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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
Second Season
103/131

〜17話€明かされる正体~

自衛隊の兵士が所々にいる中、この戦いに参加しているはずがない隊員達が乱入したことによって、混乱した思考の中で隊員達は激しい戦いを強いられることになった


ミネト(様子がおかしいけど…このエンドウさんは本人なのか?)


エンドウ「君ノ力ハソンナモノジャ無イダロ?」


ミネト「本人だとしても完全に操られてる…敵と認識して倒すしか…」


アラン「クソー!!」


セレナ「ヤッパリ強いデスネ!!」


ユージン「コレハ一生勝テナイナ!!」


ミネトの目の前にアラン達3人が光りながら飛ばされて来た

そのまま3人は消えていき、その後にあっきーがやってきた


ミネト「あっきーさん!そうか、エンドウさん以外にも様子がおかしい隊員がいたのか…」


あっきー「おいミネト!こいつらは過去の本人達みたいだ!」


ミネト「過去の!?」


あっきー「仕組みは分からんが、話して分かった!どこかの過去の時間帯から連れてこられて操られてるみたいだ!」


ミネト(さすがあっきーさんだ…戦いながら敵の状況まで確認するなんて…)


あっきー「よし!こっちはエンドウ隊長だけだな!ちゃちゃっと2人で倒すぞ!!」


ミネト「はい!!」


あっきーの機転によって相手の素性が分かったミネトはエンドウを倒すことを決意する


各地の隊員達も徐々にそのことに気づき、戦いを開始した

1人を除いては・・・


リツ「貫通波!!」


ステラ「辞めてリツくん!目を覚まして!」


ステラだけはリツに攻撃をせずに、次々に放たれる攻撃を何とか避けたり防ぎながらリツに話しかけていた


シーマ「んー…数が多いとは言え、自衛隊の部隊は簡単に倒されてしまうし、デキムのとっておきも少しずつ倒され始めてるねぇ」


デキム「まぁこの時点で倒されるようなやつは俺達は求めてねぇからな!」


ミヨ「でもまだみんな本気じゃなーい!つまんなーい!!」


シーマ「そうだね…そろそろ動いてもらおうか…」


シーマはフィールド全域にアナウンスを流した


シーマ「皆さんがなかなか強いことを見込んでルールを追加することにします」


アルト「おいおい、せっかく気を回復してんだぞ!」


カイ「そうだそうだ!余計なことすんな!」


シーマ「現在、戦いが始まってから5時間が経ちました…ですが中々人数が減らないため…制限時間が15時間に到達・・・つまりあと4時間以内で…必ず誰か1人を退場させてください」


アルト「なっ!?」


カイ「誰かって…」


アルトとカイは顔を向き合わせた


アルト「いやいやいや~」


カイ「さすがにそれは無いよなぁ?」


シーマ「誰も倒さずに制限時間を迎えた人は、その時点で退場していただきます…」


アルト&カイ「退場・・・ゴクリ…」


ミネトとあっきーもエンドウと戦いながらこのルールのことを話していた


あっきー「ちぇっルール追加がもうちょっと早ければアラン達を倒した俺は大丈夫だったんだけどなぁ…それより・・・」


ミネト「このルールはまずいですねぇ…」


あっきー「あぁ…これでは圧倒的に俺らが不利だろうな…」


ミネト(ずっと不自然だった…この戦いが始まってから遭遇するのは味方ばかりなことが引っかかっていたけど…)


あっきー「敵を見つける前に制限時間が来そうになったら同士討ちが始まっちまうぞ!」


ミネト「とりあえず今はエンドウさんをどっちかが倒せばその人は無事ですね!」


あっきー「そうだな…まずは目の前の相手を倒すぞ!!」


エンドウ「来イ!砂塵ノ大魔神!!」


あっきー「デカブツにはデカブツをってな!来い!闇の番人!!」


あっきーの能力で巨大な闇の番人が現れ、エンドウの砂塵の大魔神とぶつかり合った


あっきー「ミネト!今だ!!」


ミネト「はい!!」


ミネトは砂塵の大魔神をくぐり抜け、エンドウに向かって走っていく

それはまるでミネトが初めてミスティールコアを手にして、エンドウと手合わせをしたあの時のように


ミネト(そういえば最初はコアが光らなくて焦ってたっけ…でもエンドウさんとの訓練でちゃんと俺は戦えるようになった、そのおかげて俺はここまで来れたんだ…)


エンドウ「サンドウェーブ!!」


ミネト「今の俺の力をあなたに見せます!気具セーブグローブ!これが俺の新しい技です!セイバーフィスト!!」


ミネトは手袋型の気具を装着した拳をエンドウの攻撃に向かって突き出して能力を使い、攻撃を無力化した

そしてミネトはそのままエンドウに詰め寄る


エンドウ「強クナッタナ…」


ミネト「相手の攻撃も!体力も!何もかもを抑制する!あなたから教えてもらった、峰打ち化の能力の応用です!!」


ミネトの拳はエンドウに当たり、エンドウは光を放ちながら消えていった


あっきー「俺もウカウカしてられねぇなこりゃ…」


ミネト「とりあえず俺は倒しました、あとはあっきーさんの相手を探しましょう!!」


あっきー「いや…その必要はないみたいだ」


ミネト「!!」


サカヤ「あら~隙見て不意打ちしよう思っとったのにバレてしもたかぁ」


あっきー「何者だ?」


ミネト「あっきーさん、あの人はこの前の戦いの報告にあったブロンナイツの1人です!能力はどうやら対象を封じるもののようです!」


サカヤ「本来ならデノールの時にワイがあんさんを倒しとくはずやったんやけどなぁ、来んの遅いでホンマ」


あっきー「そうか!お前が俺の相手をしてくるのか!ならお言葉に甘えて…ミネトは下がっててくれ…」


ミネト「いやっ……はい、分かりました」


一瞬自分も加勢しようと思ったミネトだったが、すでに臨戦態勢のあっきーの背中を見て言う通りにその場から下がることにした


その頃、ミサキは必死にひーから逃げていた


ミサキ(逃げるだけじゃ何も始まらない…まずはあのひーくんがどうゆう状態なのか解析しなきゃ!)


