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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
Second Season
104/131

〜18話€思い合う存在~

退場宣告まで2時間を切り、隊員達は徐々に焦り始める

しかし、その焦りとは裏腹に敵は次々に目の前に現れるのだった


あっきー「闇世界!フルオープン!」


サカヤ「封力!」


あっきー「くそっ!能力解除!接近戦に持ち込む!」


サカヤ「もろたで!封場!!」


あっきー「・・・」


あっきーはサカヤの能力の発揮に気づきながらもその影響を受けた


サカヤ「おやぁ?退場時間が迫ってきて焦ってはるんですかぁ?もっとやれる方だと聞いとったんですが…ガッカリですわ~」


ミネト(おかしい…今のはあっきーさんらしくない…わざと相手の能力に引っかかった…?)


あっきー(ふっ…心配かけやがって…)


サカヤ「能力から抜け出そうともせーへんなんて、もう諦めはったん?案外大したことないなぁ?」


あっきー「戦ってて分かったよ!お前の能力は1人には連続で出せても!」


???「同時に2人には出せないってね!」


ミネト「あれは!?」


ひー「ホーリープレッシャー!!」


サカヤ(なっいつの間にこいつら連携を!!)


サカヤはとっさにひーの能力を封じることに成功したが、それも2人の連携の想定内だった


ひー「能力解けたぞ!今だあっきー!!」


あっきー「サンキュー相棒!エビルプレッシャー!!」


あっきーの能力は直撃し、光を放ちながら消えていくサカヤは2人に向かって口を開く


サカヤ「戦ってる最中に相手に悟られないように連絡取られたら、そら敵いませんなぁ」


あっきー「え?俺らいつ連絡なんて取ったっけ?」


ひー「さぁ?気を探ってここに辿り着いただけだけど、取ってたように見えたんじゃない?」


サカヤ「なるほど…最初からワイは任された相手が悪かったっちゅうわけか…」


あっきー「また戦おうなー!!」


サカヤ「もう懲り懲りやで…」


サカヤは光に包まれて消えていった


そして久々の再会を果たした2人は・・・


ミネト「さすがです、あっきーさん」


あっきー「おいひー!お前今まで何してたんだよぉ!」


ひー「しょうがないだろ!デノールとの戦いに集中してたら急に意識が朦朧として、気づいたら体は動かないし、意識もハッキリしない状態だったんだから!」


ミネト「ミサキさんが言ってました、ひーさんは僕の命力を受けた後に何かの能力を受けた痕跡があるって」


あっきー「エンドウさん達もひーと同じようになってたってことは同じ相手に能力を使われたみたいだな」


ひー「そういえば!さっき俺の偽物に会ったぞ!」


あっきー「そこもエンドウさんやアラン達と同じか」


ミネト「今までのことから、おそらくひーさんのようにこの戦いに参加していない人を何らかの能力で過去から連れてきて、敵として参加させてるみたいですね」


あっきー「そうみたいだな、まぁ何はともあれここにいる3人は1人ずつ敵を倒したわけだから退場の危険は無くなったな」


ひー「じゅあとりあえず他の人を探しに行こう!」


こうして、退場の危険が無くなった3人は他の隊員との合流を急ぐ


その頃、すでに合流を果たした者達がいた


ユウ「おぉ、3人とも良くここまで来れていたな」


サラ「まぁ訓練の時にあんだけ言われてたからね、むしろユウさんこそ遅いですよ?」


