人生は捨てたものではない─思考生産─
会社員と言うものは上司に弄られて当然なものだろうか?
男は女に勝てないものだろうか?
人生に運はないのだろうか?
自分は人生に疲れた。
君はまたミスったのか?と上司に怒られる毎日。
貴方もう少し早く帰ってきてよ!何で私だけ家事をやっているのよ!と言ってくる妻。
人生に疲れた。自分の居場所何か何処にも無い。
もういっそ死んで終おうか。
自分は近くの崖にいつの間にか行っていた。
まだ光はあるよ。声が聞こえた。
幻覚か?黙れ、俺の居場所はない。俺を必要としている人は誰もいない。
まだ道はあるよ。
道なんかない。あったとしてもどうせ自分はチャンスを逃し居場所を無くす。それだけの事だ。
君はどうしたい?
そんなの1つしかない。「俺を必要としている人は何処に?俺を大切にしてれる人は何処に?俺の居場所は………この世界じゃない。」
よく言った。チャンスを逃すなよ。
そうして俺は異世界転生した。
異世界。俺の居場所はここなのか?まず言語はどうなる?金は?食事は?
俺を大切にしてくる人はここにいるのか?
俺は街角を歩いていたら (危ない!)
俺は少女とぶつかった。
(ごめんなさい!って貴方何者?そんなに魔力を持ち合わせて)
何を言っているこいつは俺に魔力?あるわけないだろう
少し前まで普通の会社員やってたんだぞ。
(貴方は何者?)
(喋りたくないならいいわ。)
(だけど一回でもいいからスキル屋にいってみて)
スキル屋?何故俺が異世界に転生して来てばっかでスキルなんてあるはずがない。
いく宛もないし行ってみるか。って何処にあるんだよ。
少女が立ち去った所に地図がおいてあった。
何なんだ?少し都合が良すぎないか?
死のうと思っていたら声が聞こえ異世界転生。しかも地図も貰えるなんて
街を歩いていると人じゃない生物もいた。
牙が生えていて角があり毛が毛むくじゃらだ。
地図には赤いバッテンマークが書いておりそこに向かった。
(いらっしゃい。)スキル屋と書いてある看板がおいてある店に入ると元気よく言ってきた。
(あんた魔力がありすぎはしませんか?)またか俺に魔力なんかあるはずがないだろ。
(まぁいいや 客ならスキル変更?それともスキル鑑定?)
スキル鑑定で。まぁどうせ何もないかレベル1の勇者についてるカススキルだろうけどな。
(これは!見たことも無いスキルですね。)
(スキル名思考生産。内容は頭に浮かんだものを即座に生産する。)
これでようやく人生に光が照らされた。
読んでいただきありがとうございます!