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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
Episode Denor(デノール)
77/131

〜1話€全てが始まる前~

ここはデノール国家

ミカド・ドラン統括が防衛軍を指揮して守っている大都市もある大きな国家だ

統括はとても国民思いで、防衛軍もこの理念に共感を持った人達が集まり、隊員達は統括のことを尊敬し、その圧倒的強さからいつしか龍帝様と呼ぶようになっていた


そして、この物語はプードル国家にミサイルが落とされる15年前から始まる・・・


ガンガレン「龍帝様!おはようございます!ガッハッハッ」


ドラン「その独特な笑い方は!君がガンガレンか!噂には聞いてるよ!入団試験凄かったらしいじゃないか!」


ガンガレン「ガッハッハッ何かあった時は俺を戦線に送ってくれると嬉しいです!!」


ルギン「全く朝から騒がしいぞガンガレン」


ドラン「おぉ、ガンガレン君と仲良くしてるルギン君だね!君も入団試験の時にすごい対応力だったと聞いているよ!」


ガンガレン「うわ出た!ルギン卿!」


ルギン「だからその呼び方はやめろって言ってるだろ!それに龍帝様!私はこんなガサツなやつとは仲良くありません!!」


ガンガレン「ガッハッハッまぁそう言うな?同期で仲良くしていこうぜ!」


ドラン「ただ、お前ら2人の強さに他の同期達はみんな辞退してしまったがな…」


ガンガレン「それはまた次の機会だな!ガッハッハッ」


ルギン「お忙しい龍帝様の足を止めてしまい申し訳ありません!」


ドラン「あー大丈夫だ!私も防衛軍もまだ出来たばかりだからな!全てが新人みたいなものだ!あんまり気負わないでくれ」


ルギン「寛大なお心使い感謝します…私達はこれで失礼します!ほら行くぞガンガレン!」


ガンガレン「相変わらず堅苦しい言葉使いだなぁ?龍帝様またお会いしましょー!!」


ガンガレンとルギンは第2期生で防衛軍に入り、その後1年単位で開かれる入団試験で続々とデノール防衛軍のメンバーは揃っていった・・・


ガイアール「はぁ…防衛軍って思ったより退屈だなぁ…もっと他国と戦ったりするもんだと思ってたわ」


ザラン「確かに…もっと面白いことねぇかな?」


ガイアール「俺らが防衛軍のトップになれば好き放題やれるよな?」


ザラン「お、それ良い考えだな?」


メディック「また悪そうなこと考えてんなぁお前ら」


ザラン「今期の合格者って俺らだけだろ?防衛軍も見る目ないよなぁ?」


ガイアール「俺は戦って楽しければどうでもいいや」


ガンガレンとルギンの2期生に続く3期生ではこの3人が入団し、3期生までの隊員達は自分の体を鍛えながら日々の防衛任務をこなしていた

そして、この防衛軍に4期生として入団試験を合格したのが・・・


シンジ「今日からこのデノール防衛軍基地が俺達の仕事場だな!」


シホ「運良く3人とも合格出来たから良かったけど…」


ゲンブ「まさかせっかく一緒に入った仕事場を辞めちまうとはなぁ」


シンジ「だって作業効率が悪いって部長から何回怒られたって俺はチマチマした作業が苦手なんだよ!」


シホ「私は電話対応が辛辣すぎると怒られたわ…」


シンジ&ゲンブ(うん、それは分かる…)


ゲンブ「まぁ俺も商談を引き気味でやるなってよく怒られてたけど…」


シンジ「だから新しい職を探してたらここに辿り着いたわけだ!」


ゲンブ「まぁお前らしいか」


シホ「ゲンブくんにも付き合ってもらっちゃってごめんなさいね?」


シンジ「ゲンブは俺のマジダチだもんな!」


シホ「調子に乗らない!」


シンジ「はい、すいません…」


ゲンブ「ミネトくんもだいぶ大きくなったし、本当に2人とも幸せそうで何よりだ」


シホ「そろそろゲンブくんも良い相手見つけないとよね?」


シンジ「おいシホそれは…」


シホ「あ!つい!」


ゲンブ「俺だって良い人見つけたいよぉ…」


シンジ「あちゃー」


この3人と共に大勢の人々が防衛軍に入ることになり、これからが防衛軍の基盤を固めていくはずだった・・・あの事件が起こるまでは…


その事件が起きる1年前

シンジ達は防衛軍に入ってから1年が経過しようとしていた


シンジ「今年もたくさん新人達が入ってくるんだろうなぁ!」


ゲンブ「俺達も気を引き締めて上を目指していくぞ!」


シンジ「そうだなぁ、シホは今ではデノールの情報通信室の室長だもんなぁ」


ゲンブ「それに比べて俺らはまだ下っ端のままだぜ?」


シンジ「そりゃ入ってまだ1年だからな!」


シホ「2人で何を盛り上がってんのー?」


シンジ「お、噂をすれば!ってそちらは?」


シホ「私と同じ情報通信室のリカコさんよ」


リカコ「初めまして、2人の話はよくシホさんから聞いております」


ゲンブ「美しい…」


シンジ「これから2人は食堂でランチか?」


シホ「そうよ?一緒に来る?」


ゲンブ「行きます!行かせてください!!」


シホ「まぁゲンブくんにリカコさんを紹介したかったし、ちょうど良いわ」


ゲンブ「え…?」


そう言ってシホとリカコは食堂へ向かい、シンジとゲンブは2人の後ろをついていった


シホ「改めて紹介するね、この爆食いしてるバカが私の旦那のウチダ・シンジ、そして隣のガタイは良くて見た目は怖いけどとっても優しい彼がソウマ・ゲンブくんよ」


リカコ「初めまして、コンドウ・リカコと申します。歳はシホさんと同じなのでシンジさんともゲンブさんとも同じ歳だと思います」


シンジ「へぇ!シホと同い年か!それにしては…」


シホ「悪かったわね!私の色気が皆無で!」


シンジ「何もそこまで言ってないだろ~?」


シホ「そんな感じのことは思ってたのね!」


リカコ「本当に微笑ましいですね」


ゲンブ「いやぁ本当に良いですよね!こいつら小さい時からずっとこうなんですよ~あ!急に馴れ馴れしくなってしまい失礼しました!」


リカコ「あ、全然気にしないてください!通信室で働くようになってから話し相手がいなくて困っていたんです。そんな時にシホさんに話しかけてもらって本当に嬉しくて…なのでもっと皆さんと仲良くしたいです!!」


シンジ「おぉ、ゲンブ良かったじゃないか!」


シホ「じゃあこれからは毎日4人でランチを食べることにしましょ!」


シンジ&ゲンブ「賛成!!」


リカコ「嬉しいです!!」


たわいもない賑やかな会話をする4人

平和なデノール国家の防衛軍基地の風景

この1年後に悲惨な未来を迎えるとはまだ誰も知らない・・・

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