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初恋  作者: 藍沢 咲良
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風花 5




「でもホント、どうにかしないとこの微妙な状態のまま離れ離れよ?それが何を意味するのかわかる?」


「意味するものって…」


「さよならよ。」

香織はいつに無く真剣な表情だ。


「何の約束も無い、はっきり付き合おうとか言葉に出来ない2人に遠距離恋愛が成り立つとでも?」


反論出来ない…。

香織の言ってることは正論だ。

恐らく今の宙ぶらりんの私達に遠距離恋愛が成り立つとは思えない。


「どうにかって、どうしたら…?」


「勉強の邪魔はしたくない。自分にも受験勉強がある。でも向き合わないといけないのは間違いない。ここから先は美和と一ノ瀬くんにしかわからないんじゃない?」


美和にはこの先の未来、一ノ瀬とどうしたいのか、見えなかった。

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