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初恋  作者: 藍沢 咲良
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月光 9



進路委員の仕事は頻繁にある訳では無い。


たまに職員室に呼ばれて資料を運ぶだけだ。


一回で運べる量だし、ものすごく重いわけでもない。


ただやはり、一ノ瀬がいない日に限って呼ばれることが多い。


わざわざ電話をかけて恨み言を言う程の量でもないので、一ノ瀬は美和が仕事を自分の分までこなしているという事実には気付けないままであった。




放課後、いつものように予備校で講義を受けていた。

今日は香織が取っていない数学の講義だ。


講義が終わり、勉強道具を片付けていると廊下を歩いている一ノ瀬と窓ガラス越しに目が合った。


片付けが終わり講義室を出た美和に一ノ瀬が近づいてきた。

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