表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
71/142

月光 5



「一ノ瀬くん」


寝息が聞こえる。


学校で熟睡とか、した事無いわ。


「一ノ瀬くーん」


「…んん…」


山西と木野がニヤニヤしている。


「ねぇ、一ノ瀬くん、起きないんだけど…」


「一ノ瀬は一回寝たら結構起きないよ?なあ山西。」


「耳元で呼んだら起きるんじゃね?」


「耳元…」


ここ教室だし。みんないるし。


「このタイミングで進路委員のこと言っとかないと一ノ瀬忘れるんじゃね?」


山西が歯を見せて笑いながら言う。


進路委員のこと、忘れられては困る。


でも耳元…。耳元か…。


みんなの前で、やれと…?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