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初恋  作者: 藍沢 咲良
82/142

風花 4




「いや良くないでしょ」


「香織、ほんとバッサリと…」


「このままで良いかどうかって言われたら良くないって答えるのが当たり前でしょ。ほぼ付き合ってるのに。」


「やっぱり?」

美和は苦笑いしかできない。


「離れ離れが確定。でも思い合ってるのは明らか。美和達、もう時間は残り少ないんだよ?」


「でも…」


「でも何よ?」


「邪魔したくなくて…。」


「何の?」


「勉強の。結構な難関大受けるみたいで。」


「どこ受けるのよ?」


「早慶上智、三つとも赤本持ってた…」


「マジか…。あのチャラい見た目でか。」


「見た目チャラくても、性格はしっかりしてるよ?」


「はいはい、惚気はいらないから。」


「惚気てなんか…」


「いや惚気てるから。ご馳走様ですわ。」

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