〜16話€交わり、乱れる~
シーマの策略によってバトルフィールドで離れ離れとなった隊員達
1人平原に残されたミネトは敵に注意しながら仲間を探すことにした
ミネト(確かに離れ離れにはなったが、戦闘が起きなければ意味が無い…逆に戦闘が起きればそこが集合地点になる…これだけではシーマの目的は達成できない…となれば…)
???「目標ヲ確認」
ミネト「・・・なんだあれは?」
平原の周りから大勢の隊員が現れたが、何やら様子がおかしい
???「我々ハ自衛隊、コノ場ヲ守ル兵士ダ」
ミネト「兵士ねぇ…アイツらの思惑に乗っかるみたいでムカつくけど…俺も久々に峰打ち攻撃兵になるか!」
各地でも様子のおかしい自衛隊と名乗る迷彩柄の服が目印の兵士達が隊員達に襲いかかる
ユウ「なんなんだこの数は!!」
自衛隊「オ前ハ強イ…ダカラ最初二倒ス」
ユウ「そうか…俺の強さはもう敵に認められてるんだな?・・・なら遠慮はいらねぇよな?死ぬ気でかかってこい!!」
離れ離れになった隊員達だが、個々の力で次々と倒していった・・・者もいたが…
アルト「いやいやいやいや!無理だって!俺の攻撃は単体の敵向きなんだから!大勢とか無理だから!しかも何かアイツら鉄の玉打ってくるし!」
カイ「気が壊れてからまだそんなに鍛えられてないのに、こんなとこで無駄使いしたくねぇよ!逃げるが勝ちだー!!」
アルト「あ!カイさん!」
カイ「おぉ!アルトくん!!」
アルト&カイ「よっしゃー!!これで最強だぁ!!」
自衛隊と戦いながら、もしくは戦わずに逃げながら、隊員達は味方を探し始めた
危険を顧みず移動する者も入ればその場で来た敵を倒す者もいた
自衛隊の兵士達は能力を使うこともなく、ただ鉄の玉を銃から打つのみだった
シーマ「準備運動はみんな出来たみたいだね…デキム?」
デキム「了解。フェィズ2に移行する!」
シーマ達の企みは次の段階に移っていく・・・
ぶぅーーーー!!!!!
アルト「またあの音だ!」
カイ「アルトくん気をつけろ!またこのフィールドで何か起きるぞ!!」
アルト「嘘…だろ…」
カイ「え?どうしたアルトくん!」
アルト「あれ…」
カイ「え?」
カイはアルトが指さす方を見るとそこには・・・
テツヤ「久シブリダナ、カイ」
カズマ「2軍部隊第2小隊参上!ナンチャッテナ?」
カイ「テツヤ…カズマ…」
テツオ「アルト!元気ダッタカ?」
アルト「テツオさん…」
カイ(いや…普通に考えてこれは…アルトくんが危ない!)
アルトは目に涙を浮かべながら徐々にテツオの近くに歩いていく
カイ「ダメだアルトくん!」
アルト「俺に構わないでください…」
テツオ「アルト、アレカラ強クナッタカ?」
アルト「あぁ…あなたが死んでからいろんな人と出会って、戦って、俺はあの時より強くなったんだ…」
テツオ「ソレハ良カッタナ!コレデ憎ムベキ敵モ倒セルッテモンダナ!」
アルト「っ!!」
ビリビリッ・・・シャキーン!!!
テツオ「ナ…二…」
アルト「テツオさんの見た目でそんな言葉を口にするな!!」
カイ「アルトくん…」
アルト「カイさん!その2人を!!」
カイ「お、おう!!任せろ!!」
カズマ「コンニャロー!!」
カイ「静かに眠れ、友よ…」
シャキーン!!!
アルトはテツオを、カイはカズマを斬った
斬られた2人は光を放ちながらフィールドから消えていった
タツヤ「コレハサスガニ分ガ悪イナ、ココハ一時撤…」
ブシュッ!!!
