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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
Episode Denor(デノール)
81/131

〜5話€作戦1日目-行先~

作戦決行の1週間のうち幹部達が本国を離れる1日目が始まった


ゲンブ「さてと、まずはリカコさんの今日のスケジュールを聞いてタイミングを伺うところからだな!」


シンジ「あぁ、常に周りに気を配って…」


トゥルルルルル!!


シンジ「うわぁ!びっくりしたぁ…ってシホかよ~」


シホ「もしもし、肩に力入りすぎてないかなって思って電話しただけだから忙しかったら切ってもらって構わないわ」


シンジ「いや、今はリカコさんからの連絡を待ちながら基地内をゲンブと巡回してるところだ」


シホ「そう、なら2人ともいつも通り動くためにリラックスしなさいね」


シンジ「バレたら終わりだしなぁ」


ゲンブ「おっリカコさんから電話だ!」


シンジ「来たか!シホ、また連絡する!」


プープープー


シホ「はぁ…全然リラックス出来てないじゃない…まぁあの人らしいけど…」


ミネト「ママ?どうかしたの?」


家には8歳になるミネトがゲームで遊んでいた


シホ「こらミネト!まーたゲームして!」


ミネト「あー!ママ返してよー!」


シホ「何よこれ!敵の体力あと少しじゃん!これならママでも勝てるわよ?」


GAME CLEAR!!


ゲームから音声が流れる

それを聞いて喜ぶシホをがっかりした顔で見つめるミネトがいた


ミネト「あーあ、やっちゃった」


シホ「何よ!勝ったから良いじゃないの!」


ミネト「体力が無くなるギリギリで止めといて、1番強い技でオーバーキルした方が経験値も報酬も多いんだよ!」


シホ「そんな見返りばっか求めて油断してたら、いつか敵にやられるわよ!ちゃんと倒せる時に倒しなさい!」


ミネト(ちぇっ、いつも思うけどママってゲームやったことないくせにやけに説得力あるよなぁ)


