序章 日常の崩壊
初めてなので、かなりグダグダかも知れませんが、楽しんで貰えたら嬉しいです
日常
人によっては、それは平和だったり残酷だったりする
そんな日常が、もし壊れたなら?
ある者は喜び
ある者は悲しみ
ある者は嘆き
ある者は、死にさえするだろう
だが稀に、極稀にだが、そんな「非日常」に立ち向かう者がいる
これは、そんな「非日常」に立ち向かう者達の物語…
序章 日常の崩壊
俺は山本龍也
特に夢があるわけでもなく、ただボーッと毎日を生きている普通の男子中学生だ
「おうおう、今日もまた一段と不機嫌そうな顔してんな、そんなんじゃモテないぞ」
このアホ面は岩本隆、小学校からの腐れ縁だ
「知るかそんなこと、つか不機嫌そうなじゃなくて不機嫌なんだよ」
「何でまた~」
「朝からお前のアホ面見て吐き気がでてきて、それを必死に耐えてるから」
「ヒドイッ、酷すぎるっ!!、うわーん夕夏ぁ、龍也がいじめる~」
「仕方ないよ、本当にアホ面なんだから」
「アレッ、味方がいないっっ」
夕夏は、隆の幼馴染みで、俺達と良く一緒にいる、普通の女の子だ
「あはは~、嘘だよ、ほら隆、う○い棒あげるから元気だして」
「マジでっ、ちょうだいちょうだいっ」
「10円で元気出てるよコイツ」
俺が呆れているのを知ってるのか知らんが、隆はう○い棒を美味しそうに食べている
「バカだなコイツ…夕夏、俺ちょっとトイレ行ってくる」
「了解~」
俺は特にこう生きたいと言う思いは特にない
あえて上げるならば、この日常が気に入っているから、ずっと日常が続けば良いと思っている
大人になって、皆がそれぞれ違う道を進み、(もしかしたら隆と夕夏はくっつくかも知れんが)それでも仲良く三人でただ話すだけでもいい
そう、本気で思っていた
部屋に戻ると、隆も夕夏も消えていた
「はぁ、またか…どうせタンスのなかだろ、早く出てこーい」
言いつつタンスを開けても隆も夕夏もいない
「アレッ、ならベッドの下か」
やはりいない
「隠れられる場所何て他に無いぞ…」
もしかして帰ったのかなと思い、玄関に行ったが靴はある
「母さん、隆と夕夏知らない」
すると、母さんは
「えっ、誰の事?」
「ふざけて無いで真面目に答えてよ、隆と夕夏は?」
「別にふざけて何てないわ」
どうも本当にふざけてない様子の母に、少し恐怖を感じた
「なら言い換えるよ、今日来てた男子と女子の二人を知らない?」
「あら、誰か来ていたの」
隆と夕夏は今日、家にあがったとき、母に挨拶をしていたから、きずいてないはずがない
「もういいよ、ふざけてばっかで話にならない」
俺は、部屋に戻ればもういるだろうと思い階段をのぼろうとしたとき、隆達の靴が、光って消えたのをみた
恐怖を感じた俺は、すぐ部屋に行ったら変化があった
隆の食べたう○い棒のゴミが消えてなくなっていた事
そして、部屋に茶髪のメガネをかけた20代くらいの男がいた事
「こんにちは、龍也君、君に今から隆君と夕夏君の命をかけたゲームを初めて貰うよ」
こうして、山本龍也の「非日常」はスタートした…
続きは、近い内に…
つまらないかも知れませんが、付き合っていただけたら幸いです
ではまた