突然タツヤの後ろにワープホールが開き、ナイフが後ろからタツヤの心臓部分を貫通した
カイ「!!!」
アルト「お前は!!」
ガンマ「面白いもん見させてもらったわ」
カイ「そんなヘルメット被ってねぇで、素顔見せやがれ!」
アルト「ジャヴァ、お前に聞きたいことがある」
ガンマ「ちっさすがにワープ見せてバレてねぇわけねぇよな?」
ガンマがヘルメットを脱ぎ捨てると、そこにはアルトの予想通りジャヴァの姿があった
ジャヴァ「いやぁ、同じやつを同じやり方で殺すとはなぁ?んで?俺に聞きたいことがあるって?感動の再会を祝って答えてやるよ?」
アルト「お前らは…リベールズは誰の味方なんだ!」
カイ「え?アルトくん、そりゃリベールズはあの3人組の…」
アルト「カイさんは黙っててください!!」
カイ「アルトくん…?」
ジャヴァ「クックック…やっぱお前は面白れぇな?」
アルト「答えろジャヴァ!」
ジャヴァ「俺たちリベールズは隠密部隊だ。確かにあの訳の分からねぇ3人組の下で動いてはいるが…」
デキム「おいガンマ、これはアルファの指示か?」
ジャヴァ「お前いつの間に!!」
デキム「まぁどっちでも良いか…エナジーヘイズル!!」
ジャヴァ「何の能力かは知らないが、ワープに入っちまえばこっち…の…」
ジャヴァは気が朦朧として、その場で動かなくなってしまった
デキム「ガンマ、お前は今まで良く働いた。これで退場だ」
ジャヴァはその場で光を放ちながら消えていった
アルト「くそっ!」
カイ「お前らも戦いに参加するのか!」
デキム「今回だけ特別だ。そうゆう契約なんでな?じゃあ引き続き頑張ってくれよ?」
アルト「くそ!お前に言われなくたって!絶対に生き残ってやる!!」
デキム「その意気だぞ小僧、では失礼する!健闘を祈っているぞ!ハッハッハ」
デキムはそう言い残して、フィールドから消えていった
その頃ミネトは自衛隊の兵士を全滅させた後、仲間を探すためにフィールドを歩いていた
ミネト(自衛隊とか言う連中を介入させ、敵味方関係なく乱戦にすることで最強の能力者が誰なのかを篩にかけているのか?いや、まだアイツらは何か考えてるに違いない…)
ミネトが戦いの真相を考えている光景をシーマ達は楽しげに見物していた
シーマ「フェイズ2でほとんどの場所で戦闘を起こすことには成功したようだね」
デキム「戦闘をせずに全員で生き残ろうなんて考えはこの戦いではさせないぜ!」
ミヨ「バチバチに戦ってくれないと面白くないからねっ!」
デキム「まだ取っておきも残っているからな!そろそろフィールドに出していくか?」
シーマ「そうだな、戦闘のレベルを上げていこう…出現させる場所はどうする気だ?」
デキム「今回はミヨに決めてもらうか!」
ミヨ「え!私が決めて良いの!どうせなら面白い展開がある相手の近くに出現させたいからな~じゃあね!ここと!ここと!ここ!!」
ミヨが選んだ場所に現れたのは・・・
キョウマ「何で…」
スケ「エンドウモコッチ側ダ、後ハお前ダケダゾ?」
キョウマ「スケさん…いや、あの人はそんなこと言わねぇよな…それに俺にはこの戦いを生き残らなきゃいけねぇ理由があんだよ!!リモートソード!!」
スケ「インビジブル…」
スケの能力で透明になり、見えなくなった
キョウマ「ちっ…こんなとこで足止めくらってる場合じゃねぇのによ…」
シーマ達が用意したこの戦いに参加していない者達が次々と現れたのだ
ミサキ「ひー?・・・じゃないみたいね…」
ひー「俺ハ俺ダゾ?」
ミサキ「私はあなたと戦う気はないわ!」
ミサキの前にひーが現れ、ミサキは何とか戦わずにその場から離れようとする
ステラ「え…リツくん?」
リツ「・・・」
ステラの前にはリツが現れ、ステラはその場から動かず戸惑った表情でひたすらリツに話しかける
あっきー「俺の相手はまたお前なのかよ…」
アラン「今度コソお前二勝ッテミセル」
セレナ「援護シマス!」
ユージン「アイツ二勝テバ隊長に戻レルカモデスヨ!」
アラン「ヨッシャー!任セロ!!」
あっきー「はぁ…」
あっきーの前にはアラン、セレナ、ユージンの3人が現れ、戦いを挑んできた
そしてミネトの前には・・・
ミネト「あなたと戦うのは俺がゲーラーに入った時以来ですね…エンドウさん!」
エンドウ「オ前ノ力ヲ見セテクレ!」
ミネト「行きますよ!!」
それぞれの場所でそれぞれの相手と戦う隊員達・・・
シーマ達の目的、最強の能力者には誰が選ばれるのか・・・
戦いが終わるまで後20時間・・・




