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峰打ち攻撃兵の英雄伝  作者: まぁくん
Second Season
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〜15話€戦いの始まり~

スプーン国家の会議室ではゼットとゲンブを含めた各隊の隊長達と探索隊からはカイも参加し、計8名が集まっていた


ゼット「では会議を始める」


ゲンブ「指名された我々の今後の方針を決めていくわけだが…」


ユウ「ヤツらの狙いはシンジさん達が持ち帰ったリベールズが書いたと思われる文章を見れば明白です…」


ステラ「最強の能力者を集める…」


あっきー「つまり今度の戦いでそれを決めるってことだな…」


ミサキ「キサラギ隊はひーくんがあんな状態だし、棄権したかったんだけどタチカワ隊の人達が人質に取られてたらね…」


ゲンブ「シンジ…」


シンジ「あぁ…」


カイ(すごい真剣な隊長達だ…やっぱりそれだけ今回の戦いには意味があるんだ…)


会議室には重い空気が流れていた…かに見えたが・・・


ユウ「要は力比べだろ?楽しみだなぁ」


ステラ「ユウさん私と戦うかもよ?その時は覚悟してね?」


あっきー「おい!俺がいることも忘れるなよ?」


ミサキ「私は生き残ることだけ考えようかなぁ~」


ゲンブ「シンジ!ついにお前との決着をつける時が来たみたいだな!!」


シンジ「絶対負けねぇからな!?」


ゼット「はぁ…」


カイ「え…え?」


ゼット「お前達ならこうなるだろうと思っていた…」


カイ「ちょっと皆さん!これは敵の誘いなんですよ!?ミスティールトーナメントとは訳が違う!俺らの命を狙う敵もいるし!もしかしたら仲間内で戦わせられるかもしれないんですよ!?」


