表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
74/142

月光 8



一ノ瀬くんの青ペンを借りて、彼のノートの隅に私のスマホの番号とLINEのIDを書いた。


「番号とID、両方あれば何とかなるでしょ。一ノ瀬くんのは?」


「…俺の番号、山西わかる?」


「マジか。自分の番号ぐらい覚えてくれよ。」


「今は余分なことに脳を使いたくなくてさ」


「必要事項でしょ…。山西くん、教えてくれる?」


美和は一ノ瀬の番号を山西から教えてもらって、やっと登録できた。


「じゃあ、一ノ瀬くん、進路委員よろしくね。」


美和はどっと疲れてしまった。



何故だろう?

予備校で二人だけで話してる時と全然違う感じがする…。

もっとしっかりしてたような。

さっきの一ノ瀬くんはただのチャラい人でしかないというか…。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