表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
65/142

色なき風 8




「うーーん…」

渋い顔の香織は考え込んだ。


(それどうなの?チューしといて放置するってそれは美和を任せて大丈夫な人なん?)


「私は…」

迷いながら香織は告げる。

「あんまり良くないと思う…。その人…。」


「なんで?」

きっと香織は手放しで喜んでくれると思っていた。


美和は喜んで欲しかったのだ。

祝福されたかった。


「キスだけしておいて、その後連絡も何も無いんでしょ?」


「うん…。でもそもそも、私、一ノ瀬くんの連絡先知らないし…。」


「LINEのIDも?」


「うん…。」


「うーーん…。」


香織は唸って黙り込んでしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