ミサキは逃げる足を止め、向かってくるひーに向かって手を広げて能力を使った


ミサキ「素質詳細をアナリシス…」


解析最中で足を止めているミサキにひーはどんどん距離を縮めてくる


ミサキ(今は自分のことよりひーくんのことを…ここに来る前に策は講じてきた…今はそれを信じて…)


ひー「ヤット追イツイタ」


ミサキ「解析完了…なるほどね?あなたはひーくんであってひーくんじゃないのね?」


ひー「俺ハ俺ダ!サンシャインバスター!」


ミサキ「そうだね、あなたも1人のひーくんだもんね…ひーくんに倒されるなら悔いはないわ!でも…あなたは必ず倒されるわ・・・私の大好きな人にね!」


ミサキはひーの攻撃によって光を放ちながら退場となった・・・しかし、その光の中から1人の人物がフィールドに現れた


ひー「オ前ハ…」


ひー「朦朧とする意識の中で聞こえていたミサキの話し声…だいたいの状況は理解出来てる…俺をこのフィールドに移動させるトリガーは…ミサキの退場だったみたいだね…」


デキム「なぜだ!!なぜアイツがこのフィールドに!!」


シーマ「どうやら我々はあの国家の誰かの能力を見誤っていたようだね」


その頃、spoon国家にて


シホ「おかえり、ミサキちゃん」


チェル「おかえりー!」


ミサキ「ここにひーくんがいないってことは、上手くいったんですねシホさん」


シホ「えぇ、愛する人をあんな姿にさせる奴らにはしっかり"仕打ち"させてもらわないとね?」


ミサキ「チェルちゃんもずっとひーくんの治療してくれてありがとね」


チェル「傷口は完全に治ったし、体力も元の状態に戻ってると思うよ!!それに私はあんな戦い怖くて退場したかったから…」


ミサキ(ひーくん…後は任せたよ)


ひー(あんだけしてもらったんだ…今はふざけられないよな…)


ひー「オ前モ俺ガ倒ス」


ひー「勘違いするなよ?ミサキは俺をこの場に呼ぶためにやられただけだ、そしてお前らの正体も分かった…完全にアイツの勝ちなんだよ」


ひー「ゴチャゴチャウルサイ!」


ひー「偽りを照らせ…気具ライトステッキ!ホーリープレッシャー!!」


ひー「マブシイ…ナンダコノ光ハ…優シイナァ・・・」


ひー「これで俺は退場の恐れは無くなったってことだよな?・・・まずはアイツに会いに行ってやるか!」


偽りの自分を倒したひーはある人物を探すためフィールドを移動し始めた


動きがあったひーとは真逆で、ステラはその場でひたすらリツの攻撃を避けながら話しかけることを続けていた・・・

しかし、攻撃の爆音や振動によって周りの隊員達はその音を目印に集まってくる・・・

移動しなかったことが敵や見方の集合場所になったのだ


ステラ「リツくん!目を覚まして!!」


リツ「・・・貫通派!!」


ゲンブ「はぁ…ようやくちゃんとした人間に出会えたか…戦いが始まってから自衛隊に囲まれてようやく抜け出せて来れたからなぁ・・・お、あれは?」


コト「ねぇ!ムゼくん!様子がおかしかったからってカズホくんをあんなに攻撃しちゃダメでしょ!」


ムゼ「めんどくせぇ…」


コト「まーためんどくさいってムゼくんそれしか言わな・・・嘘…リツさん…?」


ムゼ「あの爆発音と振動はあの2人のようだな」


ゲンブ「コト隊員!ムゼ隊員!」


コト「ゲンブさん!リツさんはなんでステラ姉を攻撃してるの!?」


ゲンブ「いや…俺も今ここに着いたばかりで状況が良く分かっていないんだ…」


コト「こんなの…あんまりだよ…」


ムゼ「・・・俺ちょっと行ってくる」


ムゼはコトの悲しそうな顔を見た後、リツに向かって能力を使いながら走って行った


ムゼ「ミスティールバンド起動…グラビティオペレーション!!」


ムゼはリツの周りの重力を操作し、身動きを取れなくした


ステラ「ちょっとムゼくん!?何するの!?」


ムゼ「めんどくせぇ…」


コト「ステラ姉!本当のリツさんならステラ姉に攻撃なんかしないと思う!何か様子がおかしいもん!!」


ステラ「そんなことは分かってるよ…でも…それでも…リツくんなんだもん…」


コト「ステラ姉…」


エンドウを倒したミネトとあっきーだったが、その様子を見ていたブロンナイツのサカヤに狙われ、連続の戦いを強いられることとなった


各地での戦いにいるはずの無い隊員達との戦いは続き、戦いは激しさを増していく

大勢の自衛隊の兵士による猛攻をくぐり抜け

ながら、散らばった隊員達は徐々に合流していく


そんな中、ステラとリツの戦いは周りの隊員達をも巻き込む大乱戦になり始めている


戦いが終わるまであと17時間・・・

退場宣告まであと2時間・・・

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