表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
77/142

月光 11



予備校の建物から外に出ると、風が吹いた。


「もう、結構涼しいね。」


「すぐ秋だな。半袖はそろそろ寒いね。」


車通りは少なく、月明かりが美和と一ノ瀬を照らしていた。


「矢崎さんが受けるの、地元だけ?」


「うん…弟いるからね…」


「そっか…」


「一ノ瀬くんは、関東だけ?他の地方は受けないの?」


「高校卒業したら東京住みが確定したんだ。」


「今住んでる所は?」


「家族みんなで引っ越すんだ。」


「そっか…」


一ノ瀬が足を止める。


美和も足を止める。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