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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
First Season
42/131

〜42話€最強VS最強〜

精神的なダメージが癒えぬまま大会に臨むユウだったが、自分を慕うシュウガの前ではみっともない姿は見せられないと自分を鼓舞して戦いに挑もうとしていた


MC「続いては攻撃も防御も圧倒的強さを持つユウ隊員VSそのユウ隊員のことを尊敬し、どんな相手でも5分に持ち込める相殺の能力を持つシュウガ隊員だぁ!」


シュウガ「ついに剣豪と本気で戦える時が来ましたね!!」


ユウ「シュウガはずっと俺を剣豪と呼び、慕ってくれていたな」


シュウガ「え、どうしたんですか剣豪?」


ユウ「いや、何でもない。本気で行くから覚悟しておけよ!」


シュウガ「はい!お願いします!!」


審判「試合開始!!」


シュウガ「能力発揮!体力相殺拳!」


ユウ「能力発揮!矛盾!」


シュウガ「なら!能力発揮!戦力相殺拳!」


ユウ「それは触れられるとまずいな、能力発揮!虚無の盾!」


ユウの盾の表面が異空間へのゲートのようなものになり、シュウガの攻撃を異空間に逃がした


シュウガ「あっぶね!俺ごと変なところに行っちまうとこだった!!」


ユウ「よくとどまった。しっかり体幹を鍛えている証拠だな」


シュウガ「ありがとうございます!」


ユウ(これだけ鍛錬していても戦場に行けば殺される可能性が…なら、いっそここで圧倒的な差を見せれば…)


シュウガ「もういっちょ!戦力相殺拳!」


ユウ「虚無の矛よ、虚無の盾よ、今1つとなりて新たな姿を見せよ!シルブレイド!」


シュウガ「なっなんだこれ」


ユウ「能力発揮!天我万象斬!」


ユウの持っていた刀と盾が合体し、その武器から凄まじい攻撃がシュウガに向かって放たれた


ステラ「リツくん!あれやばくない!?」


リツ「何してんだユウさん!あの技は!!」


ユウ「はっ!しまった!この技はまずい!」


シュウガ「とりあえず相殺してやる!能力発揮!能力相殺拳!」


ユウ「シュウガだめだ!!その技は全ての干渉を受け付けないんだ!!」


シュウガ「え!?」


???「能力発揮、終壁」


攻撃がシュウガに当たる直前でシュウガの目の前に分厚い壁が出現し、ユウの攻撃は壁に当たり防がれた

そして全観客、隊員が能力を使った人の方を見るとそこには


シュウガ「お父…じゃなかったゼット総司令!?」


ゼット「ユウらしくないな、どうしたと言うのだ」


ユウ「す、すいません。どうやら僕は戦いに集中できていないようです・・・この大会は棄権します…」


そう言ってユウは競技場を後にした


シュウガ「あ、剣豪!お父…じゃなかったゼット総司令!俺も棄権で!!」


そう言ってシュウガもユウの後を追った


ゼット「まったく勝手なやつらだな、ということで皆さん、ユウ、シュウガ両名は棄権とします。引き続き大会を楽しんでくれたまえ」


リツ「はぁ、助かった」


ステラ「ユウさんどうしちゃったんだろ…」


ひー「やっぱりまだいつも通りには戻れてないってことだね。っていうか棄権ってことはさっき勝ってたマモルって人は不戦勝になるのかぁ?良いなぁ~」


ミサキ「あ、ひーくんおかえり!お腹大丈夫?それにあなたはもう負けたから関係ないでしょっ」


ひー「もうすっかり治った!!よし!じゃあ気を取り直してあっきー応援するか!」


MC「さぁ!続いては圧倒的な闇を駆使した技で相手を倒したあっきー隊員と広範囲の炎で相手をリタイアさせたアラン隊員だぁ!」


あっきー「よぉアラン、こうやって能力を使って本気で戦うのは久々だな?」


アラン「今度こそ絶対お前に勝ってやるぞアキヒロ!!」


審判「試合開始!!」


アラン「能力発揮!焔の渦!!」


あっきー「能力発揮!闇一文字!」


アランの攻撃はあっきーの攻撃によって一瞬で消えた


アラン「くそぉ!何で俺はお前に勝てないんだよぉ!!」


あっきー「おいおい、まだ始まったばっかじゃないか」


アラン「うるさいぞ!その余裕な態度がムカつくんだよー!!能力発揮!烈火繚乱!」


アランは辺り一面に火を撒き散らし始めた

それは観客席にも飛び散りそうな勢いだった


あっきー(アランのやつ完全に熱くなりすぎておかしくなっちまってるじゃねぇか)


アラン「全部お前のせいだー!!」


あっきー(これじゃ敵に操られて火事起こした時と変わらねぇ…)


コト「熱っ!!」


ミサキ「コトちゃん大丈夫!?」


あっきー「コト!?」


アラン「どこを見ているー!!」


あっきー「アラン…お前良い加減にしろ」


アラン「うるせぇ!能力発」


あっきー「闇転陣!」


あっきーの能力でフィールドに立っていた2人を闇の中に包み込んだ


アラン「なんだよここは!こんな場所燃やし尽くしてやる!」


あっきー「ここなら周りにも被害が出ないからな…闇奥義-切闇敬爪(せつあんけいそう)


