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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
First Season
26/131

〜26話€再会〜

アマリリスに入るとユウトが心配そうな顔をして出迎えてきた


ユウト「カズヤ!ナギサとマナトはいたか!?ってあれ?その人達は?」


カズヤ「ユウトは初めましてだったな、紹介するよ!元2軍部隊第3小隊のスドウ・アルトとカメイ・マモル、そしてスプーン国家でアルトの面倒を見てくれてたリツさんだ」


ユウト「おぉ、こりゃどうも」


リツ「面倒はみていないですよ、勝手にこいつが俺の弟子になっただけです。それよりここの責任者と話がしたいんですけど話通せたりしませんか?」


カズヤ(それを面倒見てるって言うんだけどなぁ)「話を通すことはさすがに無理だなぁ」


???「私も話があるから着いてくる?」


カズヤとリツがロビーで話していると、それを見兼ねたかのように1人の女性が声をかけてきた


カズヤ「あ、シホさんじゃん!やほ~久しぶり~」


シホ「相変わらずねカズヤくん」


アルト「誰ですか?この人?」


カズヤ「この人はウチダ・シホさん。ミネトのお母様でゲーラーの情報管理責任者でもあるとっても偉い人なんだ!」


シホ「あなた達ゲンブくんに会いたいんでしょ、私が会わせてあげるわ」


そしてユウトとカズヤと別れ、シホに連れられてアルト、リツ、マナト、マモルの4人はゲンブの元へ向かった


まずはシホが総長室に入っていった

アルトたちはドアの向こうから聞こえる2人の会話を聞きながら、自分達が入るタイミングを伺っていた


ゲンブ「おぉ、シホか久しぶりだな」


シホ「面と向かって話すのは久しぶりねゲンブくん。ちょっと内密に話したいことがあって」


ゲンブ「そうか、なら聞かせてもらおう」


シホ「その前に…みんな入ってきて良いわよ」


シホの声と同時にアルトたちも部屋に入っていった


ゲンブ「彼らは?」


シホ「おそらく今回私が話そうと思っていた話と同じ内容だと思うから連れてきたの」


ゲンブ「なるほど、じゃあ順番に話を聞かせてくれ」


リツ「初めまして、俺はスプーン特進隊隊員のホンゴウ・リツです。プードルへはここにいるアルト隊員と一緒に裏切り者の疑いを確認するために来ました。その事については後ほど話します」


ゲンブ「分かった。じゃあ次」


マナト「僕はゲーラーに所属しながら密かにプードルの内政調査をしていました。そしてプードルが初めてデノールの被害を受けたあの日の1週間前から、ナギサ隊長が頻繁に何者かと連絡を取っているとこまでは分かっていましたが、裏切り者なのかは分からずにいました」


ゲンブ「ほぉ、じゃあ君はゲーラーに入ってから今までずっと密かに内政調査をしていたわけだな?私には君も怪しく見えてくるぞ、本当に独断での行動なのかい?」


マナト「いや…えっとそれは・・・」


コンコン


マナトがゲンブの質問に答えあぐねていると誰かがドアを叩いた


ゲンブ「今取り込み中だから後にしてくれ」


???「硬いこと言うなよゲンブ」


ドアの外から聞こえたその声にゲンブとシホは驚きと共に少し涙目になりながらその誰かが入ってくるドアの方を見た


ゲンブ「その声は!?」


シホ「え…嘘でしょ」


ガチャ


シンジ「よぉゲンブ久しぶりだなプードルをよく守っててくれたな!そしてシホ、ただいま、心配させて悪かったな」


ゲンブ「お前…あの時の戦闘で死んでなかったのか!?」


シホ「あなたちゃんと説明してくれるんでしょうね!」


シンジ「あぁ、心配しなくても俺は今までの事を説明するためにここに来た」


ゲンブ「そうか…とりあえずじゃあさっきの話の続きから」


マナト「はい、僕はそのことを逐一シンジさんに連絡して報告していたのですが、本日の早朝に着いた船から降りてきた怪しげな動きをする2人組の跡をつけていたんです」


リツ「それが自分とアルトです。先程も言いました通り俺達もそのナギサって人が何者なのかを確かめに来ていました。最悪の場合は戦闘をしてでも捕まえて敵の情報を聞き出そうと思っていました」


マナト「僕はその旨を聞いたのでこの2人に同行していたんですけど、それをナギサ隊長に気づかれていたみたいで…いえ、正確には僕が周りを嗅ぎ回っていたのを前々から分かっていながら動いていたみたいで…」


リツ「デノールの兵士が10人ほどワープで突然目の前に現れて裏切り者を回収していきましたが、多少の戦闘にはなったものの街への被害はほとんど出ていないので安心してください」


ゲンブ「そうだったのか…その配慮には感謝する。詳しいことは後でシンジから聞くことにしよう。最後に君だが…」


マモル「はい!僕はこの前のプードルが戦場になったあの時に戦意喪失して動けなくなり、宿泊施設で何もせずに過ごすことにしていました」


ゲンブ「そんな君がどうしてここに?」


マモル「僕はそれから半月ぐらいはこのまま何も考えずに親と一緒に平和に生活を送っていこうと考えて過ごしていましたが・・・」


マモルはその頃のことを思い出した


マモル『おかえりお父さん!お母さんはもう帰って夜ご飯作ってくれてるよ』


マモル父『ただいまマモル、そしたら俺も着替えてすぐ4人で飯にするか!』


マモル『お父さん…』


マモル父『あぁ!すまないっ!シロウはいないんだったな!マモルと違って働きもせずいつも家にいたもんだからついな』


マモル『それだってお兄ちゃんは夢だった消防官になろうと体を鍛えていたからでしょ!それに今では僕の代わりに…』


マモル母『どうしたのマモル!ちょっとあなた!』


マモル父『仕事で疲れてるんだ、夜飯にするぞ』


シロウがマモルの代わりにゲーラーに行ったことで、家庭内での揉め事が増えていたのだ

マモルは今までどれだけの負担をシロウにかけていたかをこの日を境に考えるようになった

そして、緊急時のためにコアと手袋だけは持たされていたマモルはコアを使った能力を鍛えるようになっていた


そしてその事をゲンブやみんなの前で話し終えたマモルは


マモル「総長、僕をゲーラーとしてまた戦わせてください!」


アルト「おぉ!良く言ったマモル!また一緒に戦おうぜ!!」


ゲンブ「ふっやはり私の目に狂いはなかったようだな」


マモル「え…それじゃあ!」


シホ「ゲンブくん?違うでしょ?あれだって私のデータ分析があったからあの4人の組み合わせが良いってなったんじゃない!」


シンジ「シホお前相変わらずだな。少しはゲンブの立場も考えてやれよ~ひでぇ仕打ちだぜこりゃ?」


アルト「どうゆうことなんだ?」


シホ「私が説明するわ。あなた達4人や他の全国民の監視官との最初の1体1の動きやその考え方を私が能力で分析していたのよ。それで最高のポテンシャルを持った組み合わせの4人があなた達ってわけ」


アルト「なんだその能力!?まるで機械見てぇだな!?あ…」


リツ「すいません、皆さん。何か大事な話もあるようなので僕達は失礼します」


シンジ「あー君もこれから話すことに関係があるはずだから残ってくれると嬉しいんだが…」


リツ「・・・分かりました」


シンジの声掛けに何かあると思ったリツとシンジと何か関係があるマナトはその部屋に残り、マモルと頭にたんこぶの出来たアルトはその部屋を後にした

そして部屋の中ではシンジが話を始めた・・・

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