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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
First Season
62/131

〜62話€分岐点~

他の隊が国の中で目立っている隙に、シンジ達はヨシタカの案内で真っ直ぐ敵の兵士達がいる拠点へ向かっていた


シンジ「プードルのタクミ隊員が殺られたそうだ…」


ユウト「タクミさん…」


ヨシタカ「敵の兵士達の拠点はここを真っ直ぐ行けばすぐです!」


アルト「今は他の隊員達が注目を浴びているはずだ!なるべく犠牲を出さないためにも急ごうぜ!」


シンジ「止まれ!どうやら…もうバレているようだ…」


ルギン「やれやれ、報告を受けて来てみれば厄介なスプーンとプードルの方々でしたか…」


シンジ「気を探るにこの敵は中々の手練…ここは俺が」


ヨシタカ「いえ、シンジさんは先に行ってください」


シンジ「ヨシタカ隊員?」


ヨシタカ「道案内はもういらないですよね?それに小隊の、ましてや全体の指揮も取らなきゃいけない人がここに留まってるのは良くないと思います」


ステラ「よっしー…」


ヨシタカ「大丈夫だよステラ姉ちゃん…アルトくんは妹さんを、ステラ姉ちゃんはコノミさんを絶対に助け出して下さいね。あと出来ればお兄ちゃんの手がかりを見つけてくれたらもっと嬉しいね」


アルト「おぉ!任せとけ!」


ステラ「絶対後で合流しようね!!絶対だよ!!」


ユウト「一応、俺の能力の範囲内まではこの場のことも見てますから!」


シンジ「すまぬ、先に行かせてもらうが必ず無事でいてくれよ!」


ヨシタカ「はい、皆さんご無事で…」


4人とそれぞれ別れを告げ、ヨシタカはルギンの方へ向き直った


ルギン「さすがに私も全員を相手にする気は無かったので助かりますけど、まさかラスティさんの相手をすることになるとは」


ヨシタカ「俺はもうその名前ではないです、胸のコアも取り外して本当の兄のことだって!」


ルギン「でももうその兄はいない」


ヨシタカ「!!!なぜそのことを…」


ルギン「分かる人には分かります、あんな大きな灰色の気の暴走ですから…」


ヨシタカ「まさか…」


ルギン「そうですね、スプーンやプードルでは私はただの棘使いでしかありませんもんね。デノールではコアの色は紫で統一されている…これがとてもカムフラージュに最適でした」


ルギンの胸のコアは紫色から灰色に変わった


ルギン「まだ、希望を持っているようなので教えてあげましょう。暴走した灰色の気はあの時確かに消えました・・・よってあなたの兄は死んだのです」


ヨシタカ「それでもあの人なら…」


ルギン「あー現実を受け入れられない可哀想な弟を残して兄はどこへ行ってしまったのだろうか~」


ヨシタカ「だまれー!!」


ルギン「実に単純な思考回路ですね、能力発揮!ニードルスラッシュ!」


ヨシタカ「・・・そうゆう手は散々お兄ちゃんに使われて慣れてるよ!…能力発揮!カウント!」


ルギン「何!?読まれていただと!?」


ヨシタカ「灰色の能力者よ…お前に僕の兄を語る資格はない…能力発揮!反射剣!」


ルギン「なんだその能力は!デノールにいた時は3つしか使えなかったはず!こんな短期間で習得したと言うのか!?」


ヨシタカ「デノールよりよっぽどこっちの隊員の方が厳しく鍛えていたよ…」


ルギン「くそっ!とげびしを撒かれれば来れまい!」


ヨシタカ「反射斬撃!」


ルギンが大量に巻いたとげびしをヨシタカは剣を一振して全て壊した


ヨシタカ「反射剣は触れた対象の力や能力を反射してその対象に返す…その斬撃を食らえばとげびしの触れた物にダメージを与える能力を反射させてその物を相殺する」


ルギン「なるほどな…これは本物だぞジュールよ…」


ヨシタカは敵兵士のコアから別の気が体に乗り移ったのを感じた


ヨシタカ「なんだ!?」


ジュール「おい人間、なかなか強い能力を持っているな?俺と一緒に来ないか?」


ヨシタカに話しかけるその口調はリツが暴走していた時の…宇宙人の口調とそっくりだった・・・


その頃、タクミを失ったエンドウ達はコアを悪用する人々に手こずっていた


キョウマ「気を温存しなきゃいけねぇがこりゃ数が多いな、どうしますエンドウさん?」


エンドウ「とりあえず、カズヤに時間稼ぎしてもらってるけど、このままはさすがにまずいね…」


シロウ「冷静なんですね」


キョウマ「ん、何がだ?」


シロウ「いや、長年一緒だった仲間が殺されたら普通はもっとこう…怒りに身を任せるというか…悲しみにくれるとか…」


キョウマ「あー情に厚いエンドウさんはともかく、俺はそうゆうのあんまりだからなぁ」


シロウ(いや、さっき敵のこと滅多刺しにしてましたけどね?)