あっきーの腕が変形し大きな手甲が装着され、その先端には鋭利な爪が付いていた


アラン「なんだその能力は!俺は知らないぞ!」


あっきー「アラン…お前が俺を見ていたように俺もお前をずっと見ていたんだ。俺だって配属が違った時から気にしてたんだ。だから…だからこそ同期のお前らに恥をかかせないために俺は強くならなくちゃいけなかった。特進隊には俺より強いヤツらがたくさんいる。その中で俺は自分を磨いた、磨きまくった。自分の能力や強さに溺れず、ただひたすらに強くなろうとした。その結果をお前に見せる時が来たんだと思う…だから全力で行くぞ!」


そう言うとあっきーは闇の中で縦横無尽に飛び回り、アランの体に少しずつ、優しく、強く、攻撃を当てていった


アラン「くそぉ…そんなこと聞かされたら…俺は…」


あっきーの能力発揮と同時にフィールドの闇が晴れ、アランは倒れあっきーが立っていたことにより


審判「しょっ勝者!あっきー隊員!」


見ている人達には急に闇がフィールドを包み、すぐに晴れて見てみると決着が着いていたため、何が起きたか全く分からない状況で観客席はどよめきあっていた


あっきー「大丈夫か?」


アラン「相変わらず容赦無いよなお前」


あっきー「お前も相変わらず周り見えなくなるの隊長としてどうなんだ?もう少し冷静に戦えよな」


2人が笑いながら肩を組みながらフィールドから退場する様を見て観客からは拍手が送られた


あっきー「コト大丈夫だったか?」


コト「うん!医務室のチェルちゃんの所に行って治してもらった!」


あっきー「そっか、それなら良かった」


ひー「やるじゃんあっきー」


あっきー「まぁこのぐらい出来ないとひーに笑われちまうからな」


あっきーとひーは互いに拳を突き合わせ、笑みを浮かべた


MC「さぁ!続いてはプードル国家防衛部隊ゲーラーの中で1番の強さを誇るキョウマ隊員VS1回戦で一瞬で相手を倒した謎の隊員ジンシだぁ!」


観客「わぁー!!!!!」


審判「試合開始!」


キョウマ「さっ今回も速攻で決めて行くかぁ」


ジンシ「遅いぞ、何をやっている」


ジンシが一気にキョウマに近づき1発腹を殴った


キョウマ「いって…何が起きたんだ?」


ジンシ「さぁ来いキョウマ」


キョウマ「何なんだこの攻めにくいオーラは…てか何で顔隠してんだ?まぁいいや。能力発揮!ファングラッシャー!」


ジンシ「遅いと言っている」


ジンシはキョウマの手裏剣をいとも簡単に避けて見せた


キョウマ「嘘だろおい…」


ジンシ「もっと見せてみろ、お前の能力を」


キョウマ「じゃあ…能力発揮!遠隔操作!ソードラッシャー!」


キョウマの能力により空中にいくつもの剣が生成され、ジンシに向かって放たれた


エンドウ「どうしたんだキョウマ…そこまでするほどの相手なのか?下手したら死んでしまうぞ」


ミネト「いえ、あの人には当たりませんよ」


アルト「なんだよ俺の番まではまだ遠いなぁ」


ミズナ「私の番がもうすぐなの!」


エンドウ「おぉ、ミネトくん!それにミズナくんにアルトくん!今までどこへ行っていたんだい?それと当たらないってのは…」


どうやらこの3人は1回戦が終わって以降どこかへ行っていたようだ


ミネト「見てれば分かりますよ」


ジンシ「能力発揮、シンウチ」


ジンシはまた全てを避けてすぐさまキョウマに向かって素早い動きで距離を詰め2発目、3発目の打撃を入れた


キョウマ「この能力とこの打撃の重さ・・・

なるほどね、そりゃ勝てるわけ無いぜ…」


ジンシ「おいおい、もう諦めるのか?」


キョウマ「いいえ、それならそれでマジで全力で行かせてもらいます」


ジンシ「俺に見せてみろキョウマ、お前のこれまでの成長を!」


そう言って付けていたマスクを取ると、ジンシの正体はミネトの父親シンジだった


キョウマ「行きます!これが今までの修行で身についた力です!遠隔憑依!」


シンジ「さぁ何をしてくるのかな?楽しみだぞキョウマ!!」


シンジに向かって走り出したキョウマ、そして拳をシンジに向かって突き出すがシンジはそれに合わせて能力を使う、それを見たキョウマは自分自身を操作して、シンジの後ろを取り、殴ろうとするがそれもシンジに避けられる

この能力の応酬をひたすら行う2人の白熱した戦いは周りには早すぎて見えないほどだった


観客「良いぞー!2人ともー!!」


観客「こんな人達に守ってもらえてるなら安心だなぁ!!」


ミズナ「これが…最強と最強のぶつかり合いなの…」


アルト「もうこれが決勝で良いんじゃないか…」


ミネト(これが父さんの能力…父さんの強さ…みんなを安心させる力…俺もあんな風になれるか…)


ミネトは灰色の気や昔見ていた父親の動き方でジンシがシンジということを1回戦の時から気づいていたのだ


シンジ「はぁ…はぁ…やるなぁキョウマ」


キョウマ「はぁ…はぁ…シンジさんとここまで戦える自分に驚いてるとこですけどね…そもそもシンジさん大会に出ちゃって大丈夫なんですか?」


シンジ「俺だって驚いたさ…でもこれはあそこでふんぞり返ってるゼット総司令に言われたからなんだ」


キョウマ「なるほど…面白いことを考える総司令ですね…」


シンジ「それより俺ら…」


キョウマ「はい…気を使い過ぎましたね…これ以上は…」


審判「両者共に気の枯渇により敗退とします!」


いろんなことが起こり、興奮や混乱が残るまま大会はどんどん進んでいく・・

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