ゲンブ「リカコさん、どうでしたか?」


リカコ「すいません!!今日は情報通信室全体がすごい忙しくてみんなバタバタしてるので抜けれそうにないです!」


ゲンブ「分かった!とりあえず昼食までは作戦決行は無しにしよう!今は目の前のことを頑張ってくれ!」


リカコ「そうします!!」


プープープー


ゲンブ「いったい国家侵攻の方で何が起きてるんだ…」


その頃、デノールはスプーン国家を襲っていた

しかしコアの能力があるとは言え、相手も今まで鍛えてきた防衛軍なため、なかなか攻め落とせず手を焼いていた


ガンガレン「戦うのは楽しいなぁ!!なぁ、ルギン卿!」


ルギン「私は早くこの戦いを終わらせたいんだ!どうにかしろ!そしてその名前で呼ぶなと言っているだろ!お前のせいで他の人からも呼ばれるようになってるんだぞ!」


アンブローズ「敵の防衛軍がなかなか攻め落ちませんねぇ…」


アルドロン「ひとえにあの2人が邪魔だな」


アンブローズ「あー確かホンゴウ・ミヤビとクサカベ・ハヤトと名乗っていましたかね」


アルドロン「戦場において名乗ったところで殺すか殺されるかだ、名前なんてどうでも良い」


ザラン「おいおい、ここで俺らが活躍すればアルドロンさんからの信頼の株も爆上がりだぜ!?」


ガイアール「2期生の2人が戦ってるんだ、どうせならあの2人を手助けする形が1番効率的だろうな」


メディック「サポートぐらいなら俺らでもやれそうだしな!」


ザラン「っしゃ!!能力発揮!3連斬撃!」


メディック「睡魔の息吹!」


ミヤビ「斬撃は俺が防ぐ、あの怪しい攻撃は任せたぞ」


ハヤト「了解だ」


ミヤビとハヤトは走りながら声を掛け合い、敵に突っ込んでいく


ミヤビ「斬撃なら刀で弾ける!!」


ハヤト「気体状の攻撃ならこちらも気体状の物を打てば緩和される!スモークグレネード!」


アルドロン「なんなんだこの対応の速さは…実に邪魔だ…」


アンブローズ「ガイアールさんに頼んで弱体化させてはいかがでしょうか?」


アルドロン「何か秘策があるんだな?お前に任せる」


アンブローズ「了解です…ガイアールさん?ちょっと良いですか?」


ガイアール「アンブローズさん!はい、俺は何をすれば」


アンブローズ「なぁに、あなたのミサイルの能力なら容易いことですクックックッ」


ガンガレン「さすが他国の優秀な防衛軍なだけあって楽しい戦いが実現しているぞ!!俺はこれを求めていた!!ガッハッハッ」


ミヤビ「くそ…他の変な攻撃は何とか抑えられるがコイツは単純に身体能力が高い…」


ハヤト「ミヤビ!こっちは余裕がある!そっちの援護もしようか?」


ミヤビ「いや大丈夫だ!それよりまた変な攻撃が来るかもしれん!何とか今は踏ん張るぞ!」


ハヤト「了解だ!」


ガイアール「その踏ん張りもここまでだ!ウイルスミサイル発射!」


アルドロン「今回は撤退するとしよう…ジャヴァ」


ジャヴァ「はいよ、全員ワープに入れ!」


ハヤト「なっ!いきなりミサイル攻撃だと!?ミヤビ!離れろ!!」


ミヤビ「おい!ハヤト!!」


ハヤト「こんにゃろ!!」


ハヤトはミサイルに向かって手榴弾を投げたか、その爆発によりミサイルに入っていたウイルスがばらまかれた


間一髪その場を離れたミヤビは無事だったがハヤトはウイルスを微量ながら吸ってしまった


ハヤト「ゴホッゴホッ」


ミヤビ「おいハヤト!大丈夫か!!」


ハヤト「あぁ…とりあえず敵は引いてくれたみたいだな」


シンジ「そうだな…あれが報告にあったデノール国家のようだな」


ハヤト「俺らの帰りを待つ家族がいるんだ、こんなところで死ねないぜ」


ミヤビ「帰ったら俺ら2人で敵を追い返したって自慢しなきゃだな」


ハヤト「あぁ…ゴホッゴホッ」


こうしてスプーン国家はたった2人の防衛隊員の手によって守られた・・・


その頃シンジ達はリカコが解放され、3人で昼食をとっていた


リカコ「やはり能力をまだ完全に使いこなせているわけでは無いみたいです」


ゲンブ「なおさら急いでどこかの国にコアのデータを持っていって訓練する必要がありそうだな」


リカコ「そういえばこの国から逃げれたらどこの国に行こうとしているんですか?」


シンジ「それがまだ決めてないんだよねえ」


リカコ「えぇ!?」


ゲンブ「お前もし今日逃げてたらどうするつもりだったんだよ…」


シンジ「あー確かに?」


3人は久しぶりに心の底から笑った

最近では作戦のことで頭がいっぱいになっていたことを本人達も自覚した瞬間だった


リカコ「そういえば今日の国家侵攻の対象になっていたスプーン国家なんですけど、最初はいつものように敵兵士達を倒してたんですけど」


ゲンブ「けど?」


リカコ「最後の2人の兵士によって侵攻は中止になりました…余程強い防衛軍の人だったんですかね」


シンジ「ゲンブ?スプーン国家っていうとどこら辺だ?」


ゲンブ「大陸の一番東側だな」


シンジ「さすがにそこまで行くのは遠いなぁ、もうちょっと近場で簡単に行けてスプーンにも行けそうな国はないか?」


リカコ「ならプードル国家とかどうですか?」


ゲンブ「あぁ!島国家でちょうどここからスプーンまでの間にあるから良いね!」


シンジ「よし!!じゃあ行く場所はプードル国家にしよう!!」


ゲンブ「そういえば昼食時間がもう終わるな…」


シンジ&リカコ「あ…」


ゲンブ「午後は国家侵攻をした隊も帰ってくるし、今日はスルーだな」


シンジ「ま、まぁあと6日あるしな!シホに報告しとこっと」


1日目は予想外の国家侵攻の動向とシンジの能天気な性格によってスルーされることとなった

しかし、4人の行先は決まった

デノールを後にしてシンジ達が目指すのは、優秀な防衛軍を持ったスプーン国家へのデータの譲渡を最終目標に、まずは移住先のデノール国家からスプーン国家の真ん中に位置する島国家のプードル国家だ・・・

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