表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
First Season
6/131

〜06話€プライベート〜

何も分からなかった4人は1ヶ月の訓練を受け、正式にゲーラー2軍部隊第3小隊に配属されることが決まった

次の日を休日とされ4人は家族にそれを伝えるなど自由な時間を取ることになった

ミネトは母がいるセントラルシティの臨時で用意された宿泊施設に向かおうとしていた


マモル「ミネトさん!宿泊施設に向かうんですよね!僕も一緒に行って良いですか?」


ミネト「あぁ、良いけど。どうして僕なんかと?」


マモル「ちょっといろいろミネトさんとは話してみたくて!僕たちが選ばれてから今までゆっくりこうやって話す時間がなかったので」


ミズナ「2人でなーんの話してんのよ!」


ミネト「おまっ…じゃなかった、何でミズナまでここにいるんだよ!」


ミズナ「ミネトそのおまって最初言うのいつになったら直るわけ?昨日の団体戦でも言ってたし!私も宿泊施設に行くのよ!」


ミネト(女の子の名前呼ぶの慣れねぇんだよなぁ)


ミネト「マモルは何か僕に聞きたいことでもあるのか?」


マモル「はい!ミネトさんは選ばれるまでは何をやってたのかなぁと思いまして!」


ミズナ「あーそれ私も気になる!あの動きは只者じゃない感じしたもんね!」


ミネト「いや、ただのアクションゲームが好きな18歳だったぞ?」


マモル「・・・ゲームやってただけであの動きができるミネトさんって…」


ミズナ「やっぱり能力のおかげであんなに強かったってわけね!結局のところ能力次第ですもんね!」


マモル「じゃあ次はその能力について聞かせて欲しいです!」


ミネト「あーたぶん僕のは"対象を峰打ち化させる"能力だと思う」


ミズナ「え!?だってエンドウさん最初…」


ミネト「あぁ、訓練の最後の方に嘘をついてたって謝られたよ。僕の成長のために少し曖昧な表現で教えてたらしい」


マモル「エンドウさんってしっかりしてるリーダー的存在だとは思ってましたけど、逆に裏では何を考えて行動してるのか分からなかったりもしますよね」


ミネト「まぁでもそのおかげで僕は1ヶ月でだいぶ成長できたし、峰打ち化も自分で見つけたから使いこなすのに時間がかからなかった」


ミズナ「それであの熟練度ってわけね」


マモル「やっぱりミネトさんは凄いです!ミズナさんの水の能力も絶対この先頼りになりますしあなた方2人と同じチームになれて僕は嬉しいです!!」


ミネト「そういえばアルトは?」


ミズナ「アルトなら私がアマリリスから出る時に一緒にいたけど別方向に行っちゃったわね」


マモル「休日とはいえ1人だけ別行動とはやはり浮いたは存在ですねあの人は」


ミズナ「マモルってアルトのことだいぶ嫌ってるわよね…」


ミネト「まぁ好き嫌いは誰にでもあるからね…」


そんな会話をしながら宿泊施設に着いた3人はそれぞれ違う部屋に入っていった


ミズナ「ただいまお父様、宿泊施設の管理は大変?」


ミズナ父「大変だけど仕事だからね、それに皆さんも文句1つ言わずに宿泊してくださっている。それより何か僕に言うことがあって来たんだろ?」


ミズナ「さすがお父様、なんでもお見通しね…私この国を守る防衛隊に入ることになったの」


ミズナ父「・・・そうか、あのまま何も問題なくその防衛隊に入ることになったんだな。気をつけて行ってくるんだぞ」


ミズナ「はい!必ずサエキの名を世間に知らしめて参ります!!」


ミズナ母「ミズナ、家柄のことは良いから自分の体を大切にしなさいね」


ミズナ「お母さんありがと、でも私もお父さんのように国のために何かすることが出来るかもしれないの!だから頑張ってくるわ!」


ミズナ父(ミズナ…大きくなったな)


マモル「ただいま!お父さん!お母さん!」


マモル兄「父さんも母さんも仕事だ、今は俺しかいねぇよ。どうかしたのか?」


マモル「いや…僕この国のために防衛隊に入ることになったからその報告に…」


マモル兄「相変わらずオドオドしやがって、ムカつくぜ!父さんたちには俺から言っとくから・・・死なねぇ程度にこの国守ってこいや」


マモル「う、うん!行ってくるね!!」


マモル兄(死ぬなよ…マモル)


各々の家族と別れを交わし、この先の戦場に向かう覚悟を決めたミズナとマモル

その頃ミネトは・・・そしてアルトは・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