『生きる屍の、生きる明証』・・・『詩の群れ』から
『生きる屍の、生きる明証』・・・『詩の群れ』から
㈠
くるくる回って、A=Aの検証を行う自己が、どうして生きる屍だろうか、だろうだ。
そうだよ、変革する思想が明光から訪れる時に、生きていることが、正しく明証されるんだ。
㈡
そうだろ、俺たちは、俺もお前も、生きていることを、生きていたことを、明証するために、生きている。
ただでさえ、ちっぽけな俺は、俺を捨てさる代わりに、小説を標榜させるんだ。
㈢
え?
そうだろ、俺は狂っている様に見えて、その実、生きる屍で万歳なんだろ。
㈣
そうか、生きる明証は、確実に自己に迫ってくるだろう、水中を伝って、だな、そうだろ。
当たり前のことをするより、新しいことをする方が、俺たち生きてる感半端ないんで、賛成さ、だろうだ。