ルイ「ちゃんと敵を相手することなく、一直線にここまで来たわ!」


アマネ「『もしはぐれたらその場の西方向の高台に迎え!』ですね!!」


ユウ「日の動きを見て1番合流しやすいのが西だからな、俺は肩慣らしをちょっとな?」


サラ「後はこれで4人が敵を倒せば良いわけだけど…」


ユウ「あーそれなら問題ない、敵は連れてきた」


隊員3人「え??」


ユウ「お前らも敵が人数分合流するのを待ってたから手を出さなかったんだろ?それとも俺に戦いを挑むのが怖かったのか?」


ユウは歩いてきた木陰に向かって叫んだ


ズカ「さすがユウ、何でもお見通しだな?」


そこにはズカを含めたトライゾン国家の隊員達4人がいた


ユウ「これで敵を1人ずつ倒せば俺らは全員退場を免れる」


ズカ「そのいつも勝った気でいるのが道場の時からムカついてたんだよぉ!!」


ズカはユウに向かって突っ込んできた


ズカ「塵月!俺に力を貸せ!煙塵突風斬!」


ユウ「風に塵を乗せた攻撃だ!アマネ、送り返してやれ…」


アマネ「はい!風なら負けません!ミリ!ヒダギ!ウインドプレッシャー!!」


ズカ「何!?あの攻撃を跳ね返してくるだと!?ありえない!!」


隊員「ズカさん危ない!!」


トライゾン国家の隊員の1人がズカを庇い、跳ね返ってきた攻撃を受けて退場した


ユウ「よし、まずはアマネが突破だな」


アマネ「はい!上手くいって良かったです!」


ユウ「さて…サラ、ルイ、こっからはそうはいかないぞ…」


サラ「そうみたいだね…」


ルイ「すごい殺気…」


自分のせいで仲間が1人消えた事実を憎しみに変えてこちらに向かってくるズカ

ユウ達は臆することなく、冷静に相手を迎え撃とうとする構え・・・激戦の始まりだ


その頃、ステラとリツの周りでも戦いが起きていた


ステラ「ユキちゃん!!」


ユキ「ステラさん大丈夫ですからねっ!戦い続けている限り…必ずいつか思い続けているその人に出会えます!!」


光を放ちながら消えていくユキがステラに向けて叫んだ


ステラ「ユキちゃん何を言ってるの?リツくんはここに…」


シュウ「いやぁ、デノールの時はその子に邪魔されましたからねぇ」


ステラ(あの人の能力はまだ未知数…迂闊には近づけない…)


ホンゴウ隊の新入隊員3名も音と振動を頼りに合流していたがその場に現れたブロンナイツのシュウによってユキが退場してしまった


ステラ「ムゼくん!リツくんを解放して!」


ムゼ「めんどくせぇ…今はダメだ」


ステラ「なんで!?なんでムゼくんがそんなにリツくんのことを!!」


ムゼ「頼まれた…」


ステラ「え!?」


コト「ステラ姉!実はさっき敵と戦ってる時によっしーに会ったの!」


ステラ「え?よっしーに?じゃあ何で一緒じゃ…」


コト「もちろん…リツさんを探しに行ったんだよ…?」


ステラ「え…?リツくんならここに…」


コト「今は久しぶりにリツさんの顔が見れて冷静じゃないから分からないかもしれないけど、そのリツさんの気は・・・本物のリツさんじゃないと思う…」


悲しそうな顔でコトが恐る恐るステラに伝える


ムゼ「俺はあなたを守るように言われた…いつか本物が帰ってきた時のためにって…」


ステラ(・・・分かってた…分かってたよそんなこと…でも今このリツくんを倒しちゃったら…また会えなくなるじゃん…偽物だとしても、誰かが作り出したものだとしても、実際にこうやって私とやり取りが出来てるんだもん…たとえそれが私を倒そうとする攻撃だったとしても、ずっとこのままでいたい…だって…ずっと待ってたんだもん…このくらい良いじゃない…うぅぅ…)


