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初恋  作者: 藍沢 咲良
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月光 1




模擬試験があった。


相変わらずE判定のままだ。


出来ることは全てやっているつもりだ。


睡眠は5時間を切ると気持ち悪くなるから5時間はキープしている。


学校では受験に役立つかどうか際どい授業を受けて、休み時間はおしゃべりして。


予備校行って帰りに香織とご飯食べながら喋って電車乗って帰る。


そんな変わらない日々が続いていた。



私立大の推薦は今ぐらいに話があるらしい。


美和は国立大を志望しているし、私立大は受けても一般だから関係無いものと思っていた。


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