エンドウ「僕は…今までたくさん仲間の死を見てきた。その全部が自分の責任だと感じている…」


シロウ「エンドウさん…」


エンドウ「だが最近分かったんだ、僕はその隊員全員のためにこの不条理な世界を少しでも平和で秩序のあるものにしなくてはならない、僕はそのために戦う…」


シロウ「おぉ!エンドウさんの考えカッケーっす!!なんか俺…今なら…」


エンドウ「ん?おい待てシロウ、ここでその能力は!」


シロウ「氷壁裂破ー!!!」


前にいた人どころか、エンドウたちが進もうとしていた小道沿いの建物を全て氷漬けにして通れなくしてしまった


シロウ「あ…」


カズヤ「おいおい、俺の時間稼ぎの意味よ…」


キョウマ「あーあ、こりゃ俺が能力使って壊しながら進むしかないなぁ、これじゃ気を温存できねぇぞー」


エンドウ「まっまぁこれで向かうことができるな!そんな落ち込むなよシロウくん!」


シロウ「すんません…」


一方、ユウの案内で強い気の元へ向かっていたあっきー達はなぜか敵に出くわすこともなくその気の場所へと辿り着いていた


ユウ「よぉ、遠路はるばる来てやったぞ…」


ガンガレン「おぉ…お前はパーシヴァル殿の…」


ガンガレンはフェイブルでソウヒから受けた火傷と切り傷が治っておらず集中治療を受けていた

ユウはガンガレンの隣に腰を下ろした


ひー「ユウさん!!何してるんですか!?」


あっきー「ユウさんはそいつに会いに来たのか?」


ミサキ「え、もしかしてその人って…」


ユウ「本当は殺すつもりだったさ、仇を…ソウヒの仇を取ろうと思って来たんだが…こいつにはソウヒが与えた傷が、思いが残っている…もしかしてお前は」


ガンガレン「あぁ、パーシヴァル…ソウヒ殿がデノールに連れてこられた時に私が世話と訓練を任されたんだ」


ユウ「やはり、そうだったのか…フェイブルで戦っている時に2人の戦い方がどことなく修行をしていたように感じた」


ガンガレン「そうか…やはり貴殿は今後どんどん強い兵士になるな、心技体がしっかり備わっている…私が全力を出せたなら戦ってみたかった…さぁ、敵が弱っているのだ…今殺さない手はないぞ?」


ユウ「・・・」


コト「ユウさん?」


ユウ「ミサキさん、この人の状態を解析してくれませんか?」


ミサキ「え?」


ひー「ユウさん何言ってんだ?」


あっきー「さすがにそれは」


ユウ「この人の今後は俺に任せて欲しい!もし暴れるなら責任持って俺が殺す!だから!!」


ミサキ「いや、でも…」


コト「コトからもお願いします」


あっきー「コト?」


コト「何となくだけど、この人は他の敵の兵士とは違う気がするの…」


ミサキ「・・・分かったわ、解析するだけしてみる」


ひー「おい、本気で言ってんのか?元気になった瞬間誰かの命を奪ってくるかもしれないんだぞ?」


あっきー「ひー、俺は仲間の言ったことを信じてみようと思う」


ひー「あっきーまで」


あっきー「でも、もしものために能力は準備しておくぞ!」


ひー「分かったよ…」


そしてカイ達は先の敵兵士との騒動によって、送り込まれたロボット兵達との戦闘が起きていた


ミズナ「ねぇ!なんなのこのロボット達!水爆弾!」


ロボット兵「ミズバクダン!」


カイ「バラバラになってはダメだ!固まって動くぞ!螺旋ポイズン!」


ロボット兵「ラセンポイズン!」


ミネト「自分の能力と同じものを出してくるロボット兵がこっちの人数よりいるのは完全に劣勢だ、どうする…」


各地で様々な展開が巻き起こる中、隊員達は大きな分岐点に差し掛かっていた

この結果によって未来が大きく動く・・・

突然現れた宇宙人ジュールの誘いにヨシタカの回答は・・・

気の温存を顧みず、進行を急ぐエンドウ達の運命は・・・

ガンガレンの解析の行方は・・・

ミネト達にロボット兵を攻略する手立てはあるのか・・・

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