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東宮妃(定子の妹藤原原子)の訪問

「あら、あなたが定子さまの乳母のいとこの嫁入り先の義理の姪という葉月さんね。八の月生まれなの?」


「はい、そうです。」(平安時代にも使われていた単語で名前を付けてくれた母に感謝!)


「いいときに来てくれたわ。明日、淑景舎(しゅげいしゃ)の東宮妃原子(もとこ)様が

姉君の定子さまに会いにいらっしゃるのよ。美しくお部屋を飾らなくては。さあ、忙しくなるわよ。」


「分かりました。頑張ります!」


ええと、これは枕草子絵巻の第一段の日だな。あの絵は、飽きるほど見たから、大丈夫。


転生ものの小説や漫画でいうと、

 王→一条天皇

 王妃→藤原定子

 宰相→関白 藤原道隆(定子の父)

 宰相正妻→高子(元 天皇の秘書官・内侍 定子の母)

 王太子妃→東宮妃 原子(定子の同母妹)


 王妃のもとに王太子妃が、二人の父母を連れて挨拶に来る場面だわ。日本の平安時代だと、パーティーやお茶会なんてないし、あっても宴だから女性は出席しない。几帳の陰で見物するだけ。身分は、定子・原子・父・母になるから、父母は、娘たちに敬語で話をするわけね。


 宮殿の王妃室がここ、内裏(だいり)登華殿(とうかでん)に当たるわけね。

 

一面に御簾(みす)をたれ、内側には几帳(きちょう)を並べ、床には畳を敷き、上座には厚畳(あつじょう)を載せ、大仕事である。中学生時代、吹奏楽部で打楽器の持ち運びをして重いモノの移動に慣れておいてよかった‥。

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