあんなこと言ったが、実際は気具に気を集中させるのが精一杯で最初に使えるようになった蛇剣以外の能力なんてとても出せる状況じゃねぇな…」


ミネト「そうですか…やっぱり気にされていたから元気づけようと?」


カイ「まぁな…あの人は笑って可憐に戦ってる方が似合う…俺なんかが傍で下手なことしたら台無しだろ?」


ミネト「カイさん…」


ミズナ「無線で全部聞こえてるから言いますけど、ステラさん全部分かってましたよ?」


カイ「へ?」


ミネト「カイさん無線ONのまま今の話してたんですか?」


カイ「だって入る前に無線はONのまま進捗を伝え合おうってシンジさんが!!」


シンジ「カイ隊員!青春してるな!!」


カイ「シンジさんまでー!!」


その頃、スプーン国家防衛軍の施設内ではある騒ぎが起きていた


ゼット「まだ特定出来んのか!!」


職員「申し訳ありません!!監視カメラも全て確認しましたが怪しい人影は一切写っておらず、出国届も確認しましたが最後に記録されているのは探索隊のメンバーでした…」


ゲンブ「私の能力で国自体に干渉はされないハズだ….」


シホ「施設内の情報にも侵入者らしき人影も怪しげな行動をする人も写っていませんでした…」


ユウト「物理的な監視も俺の能力による監視すらもかいくぐってデータを盗むなんて、いったいどうやって…」


ゼット「何が起こったというのだ…」


シュウガ「父さん!」


カリーナ「こら!こうゆう場では総司令!」


シュウガ「そんなことより!何が起きてんだ!?」


カリーナ「そんなことより…?」


ゼット「お前らにも協力して欲しい!我が国だけで保持していた気具のデータが何者かに盗まれたようだ」


シュウガ「なんだって!?」


カリーナ「私達はその犯人を探せば良いってことですね!!」


ゼット「そうだ!全防衛隊員に通達して全力で見つけ出せ!まだこの国のどこかにいるはずだ!」


シュウガ&カリーナ「了解!!」


???「マジでデータ盗んじゃったけど本当にこんなことして大丈夫なんですか?」


???「やっぱお前に着いてきて良かったぜ!こりゃ面白くてやめられねぇ」


???(こんな無謀な指示を出されても簡単にこなしてしまう…この3人はいったい何者なんだ…)


???「アイツらの指示通りデータは手に入れた、これで文句無いよな?」


???「あぁ…良いだろう、帰還するとしよう…」


怪しげな4人の会話は施設内の模擬戦などを行っていた野外広場近くの暗がりでひっそりと行われ、瞬く間に4人はその場から消えてしまった・・・


この情報は各国で活動している防衛隊、そしてミネト達探索隊にも伝えられた

ただし、それ以外の者には伝えるなとゼットは指示を出した


隊員間ではリベールズの仕業だと仮定して、その巧妙かつ大胆な行動力に隊員達はより一層の注意を払いながら行動することになった・・・

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