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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
First Season
56/131

〜56話€ミズナVSステラ~

決勝トーナメント1回戦第3試合

フェイブルでの1件以来ミズナはステラに憧れの眼差しを向けていた

その相手と戦うことになったわけだが・・・


ミズナ「ステラさん!私はあなたみたいになりたいですっ!!」


ステラ「あなたはフェイブルの海岸方面にいた…」


ミズナ「はい!サエキ・ミズナって言います!あの時は助けていただきありがとうございました」


ステラ「ミズナちゃんね。仲間がピンチの時に助けるのは当たり前よ!」


ミズナ「やっぱりステラさんはカッコイイですね!!」


ステラ「あなたこれから私と戦うのよ?そんな調子で大丈夫??」


ミズナ「さすが特進隊なだけあって私の心配なんて余裕ですね…でも!私だって勝ち進んで戦いたい人がいるんです!!」


ステラ「あーその点、私は勝ってもまたリツくんだからなぁ」


ミズナ「アルトなら勝ちますよ!だから私も勝ちます!!」


ステラ「ならその覚悟は試合で見せてもらおっかな!」


ミネト「アルト、ミズナは勝てると思うか?」


アルト「そうだなぁ、相手があのステラさんだからなぁ無理なんじゃねぇか?」


ミネト「まぁ普通はそう思うよな、でも俺らは能力が強くなっただけじゃないだろ?」


アルト「そりゃ体力とか筋力とかも付けたけどよ?」


ミネト「違う、頭だ」


アルト「頭?勉強なんて俺してねぇぞ?」


ミネト「はぁ…これじゃ俺は何でお前に負けたんだか分からないじゃないか…」


アルト「それはお前と戦ってる時にお前が少しビリビリってなってるのが分かったから、このままいけっかなって思ってよ!」


ミネト「あー分かった、作戦を考えて戦ってないお前に説明しても意味ないな」


アルト「なんなんだよ!ミズナは勝てんのか?」


ミネト「アルトお前、星座は分かるか?」


アルト「星座?あんまり知らねぇけどステラさんの星座の能力で何回か見てるぞ?」


ミネト「そう、能力が星座に縛られるなら今出ている情報があの人の能力の全てだ。母さんが大会で発揮された能力を逐一防衛軍のデータベースに載せてくれているからお前も見れるだろ?」


アルト「あ!分かったぞ!ミズナはステラさんの能力を全部知っている!それが勝てる可能性に繋がるってことか!」


ミネト「そうゆうことだ、だが本来の能力の差がどのくらいあるかにもよる…」


審判「試合開始!!」


ミネト(さぁ、どう戦うミズナ。お前は相手の戦い方を見て自分がどうするべきかをいつも考えているはずだ。最初に俺と戦った時のように)


ミズナ「能力発揮!水生成!オーシャンウェーブ!」


ステラ「能力発揮!星読み!水瓶座の効果で属性攻撃は効かないわ!」


ミズナ「情報通りよ!次はウォーターボルテックス!」


ステラ「もしかして…星読み!蟹座の効果で標的を甲羅に集中させる!」


ミズナ「大きな渦が甲羅に集中すればそれだけ威力は増す!!」


バキバキ…バリーン!!


甲羅に渦が集中し、それに耐えきれなくなった甲羅は割れてしまった


ミズナ「次!滝登り!そしてウォーターホール!」


ステラ「やっぱりこの子!星読み!双子座の効果で分身する!」


ミズナ「よし…防御系は使い切らせた!」


ステラ「やっぱりバレてるみたいね、私の弱点が…」


ミズナ「ステラさんのようになりたくて、データベースにあった戦闘記録を全て見させてもらいましたからねっ」


ステラ「えぇ…そりゃバレちゃうのも仕方ないね…」


ミズナ「ステラさんの能力は1つ1つが強力な技なだけに違う星座の効果を同時には使えないし、同じ星座の効果は時間を開けなければ使えないことが分かりました!」


ステラ「そのことに気づくとはね、スプーン国家でも知ってる人はそんなにいないのに…すごいねミズナちゃん」


ミズナ「やった!ステラさんに褒められたー!!」


ステラ「じゃあ頑張ったミズナちゃんに良いものを見せてあげるね?」


ミズナ「良いもの…?」


ステラ「能力発揮!転星!」


ミズナ「てんせい?もう星座は全部出たはずなのに!!そんな能力の情報はなかったし、大会中も発揮してなかった…ってことは!?」


ステラ「この世に星座は88個あると言われているのよ?だから私が12個以上の星読みを使えても不思議じゃないでしよ?」


ミズナ「88個!?」


ステラ「転星完了!星読み!イルカ座!」


ミズナ「イルカ座!?」


ステラの前に巨大なプールが現れ、イルカ達が泳いでいた


ステラ「イルカショーと言えば水しぶきよね!ってことで!ドルフィンスプラッシュ!」


ミズナ「能力発揮!ウォーターベール!」


ステラ「イルカちゃん達!あそこがショーの舞台よ!ミズナちゃんと戯れておいで!」


ステラのイルカ達がミズナのウォーターベールの中に入ってきた

ベールの中に入ったイルカ達はミズナに体当たりをし、すぐに水に戻っていくのを繰り返した

たまらずミズナは能力を解除したが、既に戦闘不能の状態だった


ステラ「能力解除!イルカちゃん達ありがとね!」


審判「勝負あり!勝者!ステラ隊員!」


ミネト「最初に俺と戦った時もそうだったけど、ミズナは予想外なことが起きた時の対処が苦手みたいだな」


アルト「やっぱステラさん強いよなぁ圧倒的だぜ!」


ミネト(あの能力は本当に強い、でもその場で行動を変えるアルトなら何か面白いことをしてくれそうだな…でもこいつの場合はその前に…)


ユウ「リツさんはあの能力知ってました?」


リツ「いえ…知りませんでした」


あっきー「おいおい!さすがに強すぎるだろ!」


ひー「あっきーコトちゃんに負けてて良かったんじゃね?それなら真面目に勝負して負けたことにならないし」


コト「あっきー!コトまだ根に持ってるからね!!」


あっきー「ひー余計なこと言うなって!」


ミサキ「はいはい、負けた人達が騒がないの!次はリツさんとアルトくんね!」


ひー「おぉ!アルトくんとりつぅの戦いは面白そうだね!」


ステラ「師弟対決だしね!!」


あっきー「ちゃんと勝って来いよ~」


リツ「アルに負けるようなら特進隊辞めるよ」


コト「え、それ本当に言ってるの…」


リツ「すまんコトちゃん、冗談だ。それに俺は負けないよ」


ヨシタカ「そんなこと言って、油断してると小さい頃俺に負けたみたいに足元すくわれるよ!」


リツ「よっしーお前今までどこ行ってたんだよ、昨日だってステラとの試合の後どっか行ってたし!」


ヨシタカ「あーそのことはそのうち話すよ、今は試合頑張んな」


リツ「そうするわ、行ってくる」


特進隊の隊員達との会話も元に戻り、弟との懐かしい会話もしたリツは満足そうにフィールドに向かう

短い間だったが自分が見た隊員であり弟子であり、そして…リツが変わるきっかけにもなったアルトとの対決が始まる・・・

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