ステラは今まで心の中に閉じ込めていた感情が溢れてきた

ダムにせき止められていた水が一気に放出するかのように一気に漏れ出てしまった

涙という名の気持ちのこもった大量の水が・・・


コト「ステラ姉…」


ムゼ「・・・」


シュウ「向こうは中々訳ありみたいだね…とりあえず冷静に考えて、俺は君達を相手した方が良さそうだね」


ゲンブ「ここは我々であの敵を倒すしかないようだね」


イオリ「僕達も協力します!」


コウキ「1番はステラさんの援護ですね!」


ゲンブ「よし、コト隊員もステラ隊員の護衛でいてくれる!これだけ頼もしい隊員達がいれば心強い!」


シュウ「そろそろ私の味方も来る頃かな…」


アイ「あーようやく人が集まってるところに出てこれたか…」


シュウ「来たな…最初に到着したのはアイか、さすがと言ったところだね」


アイ「人が集まっているところで合流とか、無茶すぎるぞ」


シュウ「そうか?冷静に考えて、フェイブル国家の隊員とジリオン国家の隊員が敵の隊員を足止めしてくれていただろ?結果こうやって合流できたわけだし」


アイ「それは良いけどよ、当然お前はもう敵を倒したんだろうな?」


シュウ「もちろん、こんなところで退場するわけにはいかないからね?そっちはどうだい?」


アイ「俺もここに来る途中でだいぶ倒した」


シュウ「さすが旅の成果とでも言っておこうかな」


アイ「あとはこいつらか…」


シュウ「あぁ、1人では少々手こずりそうだと思っていたから助かったよ」


アイ「他の敵が来る前にとっとと終わらせるぞ!」


シュウ「冷静に考えてそうするべきだな、始めよう」


合流したブロンナイツのシュウとアイがゲンブ達に襲いかかり、その場はまた爆音が鳴り響いた

そのせいで周りから新たな敵が近づいて来たことすら気づかなかった・・・


フードを被った女、眼鏡をかけた金髪の女、ヘルメットを被った男が奇妙な話をしていた


???「さて、シーマ様のために働きましょう!」


???「なぜ情報通信管理のために仲間になった私が今回は戦闘に参加することになったんですか??」


???「あのシーマさんのことだ、きっと何か作戦があるんだ。それよりアイツらは何をしているんだ!」


???「アイツらって?」


???「各国でリベールズと言われている隠密部隊の人達のことを言っているのかと」


???「あの部隊ならこの戦いが始まる前はあなただって一緒に行動していたでしょ?何か合流する作戦とか決めてなかったの?」


???「いや、何も…」


???「あなたもしかしていじめられてるの?随分と可愛そうね?」


???「おいあんまり調子乗ってるとその首切り落とすぞ」


???「まっまぁまぁ!ここは仲良く行きましょ!ね!」


???「あなたは気楽で良いわね…」


どうやらシーマ側の者も合流して、参戦しようとしているようだ


そしてシュウとアイはリツを足止めしているムゼやその場で俯いていたステラにも攻撃を向けてきた

それをコトが上手く防ぎながら1人でその場の攻撃を凌いでいた

しかし、2人はそれを見逃さず同時にコトに向かってきた


コト「ちょっと2人同時に来ないでー!!」


ムゼ「めんどくせぇ…」


ステラ「ふぅ…ムゼくん!その人をよろしく!」


コト「ステラ姉!」


ステラ「コトちゃんありがと!私も一緒に戦うわ!」


ついに戦闘に復帰するステラ

各地の戦いも次々と決着が着いていく中、激戦を繰り広げている戦いが終わる時を待つシーマ達は生存者リストを見ていた・・・



<生存者リスト>

(⭕️:通過者)


<防衛軍>

・ゼット⭕️

・ゲンブ


<ホンゴウ隊>

・ステラ

・ヨシタカ⭕️

・コウキ

・イオリ


〈ヤガミ隊〉

・ユウ

・サラ

・ルイ

・アマネ⭕️


〈キサラギ隊〉

・ひー⭕️

・ネヘラ


〈スメラギ隊〉

・あっきー⭕️

・コト⭕️

・ムゼ⭕️


〈タチカワ隊〉

・キョウマ


〈探索隊〉

・シンジ⭕️

・カイ

・ミネト⭕️

・アルト

・ミズナ⭕️

・マモル⭕️


〈デノール軍〉

・ドラン⭕️

・ガンガレン⭕️

・ダイラ⭕️

・ザクソン

・ライディーク


リストを見終えたシーマは画面に映る【フェイズ3起動】の文字が書かれたボタンを見ながら不敵な笑みを浮かべる・・・


戦いが終わるまであと16時間・・・

退場宣告まであと1時間・・・

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