表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
8/142

始まり 7

電車に一緒に乗ったはいいけど…。


そんなに会話が弾むわけでもなく。



むしろ、まともに会話したの、今日が初めてなわけで…。


ぎこちない空気が続く。



車窓に映る美和のセーラー服と一ノ瀬の学ランをぼうっと見ていたところで美和の降りる駅のアナウンスが流れる。



「私、ここで乗り換えだから…」


「…ああ、また…。」





駅の通路を歩く。


ご帰宅ラッシュを過ぎた時間だ。




悪い人、ではないんだろうなあ…。


ただ、派手な雰囲気が近寄り難い。


構えてしまうのが正直なところ。




人がまばらな駅のホームで、美和は一ノ瀬とのぎこちない会話を思った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