シンジ「カイ隊員、何をそんなに焦っているんだ?」


カイ「え…?」


ゲンブ「カイ隊員、殺し合いにはならんよ」


カイ「な、なんでそんなことが分かるんですか?」


ステラ「カイくん、敵の目的は最強の能力者を集めることだよ?」


カイ「はい…そうみたいですけど…」


ユウ「せっかく集めた能力者が死にかけや負傷者では集めても意味がないだろう」


カイ「あ…そうゆうことか!!」


カイ以外はシーマ達の狙いが最強の能力者を集めることなのであれば、戦いはするものの負傷しない対策を講じてくると考えたのだ


ゼット「まぁそうゆうことだ、人質も取られている上に相手の狙いの真意もまだ明確ではない状況だ」


ゲンブ「報告を受けて俺とゼット総司令は指名された全員で参加することを決めたが、皆異論は無いか?」


ユウ「ヤガミ隊、無し」


ステラ「同じく」


あっきー「大丈夫です」


ミサキ「参加します」


シンジ「カイ隊員、俺らも…」


カイ「行きます!行かせてください!!」


ゼット「よし、では参加する者達は期日まで特別訓練期間に入る!それ以外の者を防衛軍に配属し、いつも通りの職務をしてもらう!以上だ!!」


全員「はい!!」


戦いに向けて前向きな会議で終わった防衛隊だったが、それとは反対に弱体化の傾向にある事もあった


運ばれたエンドウ隊の5人はひー同様に意識が朦朧としたまま動けない状態だった

そして隊員達を人質に取られたキョウマは会議に参加せず1人黙々とトレーニングしていた

先のデノール国家でのブロンナイツとの戦いを聞いても何も答えないキョウマ…この先の戦いに影響が出ないか隊員達は気になっていた


それから1ヶ月間・・・

各自のトレーニングをこなして体力、能力共に鍛え上げた隊員達を迎えにシーマ達が国の外に現れた


シーマ「なるほど…これがゲンブさんの干渉妨害の能力ですか、素晴らしい」


デキム「俺らが来るって分かってんだから発揮させないでおけば良いのによぉ」


ミヨ「まぁまぁ良いじゃないデキム!ほら、みんな目をギラギラさせて出てきたわよ?」


ゼット「お迎え感謝します…」


シーマ「いえいえ、我々からお招きしたことなので…」


ゼットとシーマは互いにうっすらと笑みを浮かべているが、周りにはバチバチと火花が散っているのが見えた


デキム「これで全員だな、じゃあ行くぞ」


シンジ「行くぞってワープで行くんじゃないのか?」


デキム「・・・黙ってそこにいろ」


デキムは片足を大きく前に振り下ろし、その着地と同時に能力を発揮した


デキム「空間転移!転移先…パラレルフィールド!!」


その場にいた全ての隊員達はデキムの能力で見たことの無い広大な草原に転移した


シンジ「ここは…」


デキム「俺の能力で作った今回の戦いの舞台だ!」


シーマ「さぁ、ここに案内したのはあなた達で最後ですので、これから今回の戦いのルールを説明していきます」


そう言うとシーマ達3人は空中へと浮かび上がって、拡声器でフィールドにいるであろう全員に向けてルールを説明し始めた


シーマ「皆さん、戦いのルールは簡単です。勝利条件は制限時間まで生き残ること、敗北条件はフィールドから出ること、戦闘不能になること…以上ですが何か質問はありますか?」


ゼット「1つ良いか?」


シーマ「はいどうぞ?」


ゼット「戦闘不能というのは死ぬことも該当するということか?」


シーマ「はい、ですが安心してください。このフィールドで死んでしまっても外界に戻るだけで本当に死んだりはしません」


ゼット「なるほど、そう来たか」


デキム「死なねぇからって手抜くんじゃねぇぞ!?敵は殺し、仲間が救えなくとも自分だけでも生き残るんだという強い意志がある者だけがこのバトルでは生き残れる!!」


ユウ「面白くなってきたなぁ」


ステラ「どんな戦いの流れになったとしても生き残ってみせるわ」


ミヨ「ミネトくん?君は何か聞きたいことはないの?」


ミネト「じゃあ…このバトルに勝ったらその先には何があるの?」


シーマ「さすがミヨのお気に入り、良い質問だ」


ミヨ「もちろん!勝者の方には私達…監視員がいるゲートに来てもらうよ!」


ミネト「何!?」


シーマ「すまない少年よ、そちらからゲートに辿り着くのを待っている予定だったのだが・・・そうもいかなくなってな…」


デキム「早いとこ最強の能力者を集めるためにわざわざこの場を設けたんだ、しっかりお前らには戦ってもらうぞ!」


カイ「言われなくたって俺らはお前らに人質取られてんだ!何がなんでも生き残ってやるよ!!」


シーマ「その意気だ…では最強の能力者を決める戦いを始める!制限時間は・・・24時間だ、我々が別の空間に到着し、準備が完了し次第戦いを始める。多くの者が生き残ることを期待しているぞ…」


そう言うと、シーマ達は別の空間へと消えていった


マモル「制限時間は24時間…」


ミズナ「まずはみんなで固まって、敵が来たらみんなで迎え撃つ形で行くのが無難よね…」


アルト「そうしてれば案外誰も退場せずに終われるんじゃないか!?」


ミネト(そう…普通は誰もがそう考える…これをアイツらが予想していないはずがない…何を企んでいる…?何か嫌な予感がする…)


ミネトの予感は的中した


ぶぅーーーー!!!!!


ミネト「なんの音だ!?」


ミネトはフィールドの中央の森林に目を向けるが何も起きていない・・・


しかし隊員達がいたはずのそこには、ミネト1人だけになっていた…


ミネト「しまった!!」


シーマ「さぁて…最強は誰かな?」


不敵な笑みをこぼすシーマ

ミネトの悪い予感はこれだけでは終わらなかった…


離れ離れになった隊員達のこの先の運命は・・・

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