表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
4/142

始まり 3

全員の自己紹介が終わる。



「運命…?」



茶髪くんがぼそっと呟く。




そうか、運命ですか…。



運命の相手でもいましたか、平和ですねぇ。



ていうか、授業中ですけど。



今の、クラスの大部分が聞いてたよな。



一ノ瀬くん…。



茶髪の、チャラい長身の人。



派手だけど、心の声、結構大きいのね。







今年は高校3年生。


S高の文理分けは3年生からで。


もう今年は物理や化学とはおさらばで。


文系クラス最高。



選択授業は古典にした。


志望校は教育大の国語専攻。


学校の先生になりたいって熱望しているわけじゃない。


ただ、女が働くには制度が整ってるし。


心理学もやってみたかった。


手に職持ってれば困る事は無さそう。


他に興味があるわけでもない私は。


母に勧められるがまま、教育大を目指して受験勉強をしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