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初恋  作者: 藍沢 咲良
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始まり 4


「美和。今日早いじゃん。講義まで結構時間あるよね?」


ブレザーにミニスカートのN高の制服がよく似合う美少女。

香織は中学からの親友だ。


「部活の自主練早めに終わらせてやったわ…」


遠い目をする私。


「またあの人達?」


「本当興味無いのにね。向こうは放っておいてくれないっていう…。予備校の日で本当良かったわ…」



美和は弓道部に所属している。

市大会は近いが、テスト前だから部活は無い。

それでも毎日弓に触っていないと腕が落ちるから自主練は欠かせない。


だが…


「神聖な弓道場でネチネチいびるとかイチャつくとか本当やめて欲しい…」



弓道部には、カップルが2組いる。

平和的な安定カップルの鈴木くんと平田さん。


「自分と目が合う=惚れられた」と思い込む彼氏、大村くんと万年情緒不安定の藤田さん。


人呼んで、メンヘラカップル。



私の自主練のタイミングと大村くんのタイミングがたまたま合ってしまい。


そのまま気にしないで自主練してたら藤田さんとその取り巻きに呼び出され。



大村くんに対し、私が如何に興味が無いか熱く語ったのだが。


寧ろそれが腹立たしかったようで。


それ以来、自主練の邪魔をされることが増えたのだ。


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